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2007年7月31日火曜日

盲腸線の旅(第15回)~阪神武庫川線・洲先駅

阪神・武庫川線・洲先駅ホーム(2007年7月28日)

今回は阪神武庫川線のもうひとつの中間駅の洲先駅です。この洲先駅は1984年(昭和59年)に武庫川団地前駅に延長するまでは武庫川線の終点でした。 洲先駅は単式ホーム1面1線です。


阪神・武庫川線・洲先駅ICカード読取機(2007年7月28日)

単式ホームの2つの出入口にはICカード読取機があり、出場用と奥の入場用がそれぞれ1台ずつ並んで設置されています。(ICカードチャージ機は写っていませんが、存在しています。
次回は武庫川団地前駅です。

2007年7月30日月曜日

盲腸線の旅(第14回)~阪神武庫川線・東鳴尾駅

阪神・武庫川線・東鳴尾駅ホーム(2007年7月28日)

今回は阪神武庫川線の中間駅の東鳴尾駅です。
東鳴尾駅は島式ホーム1面2線であり、武庫川駅から武庫川団地前駅まで単線で運行されている武庫川線の中で、唯一電車の入れ違いができる駅です。このため、ラッシュ時は上の写真のような風景が見ることができます。


阪神・武庫川線・東鳴尾駅ICカード読取機(2007年7月28日)

島式ホームの出入口にはICカード読取機があり、写真手前の出場用と奥の入場用がそれぞれ1台ずつ設置されています。


阪神・武庫川線・東鳴尾駅ICカードチャージ機(2007年7月28日)

IC読取機のすぐそばにICカードのチャージ機も設置してあります。これは主にJR西日本のICOCAカード用となります。
次回は洲先駅の予定です。

2007年7月29日日曜日

写真雑記その12~JRの駅に巣を作ったつばめ

JR東羽衣駅の燕たち(2007年7月28日)

写真雑記・第12回目はJR東羽衣駅に巣を作ったツバメです。
「つばめ」は国鉄、JRを代表する特急の名称であり、旧国鉄のシンボルマークであり、JRバスの車体にもつばめのマークが描かれています。そうしたJRの駅につばめが巣を作っていたので、思わず写真を撮りました。ただし、雛たちには望遠レンズで撮影しようとした私をかなり警戒し、ピーピー鳴いていましたが。(
但し、厳密に言うと、この東羽衣駅を含む阪和線は元からの国鉄の駅ではなく、私鉄である阪和電気鉄道の路線ですけどね。

車庫見学(第1回)~近畿日本鉄道・五位堂検修車庫・1

今回より車庫見学のシリーズを始めます。
主に、2006年秋の鉄道の日イベントに関する関西大手私鉄の車庫見学について、記述していきたいと思います。
予定は下記の通りです。
  • 近畿日本鉄道・五位堂検修車庫見学
  • 阪神電気鉄道・西宮駅でのイベント見学
  • 阪急電鉄・正雀工場見学
  • 南海電気鉄道・ 千代田工場見学
  • 大阪市交通局・市電保存館・車両保存館見学
  • 京阪電気鉄道・寝屋川車両基地見学
なお、2006年秋ではありませんが、西武鉄道・横瀬車両基地(2003年)、JR西日本・日根野電車区(2003年)、東京メトロ・新木場車両基地(2004年)、JR東日本・尾久車両センター(2004年)、神戸市交通局・名谷車両基地(2005年)も記述する予定です。


近鉄・五位堂検修車庫・入口(2006年10月9日)

2006年10月9日、近畿日本鉄道(以下、近鉄)の五位堂検修車庫が開放されました。絶好の天候となり、家族連れと同業者が多数訪問していました。


近鉄・五位堂検修車庫・車両下部見学(2006年10月9日)

普段は見ることができない工場はもちろん、車両の下も見学することができました。


近鉄・五位堂検修車庫・車両見上げ(2006年10月9日)

てっきり、簡単に見学できるものと思っていましたが、電車の下側は様々な機器があり、ヘルメットをかぶらないと、思いっきり頭をそれらの機器にぶつけ、けがをするところでした。


近鉄・五位堂検修車庫・無蓋電車モト90系(2006年10月9日)

工場から外に出てみると、無蓋電車モト90系が近鉄南大阪線用の車両(6400系)を牽引している状態で展示されていました。
近鉄は直系母体である大阪電気軌道(以下、大軌)が路面電車と同じ軌道線で開業したため、線路の幅の広い標準軌(1435mm)を採用しました。しかし、大軌が他社を買収した路線は国鉄(現JR)と線路の幅が同じ狭軌(1067mm)のものが多く、名古屋線のように改軌されたものもありますが、そのままの路線もあります。大阪鉄道(2代目)の路線であった近鉄南大阪線をはじめとするいくつかの路線は狭軌なので、南大阪線の車両が五位堂検修車庫に入るためには、台車を履き替え、上の無蓋電車に牽引されます。


近鉄・五位堂検修車庫・広軌用仮台車(2006年10月9日)

そのため、上写真のように標準軌の大阪線を走行するため、仮の台車が付けられています。


近鉄・五位堂検修車庫・狭軌用台車(2006年10月9日)

元の台車(狭軌用)は無蓋電車の上に載せられていました。
次回も五位堂検修車庫の予定です。

(追記、2010年10月21日)
この車庫見学は結局、シリーズ化されませんでした。しかし、今まで行った車庫についての報告をアップできるよう考慮します。

第21回参議院議員通常選挙の投票に行ってきた。

今日は第21回参議院議員通常選挙の投票日です。
私は1時間前に投票に行ってきました。今回は年金問題や政治と金の問題がクローズアップされ、安倍内閣の信任が問われる初めての大型選挙となっています。
投票時間もあと1時間ですが、投票に行っていない人は投票所に行って、自分の意思を国政に反映させましょう。

盲腸線の旅(第13回)~阪神武庫川線・武庫川駅

今回は阪神武庫川線の起点の武庫川駅です。武庫川線は武庫川の右岸(西宮市側)に敷設された1.7kmの路線で、武庫川線の駅はこの武庫川駅、東鳴尾駅、洲先駅及びと終点の武庫川団地前駅の4駅です。なお、この武庫川線は戦時中に敷設されたものですが、国鉄西ノ宮駅(現JR西宮駅)~武庫川駅間(旅客営業は武庫大橋駅~武庫川駅間)は廃止されました。


阪神・武庫川線・武庫川駅駅舎(西宮市側)(2007年7月28日)

武庫川駅は武庫川線の起点であり、阪神本線との連絡駅となっています。阪神本線は武庫川上の橋梁にあり、その駅舎は武庫川左岸(尼崎市側)にありますが、武庫川線は武庫川右岸(西宮市側)にあります。上写真は武庫川線のある右岸の駅舎です。


阪神・武庫川線・武庫川線ホーム(2007年7月28日)

武庫川線ホームは1面2線の島式ホームとなっていますが、旅客営業には行き止まりになっている西側の線路は使用しておらず、阪神本線との連絡線につながる東側の線路を使用しています。


阪神・武庫川線・武庫川駅中間改札(2007年7月28日)

武庫川線はJR和田岬線と異なり、中間駅が2つありますが、その東鳴尾駅及び洲先駅は無人駅であるため、武庫川駅に上の中間改札が設置されています。両駅に関する切符及び磁気式カードについてはここで集改札が行われています。なお、IC式カードについては両駅で入出場のチェックを行っており、ここでは中間チェックを行っています。


阪神・武庫川線・武庫川駅・券売機(2007年7月28日)

無人駅である東鳴尾駅及び洲先駅からの乗客が切符を購入する場合は、JR和田岬線同様、武庫川線ホーム上にある券売機で、該当駅からの切符をここで購入します。


阪神・武庫川線・武庫川線待機電車(2007年7月28日)

武庫川線は朝夕のラッシュ時以外は1編成のみで運用されていますが、ラッシュ時には2編成で運用されています。このため、昼間には阪神本線橋梁の下でもう1編成が待機しています。


阪神・武庫川線・連絡線(2002年12月30日)

連絡線は武庫川駅の北側にあり、阪神本線とつながっています。
次回は東鳴尾駅の予定です。

2007年7月25日水曜日

南海線に2扉車登場

南海・岸和田駅プラットホーム(2007年7月16日)

南海線のダイヤ改正が2007年8月11日に行われます。このダイヤ改正で高野線を走っていた17m2扉車の2000系が南海線の普通車として運用されるようです。このため、南海線のホーム上には17m2扉車と従来の21m4扉車用の乗車位置案内が貼られていました。上の写真は岸和田駅の2番線のものです。


羽倉崎の2扉車(2007年7月22日)

羽倉崎検車区に行ってみると、2000系が待機していました。わかりやすくするため、前面に「2扉車」がでかでかと掲示していました。
個人的なことを言わせてもらえれば、2扉車と4扉車が混在すると、ちょっと面倒くさく、人が多いときにこの車両が来ると、ちょっと嫌ですね。実際、私が高野線沿線に住んでいたときに、次の急行が2扉車のときはそう感じていました。ただし、そのときはこの車両ではなく、形式が前の21000系や22000系だったからかもしれません。果たしてどうなるやら。実際に利用してみないとわかりませんね。

2007年7月22日日曜日

宮島へ遊びに行く(番外編)~第12回路面電車まつり(広島電鉄)編

広島駅の急行みよし(2007年6月9日)

さて、わざわざ大阪から三次経由で”急行みよし”に乗って、広島に来る弟と合流するため、獅子岩展望台から広島駅に向かいました。”急行みよし”は2007年7月1日のダイヤ改正により廃止されました。
弟と合流した後、ホテルのチェックインを済まし、翌日の路面電車まつりに備えました。


第12回路面電車まつり入口(2007年6月10日)

浴衣祭りである”とうかさん祭り”と並び、すっかり広島電鉄の”路面電車まつり”は広島の初夏の風物詩となった感があります。今年はたまたま6月10日の路面電車の日に開催されました。この路面電車の日は1995年(平成7年)の広島で開催された第2回路面電車サミットで制定されたもので、路面の路(ろ;6)と電車(てん;10)の語呂合わせから6月10日に決定されました。6月10日近くになると、日本全国で路面電車利用促進のためのキャンペーンやイベントが行われます。この”路面電車まつり”もそのイベントの一つです。
おっさん2人は広島電鉄本社のある千田車庫に到着し、会場にはいることにしました。


グリーンムーバーmaxと被爆電車(2007年6月10日)

おっさん2人は展示されたグリーンムーバーmaxの中でパンフレットを見ながら、休憩していると、会場内でスタンプラリーにより先着1000名に記念品がもらうことができることがわかりました。
『スタンプラリーやってみよか。』
「でも、記念品やからそんなええもんもらわれへんやろ。」
『先着1000名やから、それなりのものなんとちゃうん。』
ともかく、グリーンムーバーmaxと被爆電車の近くにあるスタンプを押すことにしました。


元神戸市電582号(2007年6月10日)

会場を歩き、千田車庫の工場の一角に行列を見つけたので、その最後尾に並ぶことにしました。しかし、いつまで経っても行列が進まないので、おかしいと思い、
『おい、悪いけど奥の方の建物の方、見てくれへんか?』
弟に対し、そう言い、しばらく待つことにしました。その間、撮影したのが、上写真の元神戸市電車両です。
「おーい、お兄さん。そこちゃうわ。こっちこっち。」『やっぱり。』
よく見ると、その行列はつり革製作を待つ人のものでした。


工場内の無蓋貨車(2007年6月10日)

工場の中のスタンプを押すため、順番を待っていると、上写真の無蓋貨車(屋根のない電動貨車)がありました。この無蓋貨車は元大阪市電の1601形です。


第12回路面電車まつり・変電所内(2007年6月10日)

被爆建物である変電所前のスタンプを押した後、変電所内部に入りました。この変電所内部で、電車運行状況表示装置を見、電車の分岐の仕方を職員かボランティアの方がトロリーコンタクターとICカードを用いて懇切丁寧に説明して頂きました。ちなみに、トロリーコンタクターを最初に用いたのは大阪市電とのことです。(やるな~、大阪市交通局。)
最後に、会場入口付近のスタンプを押すために、入口の方向におっさん2人に向かいました。
「しかし、次のスタンプって、最初に押すもんとちゃうん?」
『そうかもしれけど、気づいたのついさっきやからしゃーないやん。』


第12回路面電車まつり・記念パセオカード
(上パセオカードのクレジット:(C)2005TOMYTEC イラスト/みぶなつき)

会場入口付近に近づくと、その物品販売店に上のパセオカード(広島地区のバス共通カード)をおっさん2人が発見。
『…鉄道業界もいよいよ”いわゆるひとつの萌え要素”を入れてきたか。』
「萌えカード買っとこ。」
ということで、おっさん2人は関西では使うことができないパセオカードを1枚ずつ購入しました。さすがに、観賞用・保存用・布教用という同じものを3枚買う”こなた買い”はしませんでした。ちなみに、この鉄道むすめの公式ウェブサイトはこちらで見ることができます。


第12回路面電車まつり・記念フォルダ

無事にスタンプを押し終わり、おっさん2人はゴールの総合受付で記念品を受け取ることができました。その記念品が上のフォルダです。
「結構ええやん。」『良かった、使えるもので。』
「何や、使えんものをもらったことあるように聞こえるけど。」『気のせいやろ。』と、おっさん2人が会話しながら、路面電車まつり会場を後にしました。
次回の旅日記の予定は未定ですが、2006年秋に関西大手私鉄の車庫を訪問しましたので、その話題について始めるつもりです。

2007年7月19日木曜日

宮島へ遊びに行く(第5回)~獅子岩展望台編

宮島・獅子岩展望台・ニホンザル(2007年6月9日)

獅子岩駅を出ると、すぐに獅子岩展望台となります。駅舎をでると、いきなりニホンザルがのさばっています。そのため、駅舎には開放されておらず、引き戸を開閉することで出入りしています。更に、手荷物をニホンザルに奪われないため、駅舎の中には手荷物を入れるため、無料ロッカーが設置されています。
ニホンザルだけでなく、鹿もこの獅子岩展望台にはいます。


宮島・弥山展望台(2007年6月9日)

獅子岩展望台から徒歩30分程度で弥山展望台に行くことができます。上の写真は弥山展望台です。


獅子岩展望台より広島市内を望む(2007年6月9日)

獅子岩展望台からは広島湾及び安芸灘を展望することができます。上の写真は広島市内です。


獅子岩展望台より江田島・呉市方面を望む(2007年6月9日)

次は江田島です。江田島の後ろに、本州の山々が見えます。その麓には呉市があります。


獅子岩展望台より四国方面を望む(2007年6月9日)

さらに、四国方面を見ていますが、遙か向こうにうすく四国の山々が見えていたのですが、写真ではよくわかりません。ちなみに、松山市方面を見ています。
今回で「宮島へ遊びに行く。」シリーズ本編は終了です。次回はおまけ編の広島電鉄の「第12回路面電車まつり」の予定です。

(追記、2010年10月21日)
なお、2008年11月23日に弥山山頂へ登りました。

2007年7月18日水曜日

盲腸線の旅(第12回)~JR和田岬線・和田岬駅

今回はJR和田岬線の終点の和田岬駅です。和田岬駅の近辺は住宅もありますが、途切れた線路の先には三菱重工等の多くの工場が見えます。また、和田岬駅のすぐ近くにはホームズスタジアム神戸があり、隣接する御崎公園には広島から戻ってきた神戸市電が静態保存されています。


JR和田岬線・和田岬駅・ホーム(2007年6月2日)

和田岬駅は単式ホーム1面1線となっており、無人駅となっています。


JR和田岬線・和田岬駅・駅舎(2007年6月2日)

駅舎もシンプルな形状をしています。なお、神戸市営地下鉄海岸線の和田岬駅はすぐ近くにあります。


JR和田岬線・和田岬駅・(元)改札口(2007年6月2日)

兵庫駅でも述べましたが、JR和田岬線の改札は兵庫駅で行っているので、有人改札の施設は今は全く使用されていません。


JR和田岬線・和田岬駅・ホーム横(2007年6月2日)

そればかりか、ホームの横には階段と出入り口が複数設置されており、ホームへ自由に出入りができるようになっています。
次回は阪神電鉄に移り、武庫川線の武庫川駅の予定です。

(追記、2010年10月20日)
上記で述べた1943年完成の駅舎は2009年8月31日までに撤去され、現在は簡素な上屋(といっても、電車が停車する位置にはない)のあるプラットホームと駅舎のあった場所にコンビニができています。

2007年7月15日日曜日

『涼宮ハルヒの憂鬱』の第2期っていつやるんだろ?

今更の話題なのですが、『涼宮ハルヒの憂鬱』の第2期はいつ放送するのでしょうか?
7月15日の段階でも不明となっています。私にとって、この『涼宮ハルヒの憂鬱』は久々にハマッたアニメであり、本放送(2006年4月上旬~7月上旬)中は見なかった(というより、第3次上海出張(2006年3月初旬~6月初旬)のためほぼ見られなかった)ので、「盲腸線の旅」で阪急甲陽線(『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台)を取材に行く前に偶然YouTubeで見たことから始まりました。その後、DVD・通常版を全巻購入し、原作である『涼宮ハルヒシリーズ』も憂鬱から分裂に至るまで購入、読み通すことになりました。
2007年7月5日頃にネット上でハルヒ2期決定の情報が流れ、2007年7月7日に「私は、ここにいる」「ハルヒ二期決定!」の大きな文字とともに、文芸部室と思われる部屋で涼宮ハルヒが後ろ向きに机の上に座っている絵が朝日新聞の全面広告として掲載されていました。これが正式な第一報となりました。また、全面広告の一番下に、『涼宮ハルヒの憂鬱』及びwebNewtypeの公式ウェブサイトのアドレスとともに、「本日(7月7日)の夜9時頃、何かが起きる!?」という告知がなされていました。告知通りの時間から4時間程度、実写による原作の「笹の葉ラプソディ」の一場面の映像が配信されていたようです。(私はwebNewtypeの公式ウェブサイトで確認しましたが、『涼宮ハルヒの憂鬱』の公式ウェブサイトでは確認できませんでした。)2、3日後頃に、『涼宮ハルヒの憂鬱』の公式ウェブサイトで「祝!第二期決定!」と発表がありました。


2007年7月7日・朝日新聞ハルヒ全面広告
(朝日新聞・堺泉州版、2007年7月7日、45154号、12面より)

7月7日に新聞で公式発表があったこと及び「笹の葉ラプソディ」の映像が流れたことから、第2期の内容はハルヒ関連の多くのサイトで言われているように、「涼宮ハルヒの消失」を中心とする話になることは容易に推測できます。
というのは、原作では下記のように、時間移動させられた主人公キョンが移動先の日付を新聞(一般紙ではなくスポーツ紙でしたが。)で確認し、「笹の葉ラプソディ」は「涼宮ハルヒの消失」の伏線となる話であり、全面広告の「私は、ここにいる」は「笹の葉ラプソディ」で涼宮ハルヒが書いた(キョンに書かせた)宇宙人語の内容であるとともに、「涼宮ハルヒの消失」上でも重要なキーワードであることからです。
では日付は?今日は何年の何月何日なのだ。(中略)俺は一番手前のスポーツ紙を一部引き抜いて超特急で広げた。(中略)紙面の一番上にある日付だけは嘘っぱちを印刷したりはしないだろう。(中略)
普遍的ラッキーナンバーのゾロ目が目に飛び込んできた。(中略)
俺は新聞から顔を離し、大きく息を吐いて天井を仰いだ。
全国一斉七夕デー。
(『涼宮ハルヒの消失』163ページ、谷川 流 著、(株)角川書店発行)
では、どこでいつ放送するのか?公式ウェブサイトでも、Newtypeでも、ネット上でも具体的な日時が出ていないことから、実際には2期をすることだけが決まっているだけかもしれませんし、(徳間書店発行の「アニメージュ」2007年8月号にはハルヒのハの字も出ていませんでした。)原作出版元の角川書店やアニメ制作の京都アニメーションは何かしら仕掛けをしている可能性があるので、実際にはかなり制作が進んでいて、具体的な放送時期が決定しているけれども、公表していないだけかもしれません。正直なところ私にはわかりません。
ただし、第1期放映終了後、DVD、キャラクターソングの販売、ハルヒ公式ウェブサイトでの様々な仕掛け(「涼宮ハルヒの消失」や「涼宮ハルヒの陰謀」に関連するイベント等)、原作の「涼宮ハルヒの分裂」が2007年4月1日に発売され、続く「涼宮ハルヒの驚愕」が2007年6月1日発売予定だった(現在は発売日未定)こと、『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメ制作会社である京都アニメーションによる『らき☆すた』でのハルヒネタの多用等はファンの関心を第1期から第2期まで持続させるためのものの可能性は十分にあると思われます。そういえば、この第2期制作正式発表(7/7)直後の「らき☆すた」第14話(最も早く放映されたのが7/8)のエンディング曲が『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディング曲の「ハレ晴レユカイ」だったのも第2期制作決定公式発表がらみかもしれません。だとすると、意図して連動させたことになり、上記のハルヒ関連イベントから推測すると、かなり前から第2期の制作スケジュールが決定していたことになります。
ただ、この秋から放送開始だとすると、私の第5次上海出張(2007年8月下旬~11月中旬)と再びかぶり、またまた本放送を見ることができなくなりそうです。とほほ。
追伸
ローケーションフリーさえ、まともに見ることができれば、没問題(問題なし)なんだけどなあ~
追伸2
先ほど、「らき☆すた」の公式ウェブサイトに行ったら、「ハルヒ二期決定」の文字が大きく出ていました。なんでハルヒ公式ウェブサイトより大きく載せとんの?

(追記、2010年10月20日)
2009年4月2日~10月8日にかけ、第2期というより、2006年に放送された14話に新たに製作された14話(「笹の葉ラプソディ」「エンドレスエイト」及び「涼宮ハルヒの溜息」のエピソード)を加え、時系列順に改めて放送されました。
更に、2010年2月6日より「涼宮ハルヒの消失」が劇場版アニメーション映画として上映されました。さて、これからどうなるのでしょうか?

2007年7月10日火曜日

盲腸線の旅(第11回)~JR和田岬線・兵庫駅

今回はJR和田岬線の起点の兵庫駅です。和田岬線は通称で、正式には山陽本線の支線(山陽本線の一部)で、兵庫駅~和田岬駅間2.7kmを結んでいます。駅はこの兵庫駅と終点の和田岬駅の2駅です。



JR和田岬線・兵庫駅・ホーム(2007年6月2日)

兵庫駅の和田岬線ホームは高架にはなっていますが、上写真の左にある山陽本線(JR神戸線)ホームに比べると、やや低い場所にあります。和田岬線ホームは単式ホーム1面1線となっています。和田岬線は主に写真の103系6両編成が使用されます。


JR和田岬線・兵庫駅・時刻表(2007年6月2日)

和田岬線は和田岬駅付近の工場への通勤のための路線とも言え、運行時間は平日・土曜日の朝夕のみ、休日は1日2本という極端なダイヤになっていますが、需要の多い時間のみ運行しているため、JR西日本の中でも屈指の黒字路線となっています。


JR和田岬線・兵庫駅・改札口外(2007年6月2日)

また、和田岬線は中間駅がない支線のため、和田岬駅の集改札、乗車券販売をこの兵庫駅で行っています。山陽本線(JR神戸線)の構内と和田岬線構内の間に中間改札があり、改札機と券売機・精算機が設置されています。


JR和田岬線・兵庫駅・改札口内(2007年6月2日)

和田岬駅から来た乗客は定期券やICOCA等を持っている場合は、左の改札機を通り、そうでない場合、上写真奥の券売機で和田岬駅発の切符をこの駅で購入し、左の改札機を通り、山陽本線(JR神戸線)の構内に入ります。
次回は和田岬駅の予定です。

2007年7月7日土曜日

盲腸線の旅(第10回)~阪急伊丹線その4・伊丹駅

阪急伊丹線・伊丹駅(2007年4月22日)

今回は阪急伊丹線の終点の伊丹駅です。伊丹駅は伊丹市の中心地にあります。
伊丹駅は阪神・淡路大震災のときには倒壊し、しばらく使用不能になり、震災2ヶ月後に伊丹駅の400m南に伊丹仮駅を設置し、営業を始めました。震災約4年後に現在の駅ビルが建てられ、復旧が終了しました。


阪急伊丹線・伊丹駅・ホーム(2007年4月22日)

伊丹駅は1面2線の頭端式ホームであり、上写真右側の2号線ホームが主に使用され、1号線ホームは乗降にはあまり使用されていません。
次回は阪急電鉄を離れ、JR和田岬線の兵庫駅の予定です。

2007年7月6日金曜日

宮島へ遊びに行く(第4回)~宮島ロープウェー編

もみじ谷公園(2007年6月9日)

厳島神社参拝後、もみじ谷公園を通り、宮島ロープウェーの紅葉谷駅に向かうことにしました。夏なので、この風景は緑色ですが、紅葉シーズンになると、一面赤色になります。


紅葉谷駅前の階段(2007年6月9日)

山を登り続け、へとへとになり、まもなくロープウェイ入口と思ったところにあるいけずな階段です。とにかくこの階段を登り切れば、ロープウェイです。


紅葉谷駅駅舎(2007年6月9日)

ということで、宮島ロープウェーの紅葉谷駅となります。この上の階に乗り場があります。


宮島ロープウェー・循環式ロープウェー(2007年6月9日)

宮島ロープウェーは循環式ロープウェイである紅葉谷線と交走式ロープウェイである獅子岩線の2線で構成されています。
この上の写真は定員8名の循環式ロープウェイです。この循環式ロープウェイは定員が少人数の搬器を所定の間隔で順次出発させるため、輸送力を保ちながら長い距離を輸送するのに適しています。


紅葉谷駅を見下ろす(2007年6月9日)

ということで、紅葉谷駅を出発し、途中駅の榧谷駅に向かいます。


榧谷駅乗換連絡通路(2007年6月9日)

乗換駅である榧谷駅には紅葉谷線と獅子岩線の連絡通路があるだけです。まるで、南海高野線・極楽橋駅と同じ状況です。(極楽橋駅は鉄道の高野線とケーブルカーとの連絡駅で、駅の外に出ることはできますが、何もありません。)


交走式ロープウェー(2007年6月9日)

これが獅子岩駅にむかう定員30人の交走式ロープウェイです。この交走式ロープウェイは2台の客車が山麓と山頂を交互に往復するシステムであり、一度に多くの乗客を運ぶことができます。また、高速運転も可能であり、長い距離を短い時間で結ぶことに適しています。
では、交走式ロープウェイに乗り、獅子岩駅を目指します。


獅子岩駅乗降場(2007年6月9日)

ロープウェイの車窓からの絶景を眺めながら、5分弱で終点の獅子岩駅に到着します。


獅子岩駅駅舎(2007年6月9日)

実は弥山山頂へはここから約30分ほど歩かなければならず、時間がなかったため、この獅子岩展望台を見て回ることにしました。
次回はこの「獅子岩展望台」です。