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2011年3月28日月曜日

パンクしない自転車が被災地に送られたようです。

ニュースを見ていたら、自転車を被災地へ送ることが報道されていました。
被災地では自動車が使用できないため、自転車が活躍するそうですが、がれき等が多いため、中に空気が入っている普通のタイヤではパンクが頻繁に発生するそうです。そこで、16年前の阪神淡路大震災の経験をふまえ、中に特殊な樹脂が入ったタイヤの自転車144台が被災地である仙台市へ堺市が送ったとのことです。
我が故郷、堺市は自転車のまちでもあり、国産自転車・部品製造のシェア4割があります。また、堺市と仙台市との関係性は、伊達政宗が仙台城を築く際に堺の石工を招いたことから始まります。その仙台城の移徒式(1603年・慶長8年)の祝宴の際、伊達政宗が石工たちに踊りを所望し、即興で踊ったものが現在の「仙台すずめ踊り」につながっています。
更に石巻市にも150台を送るとのことです。
ナイス、堺市!

震災の影響がこの地にも、

昨日、近くのスーパーに夕食を買いに行ったときに、飲み物のコーナーへ行ってみると、お茶、ジュース及び酒等は十分に陳列されているのに対し、ミネラルウォーターだけが全くなくなっていました。
関東地方で検出された水道水中の放射性元素の影響で、関東地方の親類へ送るため、購入されているものだと思います。
震災の影響がこの兵庫県西脇市にも現れています。

2011年3月21日月曜日

堺っ子の兵庫県旅行記・第7回(小野市)


半年ぶりの堺っ子の兵庫県旅行記の第7回は摂津国ではなく、播磨国の小野市です。
小野市は播磨国にあり、摂河泉の堺市出身の私には少しイメージしにくい場所です。そろばんが名産品です。
なお、諸般の都合により暑さがようやく落ち着き始めた春木だんじり祭の翌週の取材を寒さがようやく落ち着きつつある時期にアップしています。



より大きな地図で 堺っ子の兵庫県旅行記 を表示

今回は電車ではなく、車で回ることとします。今回はひまわりの丘公園からスタートします。なお、上の地図にあるマゼンダ色の印の場所を訪れました。


(写真①-1)

では、ひまわりの丘公園に入ります。


 (写真①-2)

このひまわりの丘公園はその名の通り、花畑にひまわりが植えられているばかりか、季節により菜の花、コスモスが植えられています。また、遊戯施設、レストラン、小野の物産、野菜及び米パンを販売する場所もあり、市民がたくさん訪れています。


(写真①-3)

ひまわりの丘公園にはキツネ塚古墳群がありますが、こんもりとした土盛なので、見つけにくいかもしれません。


(写真②-1)

ひまわりの丘公園を離れ、南東にある浄土寺に向かいます。境内へ入るのに拝観料は必要ありません。浄土寺は平安時代末期~鎌倉時代初頭にあたる建久年間(1190年~1198年)に創建された高野山真言宗の寺院であり、本尊は薬師如来と阿弥陀如来です。


(写真②-2)

浄土寺の境内中央にある池の東側にある薬師堂です。近世では本堂として扱われていました。「浄土寺縁起」によると、後述する広渡廃寺の本尊であった薬師如来坐像をこの薬師堂に安置されたとのことです。この薬師堂は永正14年(1517年)に再建されたものです。ちなみに国の重要文化財に指定されています。


(写真②-3)

次に浄土寺の境内中央にある池の西側にある浄土堂です。浄土堂は国宝に指定されており、建久5年(1194年)に上棟され、「天竺様」という建築技法を用いています。東大寺南大門とともに「天竺様」を伝える貴重な建物であり、お堂としては日本唯一のものです。
薬師堂及び浄土堂の東西の配置は東方瑠璃光世界の教主である薬師如来がいる場所、西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来がいる場所に合わせています。


(極楽寺浄土寺のパンフレットより引用)

また、浄土堂には仏師快慶による阿弥陀三尊像があります。この阿弥陀三尊像も国宝に指定されています。なお、この阿弥陀三尊像は写真撮影禁止のため、浄土寺のパンフレットのものを引用しました。好天の日には堂背の蔀戸から射し込む西日が床に落ち、その反射を背景に西方浄土から雲に乗り、早来迎される阿弥陀三尊の姿を拝することができるとのことです。
なお、この阿弥陀三尊像がある浄土堂に入るには拝観料が必要となります。

<浄土堂の拝観について>
拝観時間:
9:00~12:00、13:00~17:00(4月~9月)
9:00~12:00、13:00~16:00(10月~3月)
(12月31日及び1月1日は拝観できません。)
拝観料:500円


 (写真③-1)

さて、浄土寺から少し移動し、共進牧場にやってきました。共進牧場といえば、サンテレビで放映されていたCMを思い出します。


(Astalot117さんがアップした共進牛乳CMの動画、YouTubeより)

『きょうしんぎゅ~うにゅ~う、よ~いぎゅ~うにゅ~う(共進牛乳、良い牛乳)』のCMソングが私には印象に残っています。そういえば、写真③-1の建物は1970年代からあるのですね。


(写真③-2)

牧場なので、当然のことながら牛がいます。


(写真④-1)

また、国道175号線(小野バイパス)を越え、旧国道175号線方面に向かうと、浄土寺で少し触れた広渡廃寺跡歴史公園があります。この広渡寺は平安時代後半まで続いていましたが、その後荒廃しました。基壇と呼ばれる建物の基礎部分があるため、建物の配置がわかります。


(写真④-2)

この史跡の端に1/20スケールの伽藍縮小模型があり、往事の様子を偲ぶことができます。かなり大規模な寺院だったようです。
<広渡廃寺跡歴史公園の利用>
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)入園料:無料


 (写真⑤-1)

さて、今回の締めも温泉です。今回は白雲谷温泉ゆぴかです。湯量及び成分とも豊富であり、三木断層から湧出した温泉基準の14倍以上の成分を含んだ温泉は疲れを癒すには十分です。


 (写真⑤-2)

この白雲谷温泉はその名の通り、白雲谷池のほとりより湧出しています。そのため、このような美しい景色を眺めながら、温泉に入ることができます。

<白雲谷温泉ゆぴかの利用について>
営業時間:10:00~22:00(年末年始、施設定期点検日は休み)
入浴料:大人(中学生以上)600円 小人(小学生)300円
ウェブサイト:http://www.yupika.com/op.html


(写真⑤-3)

白雲谷温泉で汗を流し、疲れを癒した後はやはりフルーツ牛乳でしょう。共進牧場のフルーツ牛乳をグイッと飲み干し、白雲谷温泉を後にしました。
今回は小野市の郊外を主に訪問しましたが、小野市中心街もいずれ訪問したいと思います。
次回は神戸市北区です。

「週間ひょうご夢情報」を見ました。

ここで再び業務連絡です。

「週間ひょうご夢情報」を見ました。
18分から26分の間の1コーナー、わがまち再発見でディスカバーThe播州織(西脇市)が放映されました。素材展の開会式、播州織の紹介、実行委員長のインタビュー、コレクションショー、オーストラリアの学生へのインタビュー、各工場の見学(整経、染色及び製織)及び播州織工房館での協賛事業が放映されました。
よく見ていると、外国人も多かったように思いますが、地元の関連企業の方々も多数いらっしゃったみたいです。

ということで、お仕事は終了です。

2011年3月18日金曜日

なんと播州織総合素材展2011がテレビで放映されます。

ここで何故か業務連絡です。

なんと播州織総合素材展2011及び協賛事業の模様がテレビで放送されます。
その内容は下記の通りです。

放送局: サンテレビ(神戸36ch、地デジ3ch)
番組名: 兵庫県広報番組「週間ひょうご夢情報」
放映時間:
平成23年3月20日(日) 12:00~12:30(本放送)
平成23年3月21日(月) 18:30~19:00(再放送)

テーマはディスカバーThe播州織(西脇市)です。サンテレビローカルの兵庫県広報番組なので、視聴範囲が兵庫県全域、大阪府の一部及び徳島市・鳴門市周辺等になりますが、視聴範囲の方は是非ご覧ください。

ということで、お仕事は終了です。

2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震に絶句(I could not comment, seeing the disaster of the Great Tohoku Earthquake.)

昨日(3/11)、東日本地方を中心に国内観測史上最大の地震が起きました。
私の在住する兵庫県西脇市は揺れは全く感じませんでした。しかし、テレビやインターネットでの報道によると、1995年の阪神淡路大震災の相当な被害を上回りそうな甚大な被害となりそうな情勢です。
映像で伝わる津波の恐ろしさがこの地震の巨大さを感じさせます。車ばかりでなく、大きな船、桟橋、家屋といったものが流される様子には驚愕を受けるのみです。私の父親が徳島県の旧日和佐町で経験した1946年の南海地震での海が襲ってくる意味がようやく理解できました。
本来であれば、今日(3/12)、東京で朝から会議の予定でしたが、首都圏での交通の乱れもあり、中止になりました。1日ずれていたらと思うと、ゾッとします。
被害ができるだけ少なくなるように祈るのみです。
(以下、英語です。The following was written in English.)