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2006年9月22日金曜日

福井で見つけた岐阜の思い出その2~架線電圧計~

架線電圧計(2006年9月16日)

第2回目はモ800形の運転席近くの扉にある架線電圧計です。
この架線電圧計は文字通り架線の電圧を示す機器であり、乗車したモ800形は電圧600Vを示していました。
名鉄岐阜~競輪場前~新関・関の系統は名鉄各務原線に乗り入れていたため、架線電圧が直流600V及び1500Vでも走行できるようになっていました。こうした車両を複電圧車といい、このモ800形とモ880形がそれに該当し、岐阜600V線区の特徴の一つとなっていました。田神~市ノ坪ではこの架線電圧計の指針が1500V(各務原線)、0V(死電区間)、600V(田神線)と動きました。
なお、福井鉄道に移ったモ800形及びモ880形は単電圧化されました。
次回はモ880形のサーキュレーターです。


<追記、2010年10月19日>


モ880形の田神~市ノ坪間の動画を貼り付けます。

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