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2014年12月31日水曜日

2014年を振り返って

2014年もあとわずかとなりました。
2014年年頭に抱負を検証してみます。

  • 今年は少なくとも1ヶ月に2回程度は更新していきたいと思います。
    → 40件以上更新したので、平均すると達成していますが、各月を見てみると、後半の更新がうまくいっていません。
    まだ、黄金週間編が完了していないので、達成度は50%というところでしょうか。
    (昨年同様、8月末に転居をしていることと、青島へ出張していることが大きいと思います。)
  • 公共交通機関とレンタカーを駆使し、あまり行ったことがないところに行きたいと思います。
    → こちらはしまなみ海道を通ったり、道東地方を訪問しており、十分に達成したと思います。また、岐阜600V線区の廃線跡も訪問できました。
  • 新阪堺サイトの復活を行いたいと思います。
    → こちらは準備はできたものの、最終調整に手間取っているというところです。80%の達成度です。
  • YouTubeのShrike's Channelにおいて、2009年から2010年にかけて行った全国併用軌道巡りの動画をアップすること。
    → こちらは全く進んでいません。達成度は0%です。
ということで、来年に向けて頑張って行きたいと思います。



せめて日本の大晦日らしく

久しぶりにゆっくりとできる年末年始なので、ここは日本の大晦日らしく過ごしたいと思います。

大晦日といえば、紅白歌合戦です。久しぶりにNHK総合テレビで紅白歌合戦をじっくりと見ています。東京MXテレビを見ても良かったのですが、それでは単なるオタクな大晦日となるので、今回は止めました。

いつもであれば、弟のどりあんが年越しそばを作ってくれるのですが、どりあんはここにはいないので、自分で作ります。海老天は購入できず、作るのも面倒なので、諦めました。そのかわりにきつねと卵にしました。きつねは豆腐から薄揚げを作るところから始めましたが、薄揚げというよりは薄い厚揚げにようになってしまいました。
ともあれ、年越しそばも食べ、ようやく2014年を終えることができるのではないかと思います。

2014年12月28日日曜日

有馬記念の結果

さて、有馬記念が終了しました。

1着 4番 ジェンティルドンナ
2着 6番 トゥザワールド
3着 14番 ゴールドシップ

1着しか当てることができませんでした。単勝なら良かったということですね。

そういえば、「せやねん!」でトミーズ雅さんが有馬記念の4番人気の単勝を購入するって言ってましたね。大当たりですね。単勝870円なので、掛け金の8.7倍の配当です。いや~、景気のいい話ですね。

有馬記念です。

今年もあと僅かですね。
テレビを見ると、2014年に起こった出来事を振り返る企画が放映されています。

先ほど見た「たかじんのそこまで言って委員会」も2014年に関する8つの話題についてパネリストが色々と意見を交わしていました。中国と韓国の話題が出ると、私の今いる場所がいる場所なので、少しヒヤヒヤしていましたが。

さて、今回は久しぶりに競馬のネタです。今日は中山競馬場で有馬記念が開催されます。G1馬が10頭出走する、豪華な有馬記念となりました。
また、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督も観戦するようで、登場の際にはスタンドから歓声が大きく上がりました。
とりあえず、4,7→4,7,13,15→4,7,13,15の3連単フォーメーションで購入すれば、私は良いかなと考えています。まあ、私はG1は全く得意ではないので、あまり期待しないでください。

2014年も今日も含め、あと4日になりました。少なくとも黄金週間の記事は書き上げたいと思います。

2014年12月11日木曜日

気まぐれに百人一首の一首を詠んでみる。

瀬をはやみ岩にせかかる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ

崇徳院の一首でした。

2014年11月21日金曜日

2014年黄金週間・5/5ホエールウォッチング編

(○:出発地、☆:宿泊地)
5/5の行程は北見市から網走市へ向かい、網走市で2つイベントをこなし、サロマ湖沿岸を経由しながら、一気に札幌へ向かうという強行軍となります。距離にして約400kmなので、東京から大阪、神戸あたりまでの距離と同じです。
ここでは5/5のドライブルートのA地点からB地点までの行程を述べます。

では5/4の宿泊地であった北見市(A地点)を出発します。網走での最初のイベントの時間に合わせるため、朝の6時出発です。国道39号線を通り、網走市に向かいます。ただし、途中で北海道道104号線、国道238号線のバイパスルートを通ります。

目的地は網走川河口部にある道の駅「流氷街道網走」(B地点)です。この道の駅の網走川に「あばしりネイチャークルーズ」の船が停泊しており、これに乗船したくてやってきました。この「あばしりネイチャークルーズ」ではオホーツク海のイルカやクジラ、あるいはウミドリをほぼ観察できます。「ほぼ」というのは100%ではないからですが、私が乗船した時は観察することができました。

詳細は下記URLを参考にしてください。

予約はしていませんでしたが、集合時間である8:15までに上記場所で待っていると、乗船できるとのことなので、道の駅内で料金を支払いました。

では、この船に乗って、オホーツク海へホエールウォッチングに向かいます。

この網走川から網走港に入り、更にオホーツク海に出ていきます。5月ですが、オホーツク海上を吹く風はまだ冷たいです。

オホーツク海の沖合まで出ると、イルカ・クジラが頻繁に顔を出すようになり、またベテラン船長が見やすいように操船してくれるとともに、顔を出すと予想される方向を正確に示してくれるため、十分に満喫しました。また、イルカやクジラばかりでなく、山頂が白く覆われている羅臼岳をはじめとする知床半島の山々がまた素晴らしかったです。

あっという間の3時間弱のクルーズが終わり、道の駅で海鮮丼を食べた後、次のイベントの場所に向かいました。網走といえば、あそこ(C地点)です。

2014年11月17日月曜日

2014年黄金週間・5/4摩周湖・屈斜路湖編

今回はドライブルートのE地点から宿泊地であるJ地点までが対象となります。では、E地点以後について述べます。
E地点以後の国道241号線はかなり曲がりくねった道が続いており、車を運転するのが好きな人にとっては運転しがいのある道でした。

弟子屈町の中心部を通りぬけ、北海道道52号線に入ります。上り勾配のある道を登り終えてしばらくの場所に摩周湖第1展望台があります。
摩周湖は日本一の透明度をもつ湖であり、世界でも第2位の透明度を持っています。(世界一はロシアのバイカル湖)。摩周湖はその水深の深さによる水の青さと湖岸のほとんどが断崖絶壁となっているため、独特な雰囲気をもった湖です。
摩周湖第1展望台以外に摩周湖第3展望台(第2展望台は閉鎖)及び裏摩周展望台がありますが、時間がないので、北海道道52号に沿って、川湯温泉に向かいます。
川湯温泉の途中にはアトサヌプリ(別名、硫黄山)がありますが、今回は通過します。ちなみにアトサヌプリとはアイヌ語で「裸の山」ということで、文字通り草木は生えていませんでした。

川湯温泉の泉質は低張性酸性高温泉(酸性明ばん緑ばん泉)であり、緑ばんこと、硫酸鉄(II)が青緑色をしているため、湯の色が緑色をしています。

川に温泉が流れ込んでいるため、川からは湯気が出ています。また、川湯温泉は強酸性硫化水素を含んでいるため、ほのかに香る硫化水素の匂いがし、また、強酸性(pH1.6~1.9)なので、川の水は酸性に偏っています。
日没までに屈斜路湖に行きたかったので、すぐに出発します。

湖岸を掘ると湯が湧き出すことで有名な屈斜路湖畔の「砂湯」にやって来ました。写真では日本最大の湖中島である中島が見えています。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖であり、世界でも第2位の大きさを持ちます(世界最大はインドネシアのトバ湖)。屈斜路湖のある屈斜路カルデラは九州・阿蘇山のある阿蘇カルデラも大きい、日本最大のものであり、周囲には火山が存在します。

砂湯を離れた後、日没をむかえ、屈斜路湖畔の国道243号線を走り、美幌峠を越え、北海道道122号線を進み、2日目の宿泊地、北見市に到着しました。
北見市ではジンギスカンを食べ、北海道気分を満喫しました。

2014年11月16日日曜日

2014年黄金週間・5/4阿寒湖編

今回はドライブルートのC地点からE地点、阿寒湖温泉の徒歩ルート及び阿寒湖観光汽船の航路が対象となります。では、C地点の釧路市丹頂鶴自然公園を出発します。
このまま、国道240号線を道なりに進んでいきます。

途中、道の駅・阿寒丹頂の里に立ち寄り、エゾシカの大和煮等を購入しました。阿寒湖はまだまだ先にあります。

1時間半ほどかけて、阿寒湖に到着しました。最初はどこに車を止めていいかわかりませんでしたが、国道240号線沿いに駐車場があり、そこに駐めることにしました。
まず、温泉に入るため、まりも湯さんに入りました。泉質は単純泉で、湯船の温泉の温度は高くなっていました。長時間の運転で疲れた体にはちょうど良かったです。

さて、温泉に入った後、阿寒湖の遊覧観光をすべく、阿寒観光汽船の遊覧船・ましゅう丸に乗船し、周囲の風景とまりもを観察しに行くこととしました。

この遊覧船は阿寒湖をほぼ一回りするものとなっています。なお、湖の氷がなくなったのは4月とのことなので、船上に流れる空気は冷たいです。ちなみに、上の写真は雄阿寒岳です。

続いて左側の冠雪している山が雌阿寒岳です。雄阿寒岳、雌阿寒岳いずれも活火山です。

阿寒湖の細く入り組んだ場所に阿寒川に流れ出す滝口まで、遊覧船は向かいます。この滝口は雄阿寒岳の登山口となっているようで、夏にはここから登山する人がよく通るとのことです。

滝口の後はマリモ展示観察センターのあるチュウルイ島に船を接岸させて、上陸します。阿寒湖の向こう側に見える雌阿寒岳がはっきりと見えます。ちなみに、湖の中の島に上陸するのは浜名湖の弁天島以来となります。陸上から行く手段がない島としては初めてです。

マリモ展示観察センターを見学し、マリモの誕生から最期まで見ることができました。

チュウルイ島を離れ、再び阿寒湖温泉街に戻った後、AQUAで次の目的地、摩周湖・屈斜路湖を国道241号線に沿って目指します。その途中にある双岳台(E地点)とよばれる展望場所に立ち寄り、雄阿寒岳と雌阿寒岳(写真では雄阿寒岳しか見えませんが、)を見た後、AQUAの運転を続けます。

2014年11月15日土曜日

2014年黄金週間・5/4/釧路湿原・丹頂鶴自然公園編

 
A地点:出発地、J地点:5/4最終目的地)
5/4となり、いよいよ釧路(A地点)から北見(J地点)にかけ、道東地方を旅することになります。
今回の記事の対象は釧路市中心部周辺のA地点からC地点となります。

ホテル横には釧路グレース教会があります。場所は釧路駅前になり、駅前に教会は珍しいと思い、撮影しました。

教会を通り過ぎた後、釧路・和商市場にて釧路土産を購入しました。ホテルで朝食を目一杯食べていたこともあり、海鮮丼等は今回は断腸の思いで断念しました。
和商市場では、カニ、イクラ、鯨肉といったものを購入し、クール宅急便で送付することとしました。

今回はハイブリッドカーのAQUAを運転することも目的の一つです。ナイフ使いの某委員長キャラの痛車にするにはもってこいのロイヤルブルーが映えるいい車を借りることができました。

釧路市内から結構な時間をかけて、釧路湿原国立公園の細岡展望台(地図上のB地点)にやってきました。展望台近くまで来ると、狭い砂利道となり、行き違いや車のことが心配になりました。

その細岡展望台より釧路湿原を望んだのですが、湿原の雰囲気はあまり感じられませんでした。やはりここは初夏に来るのが良さそうです。ただ、自然のままの状態が残されており、三日月湖等を見ることができたのはやはり良かったと感じています。

細岡展望台を離れ、釧路空港近くにある釧路市丹頂鶴自然公園(地図上のC地点)に向かいました。結構な距離があるので、車でも時間がかかりますが、5/4の最終目的地の北見市のことを考えると、まだ序の口です。

釧路市丹頂鶴自然公園では丹頂鶴に関する展示がありました。この骨の標本をみると、鳥がやはり恐竜の子孫といってもおかしくないという感じがします。

この丹頂鶴自然公園には生きている丹頂鶴も多くいます。
丹頂鶴といえば、JALのシンボルマークで有名ですね。ANA派の私ですが、JALのマークは丹頂鶴をモチーフとしたものが合っていると思います。
本当に余談ですが、重機のクレーンが鶴と同じく英語がcraneなのは重機の形状が鶴に似ていることから付けられたものです。
ということで、丹頂鶴自然公園を離れ、阿寒湖へ向かいます。

2014年6月8日日曜日

2014年黄金週間・5/3編

(○:出発地、☆:目的地)
さて、年末年始の旅から4か月が経過し、いつものようにゴールデンウィークがやってきました。しかしながら、前半は飛び石連休となったので、4/26及び4/27は私のウェブサイトである「しゅらくリポート」を復活させるべく、Wordpressと格闘しておりました。久しぶりに岐阜600V線区の記事を見、懐かしく感じていました。4/28及び4/30、5/1及び5/2は当然のごとく、仕事をしていました。4/29は完全に寝ていました。とほほ。
ということで、5/3から始めたいと思います。とはいえ、昼間では部屋の片づけをしていたので、昼以降の話となります。

2014年6月4日水曜日

変な天候ですね。

昨日の天候、特に気温については変でしたね。本州四国九州よりも北海道の方が気温が高いとは。北見市では猛暑日となり、最高気温が37.2℃に達していたようで驚きです。
これからゴールデンウイークの北海道旅行について、記事をアップする予定ですが、私が宿泊した5/4の夜の北見市はとても寒く、防寒着がないと外を歩けませんでした。(5/5の午前3時で気温1.3℃です。)
更に、気象庁の過去の北見市の気象データを調べてみると、5/22の最高気温6.3℃、最低気温1.8℃、5/23の最高気温9.7℃、最低気温1.2℃となっており、大阪の冬の気候から、いきなり大阪の真夏の気候になったという感じです。さすがにこの気温は長続きしないようですが、何か変な気候ですね。

2014年5月31日土曜日

年末年始旅行(2013~2014年)(29)・東京帰還・JAL搭乗編


(出発地:○、目的地:☆)
では、鹿児島中央駅から鹿児島空港、羽田空港へ向かいます。

鹿児島空港に到着しました。展望デッキで待機している飛行機を見ました。

こちらが搭乗するJAL1868便です。
今回はJALに乗ることになったのですが、決済に使用したのが、ANAカードだったので、自動チェックイン機でチェックインし、搭乗券を確保してから、荷物を預け、搭乗します。

鹿児島空港を発ち、宮崎市沖を飛んでいます。

九州を離れ、足摺岬沖を通過しています。(写真ではよくわかりませんが。)

それほど時間を経ずに室戸岬沖にさしかかりました。

四国を去り、いよいよ本州沖になりました。こちらは紀伊半島の南端にあたる潮岬です。

しばらく陸地が見えなかったのですが、陸地が見えたと思うと、伊豆大島でした。あと少しで、羽田空港です。
羽田空港に到着し、京急線とJR線を乗り継ぎ、ようやく自宅にたどり着きました。

今回は8泊9日という今まで最長の旅行となりました。この年末年始旅行の記事も概要編を含め、全29回という長編となり、5月まで記事アップに時間がかかりました。
しかも、この旅行で使用した交通機関は、新幹線、在来線(JR、民鉄)、路面電車、自動車、船舶及び航空機と陸海空の交通機関をフルに使用し(さすがに、潜水艦はありませんが)、非常に満喫しました。
最後の飛行機については、9日間かけて進んできた旅程を1時間半で戻ったことで、一気に現実に戻された感じを持ち、少し憂鬱な感じを受けました。

なお、次回からは2014年黄金週間編を始めます。

年末年始旅行(2013~2014年)(28)鹿児島軌道・鹿児島市電編その2

(出発地:○、目的地:☆)
最終日の1/5になりました。1/4に撮影し損ねた2系統鹿児島駅前から郡元までの後面眺望を撮影します。

鹿児島駅前電停に向かいました。今回は3つの車両のうち、右の1014号に乗車します。

 鹿児島駅前電停を出発しました。鹿児島駅前電停に向かうユートラムと入れ違いました。
鹿児島の中心繁華街の天文館通電停を出発したところです。後ろには1系統の谷山行きが見えています。
鹿児島中央駅前、たばこ産業前を過ぎました。このたばこ産業前は電停名どおり写真の右側に日本たばこ産業鹿児島工場があったのですが、2005年3月に閉鎖されました。

(2005年12月3日、たばこ産業前電停にて撮影)
工場閉鎖後もしばらくJTのロゴを掲示した事務所が残っていましたが、今回の訪問ではなくなっていました。

この工場跡地には鹿児島市立病院や鹿児島市交通局の市電車庫が新築移転する予定であり、神田(しんでん)電停からの後面眺望から右側に建築中の鹿児島市立病院と新市電車庫に向かう引き込み線が見えています。

今回は無事に郡元電停まで撮影することができました。

では郡元電停で降り、鹿児島空港にむかうため、鹿児島中央駅前まで戻ります。

あわただしい朝となりましたが、無事予定が終了しました。いよいよ鹿児島中央駅から鹿児島空港、そして東京に戻ります。

2014年5月29日木曜日

年末年始旅行(2013~2014年)(27)鹿児島観光・桜島周回編


(○:出発地、☆:目的地)
では、レンタカーに乗り、桜島を1周することにします。前回、行かなかった南半分から先に行き、反時計回りに進みます。

まずは桜島に行くには、フェリーに乗らなければなりません。ということで、鹿児島港の桜島フェリーターミナルに向かいます。

2014年5月22日木曜日

年末年始旅行(2013~2014年)(26)鹿児島軌道・鹿児島市電編その1

(○:出発点、☆:目的地)

1/4になりました。この日はまず鹿児島市電の前面眺望をとることを目的とします。

高見馬場電停からまず、鹿児島駅前電停に向かいました。鹿児島駅前電停から谷山電停までの前面眺望を撮ろうとしましたが、うまくいかないので、後面眺望に切り替えます。

谷山電停に到着しました。ここから改めて後面眺望を撮ります。

谷山電停を出発しました。谷山~(交通局前経由)~鹿児島駅前~(交通局前経由)~谷山の1系統往復から始めます。

谷山電停から涙橋電停までは新設軌道いわゆる専用軌道が続きます。

交通局前電停から武之橋電停の間には鹿児島市電の車庫(右側)があります。たくさんの電車が留置されていました。なお、鹿児島市電の併用軌道は芝生軌道となっています。

高見馬場まで戻ってきました。天文館通電停を経由し、鹿児島駅前電停まで戻ります。

鹿児島駅前電停に戻りました。再び谷山電停に向かい、後面眺望撮影を続けます。

鹿児島の繁華街である天文館通電停です。このまま谷山電停まで進みます。

谷山電停に到着し、1系統の撮影が終わったので、郡元電停に向かい、2系統の撮影をしようと思いますが、その前に二軒茶屋に立ち寄りました。
二軒茶屋に到着すると、奥にあるJR指宿枕崎線(以下、JR線)に以前なかった踏切が設置されていました。しかも、自動踏切警報機と自動遮断機付きです。また、手前の鹿児島市電の踏切にも自動踏切警報機と自動遮断機が追加されていました。
この2つの踏切は2010年3月18日より使用されたとのことです。

 (2007年10月27日、二軒茶屋電停にて撮影)
こちらは2つの踏切が設置される前の状況です。JR線には踏切はなく、鹿児島市電には踏切があるように見えますが、鹿児島市交通局が設置したものではありません。このため、自動踏切警報機と自動遮断機がありませんでした。なお、JR線と鹿児島市電と平面交差するこの道路は私道(生活道路)だったとのことです。

(2003年9月20日、二軒茶屋電停にて撮影)
JR線側の状況が上の写真ですが、柵で完全に閉鎖されていません。このような鉄道事業者が踏切として設定していない線路を付近住民が勝手に線路を渡る場所のことを「勝手踏切」といいます。この二軒茶屋の勝手踏切については「写真雑記その13~渡らないべきか?注意して渡るべきか?」で記述しています。
このときはJR線の向こう側の日之出町の住民が利便性を考え、危険であるが、勝手踏切として利用しているのでないかと述べました。しかし、JR九州はなぜ閉鎖しないのだろうとも述べていました。

(2007年10月27日、二軒茶屋にて撮影)
色々とググってみると、日之出町町内会では1970年代後半からこの危険な状況を解消するため、国鉄・JRと鹿児島市に陳情を続けていました。しかしながら、なかなか具体化には至っていませんでした。
その理由として、踏切は基本的には認められていないからです。「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」の第39条には「鉄道は、道路(一般公衆の用に供する道をいう。以下同じ。)と平面交差してはならない。」という文言があります。ただし、「新幹線又は新幹線に準ずる速度で運転する鉄道以外の鉄道であって、鉄道及びこれと交差する道路の交通量が少ない場合又は地形上等の理由によりやむを得ない場合は、この限りでない。」とあり、新幹線ほど高速に運転しない鉄道でやむを得ないところでは踏切が認められるとのことです。
そして、そのやむを得ない場合に第40条「踏切道は、踏切道を通行する人及び自動車等(以下「踏切道通行人等」という。)の安全かつ円滑な通行に配慮したものであり、かつ、第62条の踏切保安設備を設けたものでなければならない。」及び第62条「踏切道通行人等及び列車等の運転の安全が図られるよう、踏切道通行人等に列車等の接近を知らせること(しゅらく注:警報機の設置)ができ、かつ、踏切道の通行を遮断すること(しゅらく注:遮断機の設置)ができるものでなければならない。(後略)」に従うことになります。
このため、踏切の解消につながる立体交差事業や踏切の統廃合の場合には許可されることが多いようですが、新たな踏切の設置が許可されることは難しいとのことです。
しかし、2007年7月に3度目の死亡事故があり、それを受け、2007年11月に日之出町町内会の陳情が行われました。そして、鹿児島市が生活道路であった私道を鹿児島市道とし、JR九州及び鹿児島市交通局と協議した上で、2010年3月18日に踏切が設置するに至りました。
二軒茶屋は無事に踏切が設置されましたが、日本には「勝手踏切」が多数あり、JR奈良線でも「勝手踏切」による事故が多発し、こちらは「勝手踏切」を廃止し、完全に閉鎖するようです。


さて、郡元電停に戻りました。ここから2系統の鹿児島中央駅前経由の鹿児島駅前行きに乗車します。なお、写真では9501形ですが、乗車したのはユートラムです。

郡元電停を出発しました。ここから併用軌道に沿って鹿児島中央駅前電停を経由し、鹿児島駅前電停に向かいます。

鹿児島中央駅前電停に到着し、出発しました。この鹿児島中央駅は九州新幹線も来ている鹿児島の玄関駅です。

しばらく進むと、鹿児島中央駅にある観覧車が見えてきます。

市役所前電停付近です。郡元に向かう2系統の電車と鹿児島駅前に向かう1系統の電車が見えています。

鹿児島駅前電停に到着し、再び郡元電停に向かい、後面眺望を撮影しましたが、唐湊電停でバッテリーがあがりました。表示では余裕があったのですが、いきなり止まりました。
次の予定により時間がないので、仕方なく次の工学部前電停で降り、鹿児島中央駅前電停まで鹿児島市電に乗車します。
レンタカーを借り、桜島ドライブに向かいます。