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2009年3月1日日曜日

阪神なんば線延伸区間着工以後の西大阪線の変化その1

~ 着工前の様子 ~
いよいよ、阪神なんば線が今月開業します。この開業により、阪神と近鉄がつながり、神戸三宮と奈良の間で直通運転が開始され、人の流れは大きく変化するものと思われます。
そこで、今回から数回に分け、阪神なんば線延伸区間(西九条駅~近鉄難波駅<開業後は大阪難波駅に改称>)工事が着工された2003年10月以降の阪神西大阪線区間(尼崎駅~西九条駅)の変化を述べたいと思います。なお、阪神西大阪線については盲腸線の旅を参照願います。

<盲腸線の旅・阪神西大阪線編>
さて、なぜ私が阪神なんば線について取り上げるかというと、本来は1970年(昭和45年)3月の近鉄難波線(上本町駅~近鉄難波駅)とほぼ同時期、つまり私の誕生とほぼ同時期に開業するはずだった路線であり、今までの人生を振り返る上でも何となく感慨を抱かせる存在だからです。
ともかく、私が赤ん坊から40歳前のおっさんになるまでの間、阪神西大阪線として運行されていた尼崎駅~西九条駅間について、阪神なんば線の起工式が行われた2003年10月7日以降の変化を見ていくことにします。
今回は着工以前の様子を述べます。



阪神・西大阪線・大物駅・西大阪線電車(2002年12月30日)

1枚目の写真は2002年12月30日に撮影した大物駅の普通・西九条行きの赤胴車です。
阪神本線では普通車用のジェットカーと特急・急行車用の赤胴車が使い分けられていますが、西大阪線ではジェットカーと赤胴車が混在して使用されており、赤胴車も普通車として運行されていました。これは2009年1月22日まで続きました。


阪神・西大阪線・尼崎駅・旧4番線6番線(2002年12月30日)

2枚目の写真は2002年12月30日に撮影した尼崎駅の4、6番線ホームです。ちなみに、ジェットカーの左側のホームは切り欠きホームであり、柵の設置されている部分(4、6番ホームの大物駅寄り)が旧5番線だったのですが、この当時は線路も外されていました。なお、このホームの左奥に西大阪電車が停車しています。


阪神・西大阪線・西九条駅・車止め(2003年10月8日)

3枚目の写真は奇しくも2003年10月8日、つまり阪神なんば線起工式の翌日の西九条駅の車止めです。影になっているため、見にくいですが、車止めが2つあり、その先は突然終点になっているような形状になっています。いかにも工事がここで中止になっている印象を与えていた終点でした。
次回は尼崎駅について述べたいと思います。

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