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2007年8月27日月曜日

盲腸線の旅(第22回)~阪神西大阪線・千鳥橋駅

阪神・西大阪線・千鳥橋駅ホーム(2006年8月20日) 

今回は阪神西大阪線の千鳥橋駅です。千鳥橋駅は2面2線の相対式ホームの高架駅です。千鳥橋駅は建設時には待避線を設け、2面4線とする構想がありました。千鳥橋駅ホーム側壁と上屋が緩やかなカーブを描いているとともに、上屋の柱の位置がホームの端ではなく、中央にあるのはその名残ともいえます。また、西九条側の高架橋には分岐が設置できるように、扇形に幅が拡がったかたちをしているのもその名残です。
次回は西大阪線の終点である西九条駅の予定です。

2007年8月21日火曜日

盲腸線の旅(第21回)~阪神西大阪線・伝法駅

阪神・西大阪線・伝法駅・ホーム(2006年8月20日)

今回は阪神西大阪線の伝法駅です。伝法駅は2面2線の相対式ホームの盛土高架駅です。


阪神・西大阪線・伝法駅・駅舎(2006年8月20日)

伝法駅の駅舎も昔の雰囲気を感じさせる駅舎となっています。
次回は千鳥橋駅の予定です。

2007年8月19日日曜日

馬インフルエンザで競馬中止

8月18日、19日の競馬が36年ぶりに流行した馬インフルエンザにより開催中止となりました。
競馬新聞は発行中止、競馬チャンネル・番組も過去のレース等のVTRものに切り替える等、関係者にはおそらく慌ただしい週末となっていたと思います。
早く、馬インフルエンザが治まり、無事に競馬が開催されるようになればよいですね。

2007年8月16日木曜日

盲腸線の旅(第20回)~阪神西大阪線・福駅

阪神・西大阪線・福駅ホーム(2007年8月15日)

今回は阪神西大阪線の福駅です。福駅は2面2線の相対式ホームの地上駅です。


阪神・西大阪線・福駅改札口(2006年8月20日)

尼崎方面ホーム及び西九条方面ホームの両方に改札口があるのが特徴で、このような構造をもつ駅は阪神電鉄の中では、福駅以外では阪神本線の武庫川駅のみとなっています。
次回は伝法駅の予定です。

2007年8月14日火曜日

南海線で2扉車に乗る

南海・2000系・和歌山市駅(2007年8月13日)

南海線のダイヤ改正が2007年8月11日に行われた後、初めて2扉車に乗ることになりました。まさか、徳島からの帰りの和歌山市駅でこの2扉車の乗ろうとは…。乗り心地も悪くなく、昼の普通車として、運用するのであれば、そんなに混雑することもないので、良いと思います。でも、何か私の中でひっかかるものがあるなあ~!

2007年8月13日月曜日

四国疾走・特急3連発

四国疾走・特急3連発~松山駅

久しぶりの旅日記として、「四国疾走・特急3連発」とお送りします。さて、8月12日に「しゅらくの日本全国路面電車の旅」の取材のため訪れた松山から、両親のいる徳島まで、特急3つを乗り継いで行くこととなりました。


四国疾走・特急3連発~切符

今回は、松山から多度津まで特急しおかぜ22号、多度津から高松まで特急いしづち22号、高松から徳島まで特急うずしお19号で行くこととしました。いずれも4分の乗換となっているため、スムーズな乗換が期待できます。なお、お盆期間中のため、特急しおかぜと特急いしづちは併結されておらず、多度津での乗換となっています。ただ、残念なことにうずしお19号の指定券のみが予約することができず、自由席に乗ることとなりました。
「高松と徳島の間は帰省客で一杯なんやろか?」


四国疾走・特急3連発~しおかぜ

さて、しおかぜ22号に乗ることになりましたが、なんとバイキンマン列車が使用されていました。ぎりぎりで松山駅に入ったため、急いで駅弁を購入し、乗ることとしました。松山から多度津まで2時間の旅なので、駅弁を食べた後、気動車のエンジン音を聞きながら、ゆっくりと眠らせて頂きました。
観音寺駅あたりで目を覚まして、時間を見てみると、なんと5分ほど列車が遅れていました。「特急いしづちは連絡はするはずだろうから、遅れても待っていると思うけど、高松の特急うずしおは待ってくれるかなあ~。」
早くも暗雲立ちこめるこの企画、どうなることやら。


四国疾走・特急3連発~いしづち

多度津にはやはり5分遅れで到着しましたが、特急いしづちはしっかりと待機していました。とにかく、指定券を買っているため、急いで乗車しました。この特急いしづちは電車なので、静かでしたが、高松での接続のことを思うと、おちおち眠ることができません。
やはり、5分程度遅れたまま、特急いしづちは高松駅に到着しました。さて、うずしおは待っているか?


四国疾走・特急3連発~うずしお(イメージ)

幸いなことに、特急うずしおは出発時刻を遅らせた上で、特急いしづちの到着を待っていました。ただし、乗換時間はほとんどありません。ダッシュでいしづちからうずしおに乗り換えました。なお、切羽詰まる乗換のため、このときの特急うずしおの写真がありませんので、2003年11月2日に撮影した特急うずしおをイメージ映像として、掲載します。
中に入ってみるとやはり予想通り、自由席は満席でとても座ることができる状況ではありませんでした。そこで、自由席が空くのをデッキで待機することにしました。
ただし、不思議なことに特急うずしおの車内には浴衣姿の人間が多くいたとともに、途中駅から乗り込む客もなぜか浴衣姿が多いのが印象的でした。
「何かイベントでもあるのかなあ~。やたら、浴衣姿の人間が多いけど。」


四国疾走・特急3連発~うずしお・到着

途中、ようやく自由席に座れ、ゆったりすることができ、無事、徳島駅に到着しました。およそ4時間の長旅となりました。めでたしめでたし。
(おまけ)
ところで、徳島駅に到着して、びっくり。普段はそれほど賑わっていない徳島駅が大勢の人で賑わっているではないですか。しかも、浴衣姿がやたら多いし、18時になったとたん、花火が上がるし、「いったい何が起こってるねん。」


四国疾走・特急3連発~徳島駅前

駅の外に出て初めてわかりました。8月12日は阿波踊りの初日で、18時の花火は阿波踊り大会の開始の合図だったわけです。
「そうか、阿波踊りか。この時期やったわ、阿波踊り。すっかり忘れてたわ。」
浴衣姿の人々はこの阿波踊りを見にきた人たちだったわけです。それを知ったとき、やや敗北感を感じました。岸和田のだんじり祭りのことを忘れ、だんじり祭り当日に岸和田駅から降り、地車を見て、「あれはいったい何や!」と言っているようなものですからね。


四国疾走・特急3連発~阿波踊り

というわけで、すでに駅前でも阿波踊りを踊り始めている人がいました。
まあ、「踊る阿呆に、見る阿呆。同じ阿呆なら踊らな、損損。」という言葉ですが、昔はあまり理解できなかったんですが、今は何となく理解できます。踊ってみると、結構楽しいもので、こういうものは見るものではなく、やるものだなと。
私の場合は阿波踊りではありませんけどね。
「アル晴レタ日ノ事、魔法以上の……」
次回の旅日記はまたまた未定です。

2007年8月11日土曜日

盲腸線の旅(第19回)~阪神西大阪線・出来島駅

阪神・西大阪線・出来島駅ホーム(2006年8月20日)

今回は阪神西大阪線の出来島駅です。出来島駅は2面2線の相対式ホームの高架駅です。駅ホームは阪神本線にも負けないくらいの立派なものとなっています。すぐ近くには神崎川が流れています。
次回は福駅の予定です。

2007年8月7日火曜日

盲腸線の旅(第18回)~阪神西大阪線・大物駅

阪神・西大阪線・大物駅・西大阪線ホーム(2007年8月5日)

今回は阪神西大阪線の大物駅です。大物駅は3面4線のホームであり、外側に2つの相対式ホームと中央の島式ホームで構成されている高架駅です。ここで、西大阪線は阪神本線と分岐します。上の写真は西大阪線のホームです。


阪神・西大阪線・大物駅・阪神本線ホーム(2007年8月5日)


こちらは阪神本線のホームです。阪神本線の大物駅ホームはややカーブしています。
次回は出来島駅の予定です。

2007年8月5日日曜日

盲腸線の旅(第17回)~阪神西大阪線・尼崎駅

今回は阪神西大阪線の起点の尼崎駅です。
この西大阪線を盲腸線に含めるかは論議のあるところだと思います。
  • 1965年(昭和40年)9月~1974年(昭和49年)11月まで、西大阪線・阪神本線直通の「西大阪特急」が運転されていたこと
  • 西大阪線の路線距離が6.3kmであること(一応の目安とした5kmを超えている。)
  • 2009年春に完成予定の西九条駅~近鉄難波駅間が開通されると、阪神本線・三宮駅から阪神西大阪線・近鉄難波線を経て、近鉄奈良線・近鉄奈良駅の運転が行われ、阪神本線への直通が復活すること及び近鉄線への相互乗り入れが行われること
しかし、次の点で西大阪線を盲腸線に入れることとします。
  • 「西大阪特急」の運用が終了した後、西大阪線内の線内折り返し普通電車のみの運用となり、阪神本線への直通運転がないこと
  • 尼崎駅~大物駅間(0.9km)は阪神本線及び阪神西大阪線が重複している区間であり、分岐する大物駅~西九条駅間の路線距離が5.4kmであり、一応5km程度であること(ちょっと無理があるなあ~
  • 執筆時(2007年夏現在)の状況では西九条駅~近鉄難波駅はまだ未完成であること(それに今を逃すと、盲腸線として扱えないじゃないですか。ほんと強引
もともと、西大阪線は阪神間の高速新線の一部として作られたものです。西大阪線の駅は尼崎駅、大物駅、出来島駅、福駅、伝法駅、千鳥橋駅及び西九条駅の7駅です。


阪神・西大阪線・尼崎駅・駅前広場側(2007年8月5日) 

尼崎駅は阪神本線との接続駅となっています。駅の北側にある駅前広場(尼崎中央公園)は2003年及び2005年の阪神タイガース優勝当日、群衆が集まり、お祭り騒ぎになっている様子がTV中継されていました。


阪神・西大阪線・尼崎駅・西大阪線4番線(2007年8月5日) 

現在(2007年8月)、尼崎駅は島式ホーム3面5線となっており、西大阪線は4番線から発着しています。


阪神・西大阪線・尼崎駅・4番5番線(2007年8月5日)

隣の5番線には阪神本線の三宮方面普通電車が停車し、同一ホームで西大阪線と乗り換えできるようになっています。また、5番線はホームに挟まれており、阪神本線・普通電車は両側の扉を開き、6番線の阪神本線・三宮方面優等電車からの降車客が5番線の普通電車を経由し、4番線の西大阪線電車に同一平面上で乗り換えることができるようになっています。


阪神・西大阪線・尼崎駅・3番線予定(2007年8月5日)

現在2番線と3番線のホームは工事中であり、このホームが完成すると、尼崎駅は島式4面6線のホームとなり、西大阪線延伸完成後には1番線・2番線が阪神本線・梅田方面ホーム、3番線が阪神西大阪線・近鉄難波方面ホーム、4番線が阪神西大阪線・三宮方面ホーム及び5番線・6番線が阪神本線・三宮方面ホームの構成となります。
次回は大物駅の予定です。

2007年8月1日水曜日

盲腸線の旅(第16回)~阪神武庫川線・武庫川団地前駅

今回は阪神武庫川線の終点駅の武庫川団地前駅です。この武庫川団地前駅は1984年(昭和59年)に武庫川線に延長されたときに終点となりました。
なお、武庫川線開業時の終点である洲先駅はほぼ武庫川団地前駅の位置にありましたが、1948年(昭和23年)の運転再開時に洲先駅のほぼ現在の位置に移動しました。武庫川線は旧線路敷にそって延長されました。

阪神・武庫川線・武庫川団地前駅駅舎(2007年7月28日)

武庫川団地前駅は自動券売機、自動精算機及び自動改札機を備え、駅舎、待合室もありますが、基本的に無人駅となっています。


阪神・武庫川線・武庫川団地前駅ホーム(2007年7月28日)

武庫川団地前駅は相対式ホーム2面2線となっていますが、実際には駅舎のある東側のホームしか使用していないので、実質単式ホーム1面1線となっています。
今回で阪神武庫川線は終了です。
次回は阪神西大阪線・尼崎駅を予定しています。