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2011年9月20日火曜日

再び!!大津へ

先週、京阪大津線の放課後ティータイムトレイン(けいおん!ラッピング電車)の動画及び写真を撮影に行きました。しかし、動画編集の際、2、3話程度しか見ていなかった「けいおん!」のことをしっかりと知っておかなければならないと感じ、この1週間、「けいおん!」(1期全12話+2話)の全話及び「けいおん!!」(2期全24話+3話)の半分を視聴しました。そうしてみると、動画編集にあれもこれも入れたいと考えるようになり、再び大津へ向かうことにしました。



今回は、病院の都合で堺浜より出発です。出庫の様子を撮影すべく、堺を午前1時20分に出発し、ラジオ関西のアニラジを聞きながら、阪神高速、名神高速と乗り継ぎ、桂川PAでプランを立て、2時間程度の仮眠をとり、京都東ICから国道161号線・西大津バイパスでJR大津京駅前(京阪・皇子山駅との乗換駅)の駐車場に車を駐め、錦織車庫のある近江神宮駅まで徒歩で向かいます。



夜明け前の近江神宮前駅で出庫する大津祭ラッピング電車の609-610号をまず撮影し、日出とともに出庫してくる映画けいおん!613-614号も撮影しました。南側の石山坂本線の起点・石山寺駅へ向かい、阪急甲陽線で行ったように石山寺駅から坂本駅へ向かう613-614号の動画を撮影しました。
しかしながら、阪急甲陽線は盲腸線であり、夙川-甲陽園駅間2.2kmしかないため、同じ編成が同じ方向で戻ってくるのに20分程度待てばよいのですが、京阪石山坂本線は石山寺-坂本駅間14.1kmあるため、70分から80分しないと戻ってきません。(時間差があるのは一部坂本駅折り返しではなく、途中の近江神宮前駅折り返しがあるため。)そのため、朝の5時から夕方の18時まで撮影に追われることとなりました。



とは言え、その途中には出会いがありまして、浜大津駅では、私とほぼ同じ年齢の男性が声をかけてきました。話の内容を聞いていると、どうやら京都市内在住の「けいおん!」ファンで、その中でも上の写真の「ムギちゃん」こと琴吹 紬のファンでした。私が兵庫県の西脇市から来たことを知ると、(大津・京都から見て)神戸の向こうで和田山の手前にあることを認識した上で、随分と遠いところから来ましたね、と感心されました。(実際には、大津市、京都市そしてもちろん西脇市も北緯35度上にあるので、大津・京都からはちょうど西になるのですが。)



http://maps.google.co.jp/maps?q=%E8%B1%8A%E9%83%B7%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1&hl=ja&ie=UTF8&ll=35.203655,136.232271&spn=0.026089,0.052958&oe=utf-8&client=firefox-a&fb=1&gl=jp&cid=0,0,14647792719787497644&t=m&z=15&vpsrc=6&layer=c&cbll=35.203655,136.232271&cbp=12,0,,0,0&photoid=po-30708992

その「ムギちゃん」ファンの男性は京都市内から作品中の舞台と思われる豊郷小学校旧校舎群に10回訪問し、豊郷小学校(上の地図の印の場所、地図下のリンク先はgoogleマップでの写真)での様子を詳細に説明してくれたおかけで、豊郷小学校での誕生会等の様子が目に浮かぶようでした。「ムギちゃん」グッズも多数収集しているようで、あつく「ムギちゃん」のことを話していました。あまりに濃い内容なので、1週間、「けいおん!」を勉強していなかったら、話について行けないところでした。
ただ、京阪石山坂本線のことはあまりくわしくないみたいなので、浜大津駅から終点の坂本駅まで同乗することにしました。坂本駅で色々と撮影した後、もっと撮影したそうな感じだったので、起点駅の石山寺駅なら京阪石山駅で大半の乗客が降り、残っているのはけいおん!ファンの同業者たちが大部分なので、撮影しやすいのでは、と勧め、併用軌道での動画撮影のため、坂本駅から三井寺駅まで同乗し、三井寺駅で別れることになりました。



さて、その三井寺駅を降り、動画撮影の準備をしていると、今度は私の親父とほぼ同じ年齢の男性が声をかけてきました。話の内容を聞いていると、どうやら地元在住の鉄道ファンの方で、石山坂本線をよく写真撮影し、当日はビール電車を追いかけているとのことです。私が兵庫県の西脇市から来たことを知ると、随分と遠いところから来ましたね、とやはり感心されました。よくよく考えてみると、私が路面電車撮影のため、札幌、函館、熊本や鹿児島に平気に行っているので、同じ関西の大津は遠いと感じていなかったですが、直線距離100km先から来たというのは十分に遠いですね。
その石山坂本線を撮影している男性は昔から撮影しているようで、京阪大津線のラッピング電車の種類や、撮影時の逸話、桜の話等を聞くことができ、大変参考になりました。石山坂本線のダイヤは頭に入っているようで、次は○○時○○分頃にここを通過するというぐらいでした。
そこで、専用軌道区間のおすすめの撮影ポイントを尋ね、その場所で撮影することになりました。



三井寺駅から西北西に200mほど歩いた場所にある長等学校道踏切がその場所です。動画でもわかるとおり、カーブ、短い直線そしてS字カーブと連続しており、構図的にも音声的にも良い場所です。さすがに地元の鉄道ファンは違います。
「けいおん!」ラッピング電車の話に及ぶと、沿線の撮影者が増えたという話とお孫さんが「けいおん!」ファンでラッピング電車の写真をあげると非常に喜ばれたという話を聞かせていただきました。
浜大津の朝市のイベントに出場している奥さんのところへと向かうため、年配の男性と私は別れました。
その後、浜大津~三井寺間の併用軌道上で撮影し、年配の男性にもう一つ教えていただいた南滋賀駅のアップダウンのある長い直線で撮影を行いました。ここも撮影はしにくいものの、いい感じの写真がとれる場所でした。
「けいおん!」ラッピング電車が坂本駅を折り返し、再び南滋賀駅に到着するのを坂本駅方面行きホームで待っていると、停車した坂本行き電車から「やあ、どうも」と先ほどの年配の男性と再会しました。まあ、住まいが南滋賀駅のひとつ坂本駅寄りの滋賀里駅にあるとは聞いていたものの、再び会えるとは思いませんでした。
終点の坂本駅に到着し、夕方の「けいおん!」ラッピング電車の終点到着の動画を撮影し、「けいおん!」ラッピング電車に乗り、夕食を食べるため、浜大津駅に向かいました。夕食後、浜大津駅から皇子山駅に向かおうと考えていると、もしかすると、とは思っていたものの、「やあ、どうも」と今度は「ムギちゃん」ファンの男性と再会した時には驚きました。しかも、京都の自宅に一旦戻り、散髪をした後、再び大津に来たようでした。なお、石山寺駅~坂本駅を何度か往復しているみたいで、三井寺駅付近で先ほどの年配の方と一緒にいるところも見ていたとのことでした。浜大津駅での撮影に専念されていたようなので、私が603-604号の坂本駅行き電車に乗る際に、次の電車が「けいおん!」ラッピング電車ですよ、といいながら別れを告げました。




皇子山駅に着いた後、再び車に乗り、国道161号線、国道1号線、国道9号線と渋滞の中、乗り続け、先週と同じコースで西脇へと帰ることとなりました。

ほぼ徹夜で過ごしていたので、午後10時前に帰宅した後、すぐに眠りにつき、翌日はそのまま爆睡していました。
ま、それにしても旅先でのこういう出会いというのもいいものだと思いました。

ところで、毎週のように遊んでばかりで、仕事はちゃんとしているのかって?
Please don't say "You are lazy."
でもこんなことをしているのは本当はcrazyかもしれませんけどね。
ただ、仕事は一応しているとは思います。

2011年9月11日日曜日

一粒で二度美味しい、京阪大津線・けいおん!ラッピング電車(The Advertising train, on Keihan Otsu Line, which was wrapped with “K-ON!” and could enjoy both tramway and cartoon)

さて、久しぶりに路面電車撮影に行くことにしました。今回は滋賀県大津市です。浜大津駅周辺の併用軌道での撮影を行うこととしました。

I shot streetcars after a long time. I visited Otsu city of Shiga Prefecture at this time in order to shoot streetcars on the street-running section near Hamaotsu station.


滋賀県の大津市へ行くのにわざわざ大阪市に出るのも面倒くさく、また、1000円を超える高速料金を支払うのも億劫になるので、兵庫県西脇市から国道372号線で加東市、篠山市、京都府南丹市、亀岡市を経由し、京都市に入ることにしました。ただし、京都市の中心街を通るのはもっと億劫なので、手前の右京区役所付近のコインパーキングで車を駐めることにしました。

Because I thought it was troublesome that I would specially go to Osaka city in order to visit Otsu city of Shiga Prefecture and that I would pay the highway charge which exceeds 1000 yen, I went first from Nishiwaki via Kato, Sasayama, Nantan and Kameoka to Kyoto along the Route 372. Nishiwaki, Kato and Sasayama belong to Hyogo Prefecture, and Nantan and Kameoka belong to Kyoto Prefecture. I parked at a coin parking near Ukyo Ward government office because It felt more troublesome for me to pass through central Kyoto city.


大きな地図で見る

右京区役所最寄り駅である京都市営地下鉄・太秦天神川駅から京阪大津線浜大津駅へは電車で向かうことにしました。

I went from Uzumasa-tenjingawa station of Kyoto city subway as the nearest station of Ukyo Ward government office to Hamaotsu station of Keihan Otsu Line, by train.



というわけで、京阪浜大津駅に到着しました。ここでは記念乗車券が販売されていましたので、早速購入しました。
After that I arrived at Hamaotsu station of Keihan. A commemorative ticket of K-ON! were sold here. I bought it soon.



一見、ただのキャラクターグッズにみえるB3二つ折りのこのB4の冊子が京阪大津線(京津線及び石山坂本線)の1日乗車券5枚分となっています。この記念乗車券1セットが3000円となっており、7000セットを販売しています。ちなみに左のものは先日ゲーセンでゲットしたフィギュアです。
Though looking like normal character goods seemingly, this B4 booklet as the commemorative ticket of K-ON! made by folding into two from B3 size sheet, is a set of five one-day passes which is able to use on Keihan Otsu Line (Keishin Line and Ishiyama-Sakamoto Line). A commemorative ticket of K-ON is sold at 3000 yen. 7000 commemorative tickets are sold by Keihan. Incidentally, a PVC figure in left side above photo is what I got at a game center recently.


一通り、浜大津駅で撮影を行った後、浜大津駅から石山寺駅へ移動しました。ここでの目的は…、

After I shot streetcars near Hamaotsu station briefly, I moved from Hamaotsu station to Ishiyamadera station. The purpose in here was …


タイトルと先ほどの記念乗車券で察しがつくかもしれませんが、映画「けいおん!」のHO-KAGO TEA TIME TRAINとして運用されているラッピング電車(613-614号)の撮影です。やはり人気アニメの全面ラッピングのため、鉄っちゃんだけでなく、アニメファンも多数撮影していました。(当然、それら2つを兼任する人もですが。)

to shoot the advertising train (No.613-614) which was used as HO-KAGO TEA TIME TRAIN of “K-ON!” the movie, though someone may be able to recognize by this document title and above mentioned commemorative ticket of “K-ON!”. As I expected, not only many railway fans but also many cartoon fans shot the HO-KAGO TEA TIME TRAIN because it was wrapped fully with a popular cartoon “K-ON!”. (Of course, someone who likes both railway and cartoon also do.)



このラッピング電車ですが、外側に「けいおん!」のメインキャラクター5人が描かれており、窓を含めた車体全体をラッピングしています。しかも、専用のヘッドマークも付けているばかりでなく、内側も乗降用ドア、妻部(連結部分のドア側)、網棚上部及び吊革といった部分も「けいおん!」仕様となっていました。ただ、残念なのは吊り広告が一般のものだったことです。映画とのタイアップで誕生したこのラッピング電車なので、JR山手線に走っているADトレインのように吊り広告も映画「けいおん!」の宣伝にすれば、完璧でした。ただし、京阪の大津鉄道部の本気度を感じさせたラッピングです。
Five main characters of “K-ON!” were drawn outside the advertising train. The advertising train was wrapped fully, including windows. Additionally the head marks for exclusive use is also attached the train front. Also inside the advertising train, that is, the passenger doors, the corner on wagon, wall above the luggage rack and the straps, almost all were covered with "K-ON!". But I thought unfortunately that the advertising poster hung in the train was general. The advertising train was made by tie up with the movie. Therefore, like the AD train of JR Yamanote Line in Tokyo, if "K-ON!" the movie was used as the advertising poster hung in the train, it would be perfect. However, I felt earnestness of Otsu Railway Department of Keihan by wrapping of the advertising train.



では、このラッピング電車の動画をお楽しみください。撮影場所は石山坂本線の三井寺駅~浜大津駅間の併用軌道です。やはり、軌道線は専用軌道よりも併用軌道が好きです。
路面電車とアニメが堪能できる一粒で二度美味しいラッピング電車でした。
京阪と沿線住民にとっては、ラッピング電車によって、鉄っちゃん及び鉄っちゃん以外の顧客が来訪し、記念乗車券購入や大津線利用により、収入が増え、経営が安定するのであれば、大津線が存続することとなり、良いことだと思います。これで映画の観客動員が増えれば、制作会社側も潤うので、やはり良いことだと思います。

Please watch previous video in which the advertising train was shot. I shot the video on the street-running section between Hamaotsu and Miidera stations of Ishiyama-Sakamoto Line. I like tramway which runs on the street-running section better than on the segregated section.
The advertising train acts like killing two birds with one stone surely for me because it was possible for me to enjoy tramway and cartoon.
If the advertising train brings more passengers who are not only railway fans but also railway non-fans, the Otsu Railway Department gets more income by using Otsu Line and buying commemorative tickets. Otsu Line will be continued without abolishing by stable management of the Otsu Railway Department. I think that above case is good for Keihan and residents along Otsu Line.
If the advertising train brings larger audience of the movie, the production companies also get more income. I think that this case better.



浜大津駅を後にし、再び右京区役所前に戻ってきました。この右京区役所前には嵐電こと京福電気鉄道嵐山本線が走っています。目の前を通っている嵐電を無視するにはもったいないので、撮影をしました。
再び、来たルートを戻るように、京都市から亀岡市、南丹市、篠山市、加東市を経由して帰ることにしました。
改めて地図を見ると、西脇市と京都市及び西脇市と我が故郷・堺市の直線距離がほぼ同じことがわかります。(どちらもほぼ90km弱で、一般道で行くと、約2時間半です。)西脇から京都に行く際にはこのルートで今後も行くことをします。

I left Hamaotsu station and came back to Ukyo Ward government office again. Arashiyama Line of Keifuku Electric Railroad known as Randen is going in front of Ukyo Ward government office. If I left Kyoto without shooting Randen's tram which was run in front of my eyes, I would be sorry. Therefore, I took a photo of Randen at this time. I returned from Kyoto via Kameoka, Nantan, Sasayama and Kato to Nishiwaki reversely along same route of the outward journey. Looking at the map again, you can see that distance between Nishiwaki and Kyoto is nearly as long as distance between Nishiwaki and my hometown Sakai. (Both distance is approximate 90km and both take approximately 2 hours 30 minutes without driving the highway.) When I will go from Nishiwaki to Kyoto, I will drive also this route from next time.

2011年9月5日月曜日

台風一過となりましたが、大変でした。

ゆっくりと四国及び中国地方を縦断した台風12号がようやく日本海へ抜け、兵庫県播磨地方はようやく落ち着きを取り戻しました。
台風12号通過時で最も緊張したのは日曜日の未明でした。




日曜日に変わった頃に、北播地方に急激な雨が降り続け、杉原川の水位は急激に上昇しました。上の写真は午前3時頃の杉原川の様子であり、あと1mほどで堤防から水が溢れそうになっていました。
これを見て、私は一つ前の記事のとおり、近くのスーパーへ避難することにしました。
午前3時から午前6時まで杉原川の水位が下がらなかったので、スーパーの駐車場に駐めた車の中で夜を明かすことになりました。




ようやく上流の多可町、西脇市での杉原川の水位が下がり始めたようなので、自宅へ帰ることにしましたが、杉原川は上の動画のとおり(9/4、午前6時頃)尋常ではない濁流となっていました。(対岸の人の身長及び川の水面とガードレールの高さを比較してください。もうちょっとで溢れそうな状態になっています。また、聞こえてくる音は川の濁流の音です。)
対岸の郷瀬町では床上浸水が発生したようで、排水ポンプで激流となっている杉原川に水を戻していました。また、上流の多可町では護岸が崩れ、家屋が流出したそうです。幸いにも人的被害はなかったみたいですが。
その後、徹夜を強いられたため、日曜日は一日中眠ることになりました。月曜日に職場で話をしてみると、どうやら皆さん同じ状況になっていたみたいです。
めでたくなし。めでたくなし。

2011年9月4日日曜日

杉原川が大変です。

台風12号の接近により、北播地区には断続的な大雨が降っており、大雨洪水警報が出たままですが、杉原川の水位が橋のすぐ下まで迫り、警報が真実味を帯びて来ました。とりあえず、近くのスーパーに避難する事にします。と、来て見ると、同様のことを考えた人が多く、地元の人にとっても危険なのでしょう。本当に不味い状況です。