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2014年11月21日金曜日

2014年黄金週間・5/5ホエールウォッチング編

(○:出発地、☆:宿泊地)
5/5の行程は北見市から網走市へ向かい、網走市で2つイベントをこなし、サロマ湖沿岸を経由しながら、一気に札幌へ向かうという強行軍となります。距離にして約400kmなので、東京から大阪、神戸あたりまでの距離と同じです。
ここでは5/5のドライブルートのA地点からB地点までの行程を述べます。

では5/4の宿泊地であった北見市(A地点)を出発します。網走での最初のイベントの時間に合わせるため、朝の6時出発です。国道39号線を通り、網走市に向かいます。ただし、途中で北海道道104号線、国道238号線のバイパスルートを通ります。

目的地は網走川河口部にある道の駅「流氷街道網走」(B地点)です。この道の駅の網走川に「あばしりネイチャークルーズ」の船が停泊しており、これに乗船したくてやってきました。この「あばしりネイチャークルーズ」ではオホーツク海のイルカやクジラ、あるいはウミドリをほぼ観察できます。「ほぼ」というのは100%ではないからですが、私が乗船した時は観察することができました。

詳細は下記URLを参考にしてください。

予約はしていませんでしたが、集合時間である8:15までに上記場所で待っていると、乗船できるとのことなので、道の駅内で料金を支払いました。

では、この船に乗って、オホーツク海へホエールウォッチングに向かいます。

この網走川から網走港に入り、更にオホーツク海に出ていきます。5月ですが、オホーツク海上を吹く風はまだ冷たいです。

オホーツク海の沖合まで出ると、イルカ・クジラが頻繁に顔を出すようになり、またベテラン船長が見やすいように操船してくれるとともに、顔を出すと予想される方向を正確に示してくれるため、十分に満喫しました。また、イルカやクジラばかりでなく、山頂が白く覆われている羅臼岳をはじめとする知床半島の山々がまた素晴らしかったです。

あっという間の3時間弱のクルーズが終わり、道の駅で海鮮丼を食べた後、次のイベントの場所に向かいました。網走といえば、あそこ(C地点)です。

2014年11月17日月曜日

2014年黄金週間・5/4摩周湖・屈斜路湖編

今回はドライブルートのE地点から宿泊地であるJ地点までが対象となります。では、E地点以後について述べます。
E地点以後の国道241号線はかなり曲がりくねった道が続いており、車を運転するのが好きな人にとっては運転しがいのある道でした。

弟子屈町の中心部を通りぬけ、北海道道52号線に入ります。上り勾配のある道を登り終えてしばらくの場所に摩周湖第1展望台があります。
摩周湖は日本一の透明度をもつ湖であり、世界でも第2位の透明度を持っています。(世界一はロシアのバイカル湖)。摩周湖はその水深の深さによる水の青さと湖岸のほとんどが断崖絶壁となっているため、独特な雰囲気をもった湖です。
摩周湖第1展望台以外に摩周湖第3展望台(第2展望台は閉鎖)及び裏摩周展望台がありますが、時間がないので、北海道道52号に沿って、川湯温泉に向かいます。
川湯温泉の途中にはアトサヌプリ(別名、硫黄山)がありますが、今回は通過します。ちなみにアトサヌプリとはアイヌ語で「裸の山」ということで、文字通り草木は生えていませんでした。

川湯温泉の泉質は低張性酸性高温泉(酸性明ばん緑ばん泉)であり、緑ばんこと、硫酸鉄(II)が青緑色をしているため、湯の色が緑色をしています。

川に温泉が流れ込んでいるため、川からは湯気が出ています。また、川湯温泉は強酸性硫化水素を含んでいるため、ほのかに香る硫化水素の匂いがし、また、強酸性(pH1.6~1.9)なので、川の水は酸性に偏っています。
日没までに屈斜路湖に行きたかったので、すぐに出発します。

湖岸を掘ると湯が湧き出すことで有名な屈斜路湖畔の「砂湯」にやって来ました。写真では日本最大の湖中島である中島が見えています。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖であり、世界でも第2位の大きさを持ちます(世界最大はインドネシアのトバ湖)。屈斜路湖のある屈斜路カルデラは九州・阿蘇山のある阿蘇カルデラも大きい、日本最大のものであり、周囲には火山が存在します。

砂湯を離れた後、日没をむかえ、屈斜路湖畔の国道243号線を走り、美幌峠を越え、北海道道122号線を進み、2日目の宿泊地、北見市に到着しました。
北見市ではジンギスカンを食べ、北海道気分を満喫しました。

2014年11月16日日曜日

2014年黄金週間・5/4阿寒湖編

今回はドライブルートのC地点からE地点、阿寒湖温泉の徒歩ルート及び阿寒湖観光汽船の航路が対象となります。では、C地点の釧路市丹頂鶴自然公園を出発します。
このまま、国道240号線を道なりに進んでいきます。

途中、道の駅・阿寒丹頂の里に立ち寄り、エゾシカの大和煮等を購入しました。阿寒湖はまだまだ先にあります。

1時間半ほどかけて、阿寒湖に到着しました。最初はどこに車を止めていいかわかりませんでしたが、国道240号線沿いに駐車場があり、そこに駐めることにしました。
まず、温泉に入るため、まりも湯さんに入りました。泉質は単純泉で、湯船の温泉の温度は高くなっていました。長時間の運転で疲れた体にはちょうど良かったです。

さて、温泉に入った後、阿寒湖の遊覧観光をすべく、阿寒観光汽船の遊覧船・ましゅう丸に乗船し、周囲の風景とまりもを観察しに行くこととしました。

この遊覧船は阿寒湖をほぼ一回りするものとなっています。なお、湖の氷がなくなったのは4月とのことなので、船上に流れる空気は冷たいです。ちなみに、上の写真は雄阿寒岳です。

続いて左側の冠雪している山が雌阿寒岳です。雄阿寒岳、雌阿寒岳いずれも活火山です。

阿寒湖の細く入り組んだ場所に阿寒川に流れ出す滝口まで、遊覧船は向かいます。この滝口は雄阿寒岳の登山口となっているようで、夏にはここから登山する人がよく通るとのことです。

滝口の後はマリモ展示観察センターのあるチュウルイ島に船を接岸させて、上陸します。阿寒湖の向こう側に見える雌阿寒岳がはっきりと見えます。ちなみに、湖の中の島に上陸するのは浜名湖の弁天島以来となります。陸上から行く手段がない島としては初めてです。

マリモ展示観察センターを見学し、マリモの誕生から最期まで見ることができました。

チュウルイ島を離れ、再び阿寒湖温泉街に戻った後、AQUAで次の目的地、摩周湖・屈斜路湖を国道241号線に沿って目指します。その途中にある双岳台(E地点)とよばれる展望場所に立ち寄り、雄阿寒岳と雌阿寒岳(写真では雄阿寒岳しか見えませんが、)を見た後、AQUAの運転を続けます。

2014年11月15日土曜日

2014年黄金週間・5/4/釧路湿原・丹頂鶴自然公園編

 
A地点:出発地、J地点:5/4最終目的地)
5/4となり、いよいよ釧路(A地点)から北見(J地点)にかけ、道東地方を旅することになります。
今回の記事の対象は釧路市中心部周辺のA地点からC地点となります。

ホテル横には釧路グレース教会があります。場所は釧路駅前になり、駅前に教会は珍しいと思い、撮影しました。

教会を通り過ぎた後、釧路・和商市場にて釧路土産を購入しました。ホテルで朝食を目一杯食べていたこともあり、海鮮丼等は今回は断腸の思いで断念しました。
和商市場では、カニ、イクラ、鯨肉といったものを購入し、クール宅急便で送付することとしました。

今回はハイブリッドカーのAQUAを運転することも目的の一つです。ナイフ使いの某委員長キャラの痛車にするにはもってこいのロイヤルブルーが映えるいい車を借りることができました。

釧路市内から結構な時間をかけて、釧路湿原国立公園の細岡展望台(地図上のB地点)にやってきました。展望台近くまで来ると、狭い砂利道となり、行き違いや車のことが心配になりました。

その細岡展望台より釧路湿原を望んだのですが、湿原の雰囲気はあまり感じられませんでした。やはりここは初夏に来るのが良さそうです。ただ、自然のままの状態が残されており、三日月湖等を見ることができたのはやはり良かったと感じています。

細岡展望台を離れ、釧路空港近くにある釧路市丹頂鶴自然公園(地図上のC地点)に向かいました。結構な距離があるので、車でも時間がかかりますが、5/4の最終目的地の北見市のことを考えると、まだ序の口です。

釧路市丹頂鶴自然公園では丹頂鶴に関する展示がありました。この骨の標本をみると、鳥がやはり恐竜の子孫といってもおかしくないという感じがします。

この丹頂鶴自然公園には生きている丹頂鶴も多くいます。
丹頂鶴といえば、JALのシンボルマークで有名ですね。ANA派の私ですが、JALのマークは丹頂鶴をモチーフとしたものが合っていると思います。
本当に余談ですが、重機のクレーンが鶴と同じく英語がcraneなのは重機の形状が鶴に似ていることから付けられたものです。
ということで、丹頂鶴自然公園を離れ、阿寒湖へ向かいます。