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2010年10月6日水曜日

堺っ子の兵庫県旅行記・第6回(宝塚市)



堺っ子の兵庫県旅行記の第6回は神戸市を離れ、摂津国の宝塚市です。
宝塚市といえば、箕面有馬電気軌道として始まった現在の阪急電鉄の宝塚本線の終点であり、宝塚歌劇団やかつての宝塚ファミリーランド等があった阪急グループの牙城の一つがある場所をイメージします。


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今回は阪急宝塚駅前からスタートします。なお、上の地図にある紫色の印の場所を訪れました。


(写真①)

では、手塚治虫記念館へ向けて歩いていきます。


(写真②)

駅前の商店街を抜けると、花のみちと呼ばれる遊歩道があります。残暑が厳しい中、この道を歩いていきます。


(写真③)

花のみちを通っていくと、宝塚バウホール(写真③)、宝塚大劇場と宝塚歌劇が上演されるホールが現れてきます。


(写真④)

その宝塚バウホールと宝塚大劇場の前にはベルサイユのばらの像が建っています。



(写真⑤-1)

花のみちを歩き終わり、阪急今津線の高架下をくぐると、手塚治虫記念館が見えてきます。
手塚治虫は1933年(昭和8年)から1952年(昭和27年)の間、現在の兵庫県宝塚市に在住していました。では、中に入ります。




(写真⑤-2)

中にはいると、サファイヤとアトムが出迎えてくれます。


(写真⑤-3)

SF映画でよく見るような数多くのカプセル状の容器の中に手塚治虫に関する資料が展示されていました。


(写真⑤-4)

常設の展示の他に、訪問時には特別展として、「ジャングル大帝 レオの人生」が展示されていました。


(写真⑥)

手塚治虫記念館を出て、宝塚ファミリーランドの跡地を訪れることにします。宝塚ファミリーランドの跡地は園内西側が商業エリア及び住宅展示場として、園内中央部が宝塚ガーデンフィールズとして、園内東側が住宅エリア及び関西学院初等部として使用されています。
手塚治虫記念館のすぐ近くには1931年(昭和6年)に建築された、宝塚歌劇記念館としても使用されていた建物があります。現在は中国名菜龍坊(ロンファン)宝塚となっています。


(写真⑦)

宝塚ガーデンフィールズを散歩し、県道16号線に架かる歩道橋を越えると、住宅展示場の中にメリーゴーランドがあります。このメリーゴーランドは宝塚ファミリーランドの遊戯施設だったそうです。
このまま、阪急宝塚駅には向かわず、武庫川を渡り、今津線の宝塚南口駅へ向かいます。


(写真⑧)


武庫川に架かる県道16号線の橋を渡ります。阪急今津線の後ろには宝塚温泉の温泉街が見えています。この橋を渡ると、阪急宝塚南口駅になります。この駅から仁川駅まで阪急電車に乗ります。



(写真⑨-1)

仁川駅に降りると、「ようこそ阪神競馬場へ」の文字が見えます。この日は阪神競馬開催日だったので、多くの人たちがこの阪神競馬場への連絡地下通路に向かっています。では久しぶりに競馬場に行きます。


(写真⑨-2)

 前回、私が阪神競馬場に行ったときにはこのような地下通路はありませんでした。地下には臨時券売機が多数設置されていました。



(写真⑩)

とにかく、長い地下通路です。こんなものをよく作ったものです。


(写真⑪-1)

パドックです。みなさん、真剣に競馬新聞と馬の様子を見ています。


(写真⑪-2)


メインスタジアムです。下の階で競馬を見ることにします。



というわけで、久しぶりに馬柱を真剣に見ながら、馬券を購入しました。阪神と中山のメインの馬券をアップしました。しかしながら、2つとも外れ馬券です。
ちなみに、阪神10Rは1着11番、2着1番、3着6番ということで、11番が眼中になかったので外れても悔しくはありませんが、中山11Rは1着7番、2着9番、3着3番となっており、ハナの差で4着1番というとても悔しい結果となっています。ちなみに、三連複1-7-9は97.2倍、三連単7→9→1は590.5倍となっており、当たれば137,540円の配当でした。本当に悔しい!!


(写真⑪-3)

折角、競馬場に行ったので、ダートですが、ゴール板付近の写真もアップしておきます。久しぶりに「差せ!差せ!」「そのまま、そのまま、そのままぁ~」という喚声を聞き、競馬場にいることを実感します。


(写真⑨-3)

競馬場を去り、仁川駅に戻ると、仁川駅発の臨時急行梅田行きが西宮北口方面ホームに停車していました。この電車、その西宮北口駅を通過するのが特徴です。


(写真⑫)

再び、宝塚駅周辺に戻りました。1887年(明治20年)に武庫川右岸、つまり写真⑫の右側の岸に宝塚温泉が開業しました。そのため、宝塚駅付近の武庫川右岸には温泉街があります。
ちなみに、1910年(明治43年)に最初の方で述べた箕面有馬電気軌道が開業し、翌年乗客誘致のため、武庫川左岸、つまり写真⑫の左側の岸に開業したのが宝塚新温泉です。この宝塚新温泉が宝塚ファミリーランドとなり、宝塚新温泉の劇場アトラクションから宝塚歌劇が誕生しました。


 (写真⑬)

その宝塚温泉の中にナチュールスパ宝塚があります。入湯料は一般男性800円、一般女性1,000円となっており、(女湯はどうなっているかわかりませんが、男湯では)裸で入れる金宝泉と銀宝泉、水着着用の露天ジャグジーバスがあります。金宝泉と銀宝泉はちょうど有馬温泉の金泉と銀泉に対応しているものと思われます。とにかく、暑いところを歩き、汗をかいていたので、すっきりとしました。また、露天ジャグジーバスからは武庫川左岸の景色が見渡すことができ、気持ちいいです。

なお、ナチュールスパ宝塚のウェブサイトは下記の通りです。(リンクはしておりません。)
http://www.naturespa-takarazuka.jp/index.html
このナチュールスパ宝塚を後にし、西脇へ中国自動車道を利用して戻りました。

今回は、久しぶりにタイトル通り、(路面電車はないものの、)鉄道、アニメ、競馬という趣味丸出しの回となってしまいました。宝塚市のいろいろな面が見ることができたと思います。
次回は小野市です。

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