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2009年11月25日水曜日

上海2泊3日の旅 ~序章:三宮・堺編~

今回も諸般の事情により、中国・上海2泊3日の旅を先に記述します。
そもそも、何故、上海に行くことになったかというと、K本さんが上海の事業所がいったいどういうところか知りたいということがあり、勤労感謝の日が絡む11/21~23に上海に行き、中国では平日である11/23に会社の上海事業所を訪問しようということになりました。私はというと、過去4回の出張で残してきた荷物を回収するとともに、上海地下鉄2号線の張江高科駅に接続する有軌電車、つまり路面電車を撮影に行こうという意図もあり、一緒に行くことになりました。
中国に行くので、まずは西脇から関西空港に車で行くことにしました。私の自宅とK本さんの自宅の場所的な関係から「Tramway Killer号」を使用することとしました。



K本さんが神戸三宮に要件があるため、高速道路に乗らず、加東市、小野市、三木市、神戸市と一般道を用い、三宮まで来ました。K本さんが用事を済ましている間、私はJR三ノ宮駅に入場券で入り、隣の阪急神戸線を撮影します。
再び、K本さんと合流した後、阪神高速に乗り、昼食を食べるため、我が故郷、堺へ立ち寄ることにしました。





ということで、前自宅のあった場所に近い、ゲコ亭で昼食をとることにします。




少々、割高になりますが、このゲコ亭の白飯がやはり美味しい!!ご飯がつやつや光っており、口の中に入れると、適度な柔らかさと米の甘さが良いです。




さて、ゲコ亭まで来たのなら、デザートにはやはりかん袋のくるみ餅を食べないわけにはいきません。そこで、阪堺線の通っている大道筋を横断し、更に前自宅に近づき、かん袋に向かいます。




かん袋で食べるのは氷くるみです。この氷くるみは通常のくるみ餅(写真では上の方)にかき氷をぶっかけるもので、こくのあるくるみ餅の甘さがほどよく薄まり、サクサクっと口の中に入っていきます。私は真冬の寒い時期にもこの氷くるみを食べます。ちなみに、初体験のK本さんは通常のくるみ餅をまず食べました。当然、通常のくるみ餅も美味しいですよ。




ゲコ亭、かん袋と十分に堺グルメを満喫した後、再び阪神高速で関西空港まで向かいます。この日は天気が非常に良く、また、車もスイスイと運転できたので、気持ちよく運転ができました。特に、関西空港連絡橋の景色が良く、前面には1週間前に通った明石海峡大橋がはっきり見えました。
関西空港に到着後、車を業者に預け、国際線チェックインカウンター(北)へと向かいます。いよいよ、関西空港から上海浦東空港へと向かいます。

上記で紹介したゲコ亭は下記の場所にあります。

また、かん袋は下記の通りです。


大きな地図で見る

いずれも、 売り切れると閉店するので、早めに訪問した方が良いと思います。




2009年11月19日木曜日

大阪-西脇紀行(第7回)(11/14~15後編)

前回の続きです。
堺浜楽天温泉祥福にて一泊した後、今回の第一の目的地である姫路へ向かうことになりました。
今回もいくつか過去の写真を使用していますので、2009年11月15日に撮影したものは撮影日を省略し、それ以外は撮影日を記述します。




(2009年8月30日、南海電鉄・堺駅東口にて撮影)

姫路に向かう前にK本さんを堺駅西口まで送ることにします。




堺駅西口からはkinbooさんとともに姫路に向かいました。阪神高速道路、第二神明道路、加古川バイパス、姫路バイパスと乗り継ぎ、約2時間程度で姫路に到着しました。姫路城近くの駐車場に「Tramway Killer号」を駐め、目的の場所へ向かうことにします。
姫路城が目的のkinbooさんとはここで別れました。kinbooさんの姫路城訪問記について、下記のアドレスから見ることができますので、興味のある方はこちらをご覧ください。




姫路城からしばらく歩き、山陽姫路駅に入ります。目的地は山陽姫路駅の隣駅である手柄駅なので、普通・阪急三宮行電車に乗ります。




1駅なので、すぐに到着しました。構内踏切のある懐かしいタイプの駅です。


 

手柄駅から西へしばらく歩いていくと、姫路市手柄山中央公園があります。公園は山の上にあるので、階段を上っていきます。





公園内には35年ぶりに日の目を見た姫路モノレールの車両が展示されています。姫路に今回来たのはこの姫路モノレールを見たいがためです。今回はそれ以外ありません。(姫路の皆様、申し訳ありません。)




折角なので、上から運転台部分を拡大して撮影しました。




車両の横には台車と駆動装置が展示されていました。ただ、完全な形ではないようです。




手柄山中央公園の上にある緑の相談所の建物に向かいます。ここにはかつて姫路モノレールの手柄山駅の駅舎があったところです。この建物の下にかつてのコンコース跡があるとのことなので、早速向かいます。




コンコース跡へ降りる階段はまさに駅の階段の仕様になっています。




コンコース跡には人がたくさんいました。ここでは姫路モノレールに関する資料が展示されていました。




姫路モノレール唯一の中間駅であった大将軍駅の駅名票です。




実は、姫路モノレールの軌道はまだ姫路市内に残っています。上写真では右下に軌道が残っているのがわかります。この軌道は写真中央にあるビルまで続いていました。





そのビルの近くまで行き、撮影したものが上の写真です。このビルには先程、駅名票があった大将軍駅がありましたが、今は立入禁止となっています。






この軌道はしばらく姫路駅の方角に向かっており、さながら古代遺跡のように姫路の街に残っています。



(2009年7月19日、明石海峡大橋にて撮影、ビデオ撮影分を後日静止画化)

旧姫路モノレールの遺構を辿るのが終了し、両親のいる徳島市へと向かいます。実は祖母の状態が悪く、11/21~23はどうしても開けることができない予定があったため、急遽見舞いに行くことにしました。
姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明道路等を抜け、神戸淡路鳴門自動車道を通り、明石海峡大橋と通り、淡路島を通過します。



(2009年7月19日、大鳴門橋にて撮影、ビデオ撮影分を後日静止画化)

大鳴門橋を通過すると、徳島県に入ります。高速道路を降り、しばらくすると、両親邸に到着しました。そこで、両親と一緒に祖母の入院している徳島赤十字病院に向かいます。
正直、祖母の状態は良くありませんが、できるだけ長く生きてほしいと思い、病院を後にしました。また、近いうちに見舞いに行きます。
見舞いが終わると、とんぼ返りで神戸淡路鳴門自動車道を通り、山陽自動車道を経由し、西脇に戻ってきました。自宅に到着した時間は22時前となっており、すっかり周辺は静かになっていました。
次回も諸般の事情で車かな。


2009年11月18日水曜日

大阪-西脇紀行(第7回)(11/14~15前編)

諸般の事情により、下記については後日に報告し、時系列的に後になる「大阪-西脇紀行(第7回)」を報告します。
  1. 岡山電気軌道併用軌道並走(10/31)
  2. 広島電鉄・第14回路面電車まつり(11/1)
  3. 大阪市交通局・おおさか市営交通フェスティバル(11/8)
さて、今回の「大阪-西脇紀行(第7回)」も前回に引き続き、「Tramway Killer号」により西脇に帰ることにしました。なお、今回の記事は過去の写真もかなり含まれるため、2009年11月14日に撮影したものは撮影日を省略し、それ以外は撮影日を記述します。



今回も前回と同じ場所に駐車します。病院で診察を受けた後、西脇に向け、出発することにします。
今回のルートは下記の通りです。

福島駅前
↓あみだ池筋
芦原橋駅前
↓新なにわ筋・国道26号線・旧国道26号線(ほぼ旧・新阪堺線電車道)
浜寺公園
↓徒歩
阪堺電軌・浜寺駅前
↓阪堺電軌・阪堺線
阪堺電軌・我孫子道駅
↓阪堺電軌・阪堺線
阪堺電軌・浜寺駅前
↓徒歩
浜寺公園

出島入口
↓阪神高速4号湾岸線・16号大阪港線
阿波座出口

大阪府商工会館付近

南海電鉄・石津川駅前

堺浜・楽天温泉祥福(一泊)

南海電鉄・堺駅西口

住之江入口
↓阪神高速15号堺線・1号環状線・3号神戸線
須磨IC
↓第二神明道路
明石西IC
↓加古川バイパス・姫路バイパス
姫路城
↓徒歩・山陽電鉄(山陽姫路~手柄)・徒歩
手柄山中央公園
↓徒歩・山陽電鉄(手柄~山陽姫路)・徒歩
姫路城
↓姫路バイパス・加古川バイパス
明石西IC
↓第二神明道路・阪神高速7号北神戸線・第二神明北線
垂水JCT
↓神戸淡路鳴門自動車道
鳴門IC

両親邸(徳島県徳島市)

鳴門IC
↓神戸淡路鳴門自動車道
神戸西IC
↓山陽自動車道
三木小野IC
↓国道175号線
アピカ西脇

自宅

というわけで、大阪と西脇の間には存在しない姫路市、淡路島、四国の徳島市を経由する無謀な経路となっています。(なんと、神戸市を3回も通過します。)

まず、福島駅前から浜寺公園に向かいます。カーナビに従って進んでいるうちにあみだ池筋に入ったことに気づきました。このまま、あみだ池筋、新なにわ筋、国道26号線、旧国道26号線のコースつまり大阪市電30系統(福島西通~三宝車庫前)、29系統(桜川二丁目~出島)及び新阪堺電鉄(芦原橋~浜寺)のコースをとり、浜寺公園に向かいます。




30分ほど運転し、浜寺公園に到着しました。ここでパークアンドライドばりに「Tramway Killer号」を駐車し、浜寺駅前から我孫子道まで途中ビデオ撮影をしながら阪堺電軌・阪堺線堺市内区間を北上します。



(2006年7月23日、富山駅北にて撮影)

なぜ、阪堺線堺市内区間のビデオ撮影をしたかというと、万が一の事態に備えて今から撮影しておこうと思ったからです。堺市長選前は上の富山ライトレールのような車両が阪堺線に走るものと思っていました。



(2005年3月19日、新岐阜駅前にて撮影)

しかし、現実は厳しく、阪堺線堺市内区間は岐阜600V線区のように儚く消えていく運命になるかもしれません。思えば、私が岐阜600V線区を取り始めたのは廃止の噂が聞こえだした2003年頃からでした。2005年の廃止までに10回以上岐阜を訪問し、訪問する度にカメラを手にする人が増えていきました。今回阪堺線に乗車し、沿線に見いだすカメラを手にする人の数は私が堺市に住んでいたときよりもやや増えているような気がします。嫌な傾向です。



我孫子道駅に到着し、今度は浜寺駅前に向かい、南下します。やはり、車中でビデオ撮影し、万が一の事態に備えておきます。



(2003年11月3日、大阪商工会館前にて撮影)

浜寺駅前に戻り、再び浜寺公園に駐車していた「Tramway Killer号」に乗り、大阪市内の本町へ向かいます。日没も近く、時間もないので、出島入口より阪神高速で向かいましたが、大阪市内の阪神高速は交錯する場所が多く、非常に運転がしにくいです。阿波座出口より出て、どうにか本町の大阪商工会館そばまで来ました。ただ、日が落ち、すっかり空は暗くなっていました。ちなみに、上の写真は2003年の阪神タイガース優勝時の御堂筋パレードの時のものです。

 

(2003年11月3日、船場中央3丁目交差点にて撮影)

この本町駅近くの店に入り、うちの会社と労組の幹部の人たちが食事をしている中、乱入しました。ひととおり食事をした後、H川さん、K本さん、kinbooさんと同乗し、この御堂筋を南下、途中より前述の大阪市電29系統コース(桜川二丁目~出島)をとり、前職場の最寄り駅、石津川駅前に向かいます。





石津川駅前にあるお世辞にもきれいとは言えないものの、豪快な魚料理をリーズナブルな値段で振る舞ってくれる「さかなや」へ私と前述の三人にO曽さんが加わり、二次会が始まりました。豪快な料理といろいろな話で大変盛り上がりました。




 「さかなや」のメニューは大雑把ですが、その分、新鮮な材料を使った料理をいただくことができます。なお、このとき出た料理については下記のサイトで見ることができます。

ちなみに、「さかなや」の場所は下記のとおりです。


より大きな地図で 大阪~西脇紀行 を表示

また、いただいた店の名刺です。





(2009年7月12日、堺浜楽天温泉祥福前にて撮影)

二次会が終わり、石津川から堺浜へ移動し、オールナイト営業を行っている堺浜楽天温泉祥福でK本さん、kinbooさん及び私が一泊することにしました。

(11/14~15後編につづく)

2009年11月14日土曜日

大阪-西脇紀行(第6回)(10/24)

大阪-西脇紀行の第6回目です。
第5回目で長大な鉄道の旅をしましたので、今回は趣を変え、「Tramway Killer号」で西脇に帰ることにしました。



とにかく、自家用車で大阪市内まで向かい、駐車場に駐めます。とにかく、大阪市内は駐車しにくいです。ここで、病院で診察を受け、ほぼ2時間後西脇に向け、出発することにします。
今回のルートは下記の通りです。

福島駅前

海老江入口
↓阪神高速3号神戸線
須磨IC
↓第二神明道路
大蔵谷IC

きむらや(明石焼きの店)

山陽電鉄・明石駅
↓国道2号線
和坂交差点
↓国道175号線
野村東交差点

アピカ西脇

自宅

まず、海老江入口より阪神高速3号神戸線に乗り、 神戸に向かい、西に進みます。途中、3号神戸線は3車線だったので、走りやすく、順調に進んでいました。しかし、武庫川出口を過ぎると、2車線となり、更に神戸に近づくと、車の数が多くなり、やや走りにくくなりました。その後、須磨ICで第二神明道路に乗り、大蔵谷ICまで進みます。



大蔵谷ICで第二神明道路を降り、明石市内に向かいます。なぜ、明石に向かうかというと、今から約16年前のこと、私が広島大学に在学していた頃、先輩のchika♪♪さんから故郷の淡路島へのフェリー乗り場の前にある店でいつも美味しい明石焼きを食べていたという話を聞いており、その店に行ってみようと考えたからです。
さて、確かにフェリー乗り場の前には玉子焼(明石における明石焼の名称)の店があります。しかも、人々が並んでいます。
というわけで、しばらく並んだ後、店の中に入ります。



玉子焼と呼ばれているだけあり、銅製の焼き板に入れられる液体は黄色くなっています。焼き板から明石焼を菜箸を利用して手際よく返しているのを見ているうちに、焼き板の上にまな板状の木板を置き、ひっくり返して1人前20個(¥800)の明石焼きが完成しました。上の写真のような状態で明石焼きと出汁が出されました。明石焼を1個箸でつまみ、出汁につけ、食べると卵の味が色濃くでており、中には蛸しか入っていませんが、非常に美味しいです。特に、ふわふわとした食感がたまらなくいいです。この明石焼は大阪のたこ焼きとは明らかに違います。




 本来であれば、山陽電鉄の鉄道の日イベントである「山陽・鉄道フェスティバル」に参加しようとしていましたが、病院の待ち時間が長引いていまい、行くことができませんでした。そのため、山陽明石駅で鉄分を補給することにしました。上の写真は神戸・大阪方面ホームから明石港へ向かう道路を撮影したものです。背景の山は淡路島の山です。
 山陽明石駅で少し鉄分を補給した後、国道2号線を西進し、途中で国道175号線を北上し、西脇へ向かいました。意外と距離があり、しかもアップダウンもあったものの3桁国道にしては非常に走りやすい道路でした。ともあれ、じっくりと時間をかけ、西脇に戻りました。
 次回はどうしようかな~。
 ちなみに、玉子焼のきむらやさんの場所は下記の通りです。


大きな地図で見る

2009年11月12日木曜日

六甲ライナーフェスティバル後、ケーキハウスツマガリへの寄り道



六甲ライナーフェスティバル後、折角なので、西脇に直接帰らずに、西宮へ立ち寄り、ツマガリのケーキを買いに行くことにしました。夙川駅前に車を駐め、甲陽線で甲陽園駅まで行きました。
ケーキハウスツマガリは阪急甲陽線・甲陽園駅の近くにあり、堺の事業所にいたときに同僚の女性に教えてもらった店です。このツマガリの洋菓子がとても美味しく、この和菓子党の私がわざわざかつては堺から、現在は西脇から夙川公園の桜や阪急甲陽線を撮影するついてでとはいえ、買いに行っています。


 

 甲陽園駅の改札を出て、駅前の阪神バスが通る道を右の方に約2分ほど歩き、上の建物の階段を下りると、ケーキハウスツマガリ甲陽園本店があります。この甲陽園本店以外に大丸梅田店及び大丸神戸店もありますが、生菓子はこの甲陽園本店しかありません。
 また、この店は注文から精算、商品の受取までの流れがユニークです。(少なくとも、私にはそう思えます。)その流れを説明すると、まず、店の中に入り、たくさんの種類のケーキやプリンが置いてあるガラスショーケースのカウンターの前で商品を見ながら、注文をします。次に、名前と持ち帰りの所要時間を確認され、その場では精算せず、入口から見て左側にあるレジに行き、そこで精算します。なお、所要時間は2時間くらいまでなら可能です(私は2時間と言って何も言われませんでした。近辺のばかりでなく、遠くからの客も結構多いようです)。精算後、整理券の半券が配られ、受け渡す商品が準備できると、該当する整理券番号と名前を呼ばれ、半券を渡し、確認の上、商品を受け渡されます。最初、この店でプリンとケーキを買ったときは少々面食らいました。
 ちなみに、この店の上の階にはカブトヤマという喫茶店があり、ここでツマガリのケーキを注文することができ、コーヒーと一緒に食べることができます。このときはコーヒーを注文しただけでしたが、お茶請けとして枕木をモチーフとしたお菓子が一緒に付いてきました。ここのコーヒーはやや苦いですが、ブラックでお菓子とともにいただくと、お菓子の甘さとコーヒーの苦さが絶妙のハーモニーを奏で、とても美味しいです。お菓子と一緒に飲むことを計算しているのだと思います。次回はツマガリのケーキと一緒にいただきたいと思います。


 

 ともあれ、今回も「甲陽の風プリン」と「ツマガリ」というケーキを購入しました。私はこの「甲陽の風プリン」が大好きで、カスタードプリンが濃厚で甘く、そこにほろ苦いカラメルソースが絡み、とても美味しいです。また、カスタードプリン表面がやや固くなっており、その部分がより濃厚になっているのがたまりません。
 ケーキハウスツマガリのアクセスは下記の地図の通りです。




 また、ケーキハウスツマガリのウェブサイトは下記の通りです。是非一度、味わってみてはいかがでしょうか。

 なお、その後、夙川学園から西宮北高校の横に通る県道を通り、西脇の方へ帰ったのですが、正直えらい目に遭いました。
 (それにしても、西宮北高校って、かなり標高が高いところにあるのね。これでは毎日が強制ハイキングになってしまうわな。)

2009年11月11日水曜日

神戸新交通・六甲ライナーフェスティバル(10/17)



今年も10月がやってきました。10月といえば、鉄道の日(10月14日)、ということで、鉄道の日イベントに行って参りました。堺市に在住時には主に関西大手私鉄関連のイベントに行くことが多かったのですが、今年は兵庫県に移住したこともあり、兵庫県にある鉄道のイベントに参加することにしました。とはいえ、この企画を思いついたときは既に神戸電鉄のイベント(10月4日)は終了していたので、神戸新交通株式会社の六甲ライナーフェスティバルから参加することにしました。
予定では西脇市から神戸・三宮まで神姫バスで出て、そこからJR線と六甲ライナーに乗り継ぎ、イベント会場である「六甲島検車場」に行く予定でしたが、神姫バスに乗り遅れたため、やむを得ず、自家用車である「Tramway Killer号」で住吉駅まで乗り、駅前の駐車場で駐め、六甲ライナーに乗ることにしました。このドライブで判明したことは車で西脇から神戸へ行くより大阪へ行く方が楽だと言うことでした。



六甲ライナーに乗り、終点のマリンパーク駅に到着しました。ここから六甲島検車場に向かい、西へ約10分間歩きます。



会場である六甲島検車場の入口です。六甲ライナーはいわゆる新交通システムの1つであるAGT(Automated Guideway Transit)です。このAGTの検車場をみるのは初めてなので、楽しみです。



検車区の中にはいると、検車中のAGTの車両が数両展示されていました。




普段は見ることができない車両の下の部分です。六甲ライナーは路線の側方に案内軌条と給電線があるため、側面にオレンジ色である3本の集電装置とその下に滑車のような案内輪があるのが見えます。そして、走行にゴムタイヤを使用しているので、そのゴムタイヤも見えます。





集電装置、案内輪及びゴムタイヤのある台車部分が取り外されていました。




ゴムタイヤが摩耗すると、交換する必要があるため、検車区内ではゴムタイヤが多数あります。





六甲ライナーでは普段全自動運転をしているため、運転台の操作盤は閉じられています。ただし、半自動運転及び手動運転を行う場合、上の写真のように先頭の右側にある操作盤を開け、運転士が運転することになります。
今回は、小規模ではありましたが、AGTの検車場を見学でき、非常に勉強になりました。



2009年11月10日火曜日

広島電鉄の動画を3つアップしました。

youtubeにまた動画をアップしました。今回は3つです。撮影日は2008年5月4日と1年半ほど前になります。内容は上から順番に土橋電停から出発するもの、土橋電停へ入ってくるもの、そして小網町電停へ入ってくるものです。
いずれも「しゅらくの日本全国・路面電車の旅」用としてアップしたものです。






2009年11月8日日曜日

富山地方鉄道・富山軌道線(富山大橋)の動画アップしました。



youtubeに動画をアップしました。今回は久しぶりに路面電車を扱いました。撮影日は2009年5月と半年ほど前です。内容は富山地方鉄道の富山軌道線8000形が富山大橋を走行しているものです。

2009年11月7日土曜日

大阪-西脇紀行(第5回)(9/27後編)

 駆け足で地上の桜井線ホームにやってきました。13:37になり、ここから和歌山駅までローカル線仕様の105系でたっぷり3時間の旅が始まりました。

 桜井線を走行し、奈良盆地を南に進みます。天理を経て、桜井に近づくと、近鉄大阪線の高架線が見えてきます。そこから進路を西へ変え、高田駅へ14:23に到着です。高田駅に到着すると、大阪方面に向かう快速電車が停車していました。
 この快速電車が発車した後、普通和歌山行も14:28に出発します。なお、この高田駅でスイッチバックし、桜井線から和歌山線へと入ります。

 近鉄南大阪線をくぐり、近鉄御所線としばらく並行し、御所線から離れ、しばらくすると、近鉄吉野線が近づいてきます。近鉄との共同使用駅である吉野口駅に到着です。この駅では上の写真のように近鉄電車と同一ホーム上で接続します。しばらく停車時間があったので、ホーム上の売店でヨーグレットを購入します。
 急行大阪阿部野橋行が発車した後、普通和歌山行も発車します。

 五条駅を越えると、吉野川沿いを和歌山線は進みます。五条駅から2駅目に入る前に、電車は和歌山県に入ります。和歌山県に入ると、吉野川は紀ノ川に名称が変わります。さらに2駅進むと、南海高野線をオーバーパスし、南海との共同使用駅である橋本駅に到着します。このとき、15:21です。2つ向こうのホームには南海高野線の21m車が停車しています。おそらく、急行なんば行でしょう。

 橋本駅の駅舎にある自動改札機はJRのものではなく、特徴的なピンク色のものがある南海のものです。

 電車は紀ノ川右岸(北側)をしばらく進みますが、岩出駅を過ぎると、紀ノ川を渡り、左岸(南側)を進むようになります。ここまでくると、和歌山駅はまもなくです。

 16:34に和歌山駅到着です。ここで、跨線橋を渡り、我が愛する阪和線の乗り換えます。

 ここで、ゆっくりしようと思ったのですが、16:37発の紀州路快速(大阪環状線経由)天王寺行に間に合ったのでこれに乗ります。

 和泉山脈を越え、再び大阪府に入ると、17:02に日根野駅へ到着し、ここで紀州路快速は関西空港から来た関空快速と連結します。

 関空・紀州路快速は阪和線を北上し、17:30頃には我が故郷堺市内を通過しました。「ああ、中世自治都市堺、今選挙をやっているんだなあ。例年投票率低いんだけど、今年はもうちょっとましかな。でも人気投票になってしまっているような気がするなあ。Lost Remarkable Tradition(素晴らしい伝統の喪失)になってしまいそうだなあ。」もう西脇市民になってしまったので、選挙権はないにもかかわらず、前述のLRTな堺市長選が気になる私でした。大和川を越え、大阪市内に入ります。

 LRTのことはさておき、堺市内の乗客減が進む阪堺電気軌道の上町線も接続する天王寺駅には17:40到着です。ここで、スタート地点が新大阪駅だったら、このまま関空・紀州路快速(大阪環状線外回り・大阪駅経由)に乗ったのですが、スタート地点が大阪駅なので、諦めて大阪環状線内回り電車に乗ることにします。

 とは言え、空腹になっていたので、天王寺うどんで夕食を食べることにします。大回りの旅ではこういう構内の飲食店があると大変助かります。

 ちょうど12番線に18:01発の大和路快速(大阪環状線経由)奈良・高田行が停車していたので、これに乗車します。

 ゆったりと、クロスシートに座りながら、15分で京橋駅に到着しました。大阪環状線の下にあるJR東西線ホームに向かいます。

 18:23発の快速・篠山口行が到着しました。JR東西線では京橋駅から尼崎駅までのほとんどの間、地下を進みます。

 JR東西線の地下区間から地上に出、神崎川を渡り、ようやく兵庫県に入ることができました。尼崎駅には18:41到着です。

 また、跨線橋をわたり、加古川駅まで新快速・播州赤穂行に乗ります。本日3回目の新快速電車です。18:51に尼崎を出発します。

 さすがに新快速なので、加古川までスムーズに行きます。19:36に加古川に到着です。もう既にスタートして半日経過してしまいました。
  ようやく、お馴染みになった加古川線103系電車に乗ることができます。今回はたまたま接続がよく、19:48発の西脇市行電車に乗ります。西脇市駅まで50分ゆっくりかけて電車は進みます。

 ようやく、JR最終目的地である西脇市駅に到着しました。到着したのが20:34となり、12時間50分かけ、大阪駅から西脇市駅まで電車・気動車を乗り続けました。もう神姫バスは営業終了していたので、タクシーで自宅に戻ることにしました。
 今回の大阪-西脇紀行では11もの電車・気動車を乗り継ぎ、そのうち223系が4回(新快速3回、関空・紀州路快速1回)、221系が2回(大和路快速2回)、207系、113系、103系、105系及びキハ120系がそれぞれ1回ずつ乗車したことになります。とにかく、都市の地下線から非電化のローカル線まで同じ大阪近郊区間とは思えないほどバラエティに富んだ路線に乗車し、疲れましたが、十分すぎるくらい鉄分を補給しました。
 次回は鉄分をまた補給したいのですが、それとは全く無縁になる旅です。