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2007年8月13日月曜日

四国疾走・特急3連発

四国疾走・特急3連発~松山駅

久しぶりの旅日記として、「四国疾走・特急3連発」とお送りします。さて、8月12日に「しゅらくの日本全国路面電車の旅」の取材のため訪れた松山から、両親のいる徳島まで、特急3つを乗り継いで行くこととなりました。


四国疾走・特急3連発~切符

今回は、松山から多度津まで特急しおかぜ22号、多度津から高松まで特急いしづち22号、高松から徳島まで特急うずしお19号で行くこととしました。いずれも4分の乗換となっているため、スムーズな乗換が期待できます。なお、お盆期間中のため、特急しおかぜと特急いしづちは併結されておらず、多度津での乗換となっています。ただ、残念なことにうずしお19号の指定券のみが予約することができず、自由席に乗ることとなりました。
「高松と徳島の間は帰省客で一杯なんやろか?」


四国疾走・特急3連発~しおかぜ

さて、しおかぜ22号に乗ることになりましたが、なんとバイキンマン列車が使用されていました。ぎりぎりで松山駅に入ったため、急いで駅弁を購入し、乗ることとしました。松山から多度津まで2時間の旅なので、駅弁を食べた後、気動車のエンジン音を聞きながら、ゆっくりと眠らせて頂きました。
観音寺駅あたりで目を覚まして、時間を見てみると、なんと5分ほど列車が遅れていました。「特急いしづちは連絡はするはずだろうから、遅れても待っていると思うけど、高松の特急うずしおは待ってくれるかなあ~。」
早くも暗雲立ちこめるこの企画、どうなることやら。


四国疾走・特急3連発~いしづち

多度津にはやはり5分遅れで到着しましたが、特急いしづちはしっかりと待機していました。とにかく、指定券を買っているため、急いで乗車しました。この特急いしづちは電車なので、静かでしたが、高松での接続のことを思うと、おちおち眠ることができません。
やはり、5分程度遅れたまま、特急いしづちは高松駅に到着しました。さて、うずしおは待っているか?


四国疾走・特急3連発~うずしお(イメージ)

幸いなことに、特急うずしおは出発時刻を遅らせた上で、特急いしづちの到着を待っていました。ただし、乗換時間はほとんどありません。ダッシュでいしづちからうずしおに乗り換えました。なお、切羽詰まる乗換のため、このときの特急うずしおの写真がありませんので、2003年11月2日に撮影した特急うずしおをイメージ映像として、掲載します。
中に入ってみるとやはり予想通り、自由席は満席でとても座ることができる状況ではありませんでした。そこで、自由席が空くのをデッキで待機することにしました。
ただし、不思議なことに特急うずしおの車内には浴衣姿の人間が多くいたとともに、途中駅から乗り込む客もなぜか浴衣姿が多いのが印象的でした。
「何かイベントでもあるのかなあ~。やたら、浴衣姿の人間が多いけど。」


四国疾走・特急3連発~うずしお・到着

途中、ようやく自由席に座れ、ゆったりすることができ、無事、徳島駅に到着しました。およそ4時間の長旅となりました。めでたしめでたし。
(おまけ)
ところで、徳島駅に到着して、びっくり。普段はそれほど賑わっていない徳島駅が大勢の人で賑わっているではないですか。しかも、浴衣姿がやたら多いし、18時になったとたん、花火が上がるし、「いったい何が起こってるねん。」


四国疾走・特急3連発~徳島駅前

駅の外に出て初めてわかりました。8月12日は阿波踊りの初日で、18時の花火は阿波踊り大会の開始の合図だったわけです。
「そうか、阿波踊りか。この時期やったわ、阿波踊り。すっかり忘れてたわ。」
浴衣姿の人々はこの阿波踊りを見にきた人たちだったわけです。それを知ったとき、やや敗北感を感じました。岸和田のだんじり祭りのことを忘れ、だんじり祭り当日に岸和田駅から降り、地車を見て、「あれはいったい何や!」と言っているようなものですからね。


四国疾走・特急3連発~阿波踊り

というわけで、すでに駅前でも阿波踊りを踊り始めている人がいました。
まあ、「踊る阿呆に、見る阿呆。同じ阿呆なら踊らな、損損。」という言葉ですが、昔はあまり理解できなかったんですが、今は何となく理解できます。踊ってみると、結構楽しいもので、こういうものは見るものではなく、やるものだなと。
私の場合は阿波踊りではありませんけどね。
「アル晴レタ日ノ事、魔法以上の……」
次回の旅日記はまたまた未定です。

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