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2007年10月31日水曜日

御福餅、お前もか!

昨日、伊勢土産の御福餅に「先付け」と呼ばれる不正が行われていたということで、三重県と農林水産省の立ち入りが入りました。
御福餅は赤福餅によく似ており、餅の周りにこしあんを包んだいわゆるあんころ餅で、こしあんに3本の筋が入っているのも同じです。(ただし、赤福餅は伊勢神宮の近くを流れる五十鈴川の川の流れを表しているのに対し、御福餅は夫婦岩のある二見浦の波を表しています。)そればかりでなく、その包装もよく似ています。
ちなみに、下記のウェブサイトを参考にしました。http://homepage1.nifty.com/sasapon/index.html 
このため、赤福の不正が発覚し、販売が中止された後に、赤福餅によく似た御福餅の売れ行きが急激に伸びましたが、製造日の翌日を製造日として表示していたいわゆる「先付け」を27年前から御福餅でも行われていたということです。
赤福餅の件でも驚きでしたが、御福餅でも同じようなことが行われていたことは「御福餅、お前もか!」と驚きを通り越して、呆れるしかありません。(今のところ、御福餅には赤福餅のような冷凍保存、売れ残りを再利用といったことは報道されていないようですが。)
あんころ餅は結構各地にあるらしいので、それらを食べるしかないのかもしれません。ちなみに私は堺の「大寺餅」を薦めます。(もちろん、こしあんに3本の筋はありません。)

2007年10月28日日曜日

天然温泉足湯おやっとさあ in 鹿児島空港

鹿児島空港の足湯(2007年10月27日) 

前回のブログでも述べましたが、今週の週末は鹿児島で鹿児島市電の取材です。その鹿児島を訪問する際に、鹿児島空港をほぼ利用していますが、すぐに空港リムジンバスに乗るので、気づかなかったのですが、よくみると、足湯のスペースがあります。
この足湯は「鹿児島空港天然温泉足湯おやっとさあ」と呼ばれており、鹿児島市等へ行く空港リムジンバスの出発までの待ち時間に利用されていることが多いようです。「おやっとさあ」とは「おつかれさま」という意味です。
写真では誰もいないように見えますが、たくさんの人が利用していました。


鹿児島空港の飲泉湯(2007年10月27日) 

足湯スペースの隣には飲泉湯があり、足湯の温泉を飲むこともできます。
飲んでみると、硫黄の臭いがしているため、腐った卵を飲んでいるような(といっても、腐った卵を飲んだことはありませんが。)感じを受けました。あまり美味しくはなかったですが、酸っぱくもなく、刺激のある温泉ではありませんでした。
鹿児島市内へ行くバスも来たので、口直しにお茶を飲み、鹿児島市内で鹿児島ラーメンを食べることを楽しみにしながら、バスに乗ることにしました。
そうそう、飲用の注意事項があるため、 注意してください。
え~っと、「飲用は食後とし、飲用の直後には茶、コーヒーなどを飲まないで下さい。」
って、お茶飲んでもうたし、しかも食前やし。ああ、気のせいか、気分も悪くなっているような気がするし、どないなるんやろ、この旅は。
(結局、何もなく、無事に2日間鹿児島で過ごすことができました。)

2007年10月21日日曜日

色々あったこの土日

この10/20及び10/21は色々とありました。
まず、10/20に母親が(私にとっては)いきなり大阪に来たことです。大阪市内の病院に向かう途中でいきなりメールが携帯電話に入り、「今、船に乗りました。」とのこと。寝耳に水の私は弟に母親の来阪を確認すると、「知っているよ。」とのこと。母親曰く、10/18及び10/19に電話をしたとのことですが、電話をかけたときには不在だったので、私の弟に告げ、私には告げなかったそうです。10/21に家具が搬入されるので、その手伝いにきたとのこと。100%私が大阪にいることを確信できるとはいえ、(事実、家具搬入があるので、大阪にいなければならないのですが、)やや強引な気がします。ちなみに、来週は鹿児島に行くので、来週だったら確実に私に会えません。
次に、堺まつりのパレードが10/21に行われました。パレードについては、「しゅらくの堺ぶらり見聞録・第34回堺まつり開催」を参照願います。


我孫子道3番線より発車(2007年10月21日) 

この堺まつりが行われているため、阪堺線の我孫子道~浜寺駅前が臨時増発となり、6分ごとに電車が来ていました。パレードの途中で、我孫子道へ行き、3番線からの発車の写真を撮影しました。(このとき、グループで行動されていた同業者も見かけました。また、我孫子道の近所のおばちゃんに「今日は撮影会ですか?」という始末でした。㤭Ф
家具搬入があるので、自宅に戻り、母親と一緒に家具搬入を待っていると、家具がやってきました。てっきり、できあがったものを持ち込むだけと思っていましたが、パーツを持ち込み、その場で組み立てたので、1時間ぐらい作業を見学することになりました。


大小路電停・ふとん太鼓と阪堺線(2007年10月21日) 

家具搬入後、再び堺まつりのパレードを見に行きました。ふとん太鼓がちょうど大道筋にさしかかっていたところなので、阪堺線とふとん太鼓を一緒に撮影しました。


いっぱいいる阪堺線電車(2007年10月21日) 

しかし、本当に今日の阪堺線は本数が多く、電車の中から2両3両が見えていました。6分ごとに電車がくれば、かなり便利になると思うのですけどね~。



綾ノ町での少女達(2007年10月21日) 

こうして、綾ノ町電停で降ると、電車の中から、「カメラマンさ~ん。」とかわいい声が聞こえてきました。声のする方を見ると、「写真撮って~。」とかわいい少女達が声をかけてくるではないですか。「はい、チーズ。」とシャッターを切った写真が上の写真です。「ホームページに載せるからね。」と告げてから、彼女たちは電車とともに去っていきました。


河口慧海生家の跡(2007年10月21日) 

話は続行し、「しゅらくの堺ぶらり見聞録」での『「てくてくろーど」を行く』シリーズで取り損ねた河口慧海生家の跡の碑の撮影をするべく、綾ノ町電停から北上し、何処にあるかわからないで、北旅籠町西でカメラをもちながらうろうろしていると、「何を撮影していますのん?」と通りがかりの酒を飲んだおっちゃんが声をかけてきました。ちょうどいいやと思い、「河口慧海の生まれた家の碑って、どこにあります?」を逆に質問したら、おっちゃん曰く、「知らへんで。」ああ残念と思っていたら、別の更に歳のとったおっちゃんが「ここから2、3軒さきにあるで~。」と教えていただきました。そしたら、先に質問してきたおっちゃんが「河口慧海ってどんな人。」ということになり、一緒に碑を探すことになりました。見つけたのですが、「わからんわ、こんなとこにあったら。」というくらい非常にわかりにくいところにあり、以後話が弾み、次の風間寺も付き合ってくれ、高須神社電停で分かれました。いろいろな話を聞かせてもらい、大変おもしろかったです。
その後、イトーヨーカ堂へ行き、母親と弟と一緒に夕飯を食べ、とりあえず休みは終了しました。家族との再会、いろいろな人との出会い、いろんな意味で楽しかった休日でした。次週は鹿児島です。「しゅらくの日本全国路面電車の旅」の取材等を行います。どうなることやら。

赤福餅について

赤福餅 

三重県・伊勢地方ばかりでなく、大阪から名古屋に驅け、広く販売されていた「赤福餅」に売れ残った商品を一部冷凍保存し、製造日を改竄して再販売したり、あんこともちを分離し、一部を再利用するという事実が判明しました。あまりに有名な和菓子の不祥事なので、日本全国が驚きに包まれました。
ところで、「赤福餅」には私が弟と話していたときに気づいたのですが、「赤福餅」を購入すると、水っぽくない普通の「赤福餅」にときどき水っぽい赤福餅が混じっていたことがありました。当時は何故かわかりませんでしたが、おそらく、それが冷凍保存された「赤福餅」を解凍したものだったのでしょう。冷凍保存された料理を解凍すると、料理が水っぽくなることがよくあります。
売れ残りの商品を冷凍、再販売し、その製造日を改竄するのは、消費者に対する背信行為といえます。赤福餅の名前の由来となった『赤心慶福』は「まごころ(赤心)を尽くことで素直に他人の幸せを喜ぶことができる。」という意味ですが、その精神はどこに行ってしまったのでしょうか?
ところで、上記のことは34年前から行われているとのことなので、私が伊勢へ修学旅行に行ったときには既に不正が行われていたことになります。やれやれ。

2007年10月15日月曜日

ドラマのロケ現場を見学した。

ドラマの撮影 in 浜寺公園駅

2007年9月30日、貝塚から堺市内の自宅に戻るときに、たまたま阪堺線へ乗り換えるため、浜寺公園駅に降りたところ、なにやら人だかりがあるのを見ました。しかも、よく見ると、現代風の服装の中に、戦後すぐのような、しかも完全に冬の服装を着ている明らかに浮いている人たちがいました。
現代風の服装をしたギャラリーの話し声を聞き取ると、どうやらNHKのテレビドラマのロケがこの浜寺公園駅で行われるらしいとのこと。どうせ、暇だし、ロケでも見学をすることにしました。
上の写真は撮影が始まる30分以上前のもので、手前の方々がロケを見学しているギャラリー、奥の人たちがエキストラの方々です。改札口跡の場所にセットが組み立てられ、戦後すぐのようなポスターがたくさん貼られているようでした(写真中央)。(本番での写真撮影はスタッフの方から厳重に禁止されていましたので、撮影しておりません。)
セットの位置の確認、エキストラの方々の立ち位置の確認、演技の確認等があり、私が浜寺公園駅を降り、リハーサルが行われるまで1時間程度経過しました。その間にもギャラリーは増えてきました。
リハーサルが行われた後も、特急ラピートやサザンが通過し、なかなか本番が始まりませんでしたが、いよいよ本番となったときに、主演女優が登場しました。
本番は1回では終わらず、2回目でOKが出ました。この後、すぐに撤収作業が始まり、あっという間に撮影が終了しました。わずか1分たらずの撮影のために1時間以上の準備がロケ撮影には必要なことがわかり、大変な仕事だと改めて思いました。
ところで、遠目だったのと、何のドラマのロケなのかわからなかったこともあり、主演女優が誰かわかりませんでした。とほほ。(後で、ウェブサイトで調べたところ、この11月下旬にNHKで3夜連続で放送される「海峡」というドラマで、主演女優の長谷川京子さんがいらっしゃたようです。)

2007年10月9日火曜日

盲腸線の旅(第29回)~南海汐見橋線・岸里玉出駅

今回は南海汐見橋線の終点、岸里玉出駅です。
南海本線が地平を走っていた時代、南海高野線(汐見橋駅~極楽橋駅間)は南海本線をオーバークロスしていましたが、南海本線が高架になり、南海高野線は岸里玉出駅で分断されることになりました。

南海・汐見橋線・岸里玉出駅・汐見橋線ホーム(2007年6月16日)

岸里玉出駅は高架駅であり、6番線の汐見橋線ホームは1面1線の単式ホームです。


南海・汐見橋線・岸里玉出駅・南海本線ホームより(2007年6月16日)

高野線ホームが1、2番線、南海本線ホームが3、4番線となっています。上写真でもわかるとおり、ホームのない難波方面行きの通過線があるため、5番線ホームがありません。
汐見橋線は今回で終了となります。
次回は南海高師浜線の羽衣駅の予定となります。

2007年10月2日火曜日

盲腸線の旅(第28回)~南海汐見橋線・西天下茶屋駅

南海・汐見橋線・西天下茶屋駅・岸里玉出方面駅舎

今回は南海汐見橋線の西天下茶屋駅です西天下茶屋駅の岸里玉出方面の駅舎は趣のあるものとなっています。


南海・汐見橋線・西天下茶屋駅・汐見橋方面駅舎

一方、汐見橋方面にも駅舎があります。なお、西天下茶屋駅は無人駅となっています。


南海・汐見橋線・西天下茶屋駅・駅構内

駅構内は2面2線の相対式ホームであり、この駅も年季の入ったものとなっています。
ちなみに、西天下茶屋駅前商店街はNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台です。
次回は南海汐見橋線の終点、岸里玉出駅の予定です。

更新再開のお知らせ

転居先でのインターネツト接続が復活しましたので、更新を再開します。
今後ともよろしくお願いいたします。