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2011年5月7日土曜日

2011年黄金週間・4日目(5/2)~激走!新幹線走破(鹿児島中央駅~新青森駅)+特急スーパー白鳥(新青森駅~函館駅)

5/2は久しぶりの激走シリーズです。
過去、激走シリーズとしては3回行っています。
  • 2007年夏、四国疾走・特急三連発
    (松山<しおかぜ>→多度津<いしづち>→高松<うずしお>→徳島)
    <268.9km>
  • 2008年春 東武伊勢崎線・久喜駅発、東急田園都市線・中央林間駅行き急行電車乗車
    (東武伊勢崎線→東京メトロ半蔵門線→東急田園都市線)
    <94.9km>
  • 2008年年末、激走!特急乗車数珠つなぎ(函館-近鉄難波)
    (函館<スーパー白鳥>→青森<日本海>→富山<普通車>→
    高岡<サンダーバード>→福井<しらさぎ>→米原<ひかり>→
    豊橋<名鉄特急>→名鉄名古屋・近鉄名古屋<近鉄特急>)
    <1597.4km>
今回は2010年12月に東北新幹線全線開業(八戸~新青森開業)、2011年3月に九州新幹線・鹿児島ルート全線開業(博多~新八代開業)を期に、鹿児島中央駅から新青森駅まで新幹線で走破することにしました。
この企画は2011年2月頃に考えましたが、九州新幹線全線開業前日の2011年3月11日に東日本地方を襲った東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災により、東北新幹線が寸断され、実施が危ぶまれました。しかし、2011年4月29日に東北新幹線が無事に全線復旧し、新幹線が鹿児島中央駅から新青森駅までつながり、この企画実施が実現しました。
乗車する新幹線は下記の通りです。
  • 鹿児島中央駅→熊本駅(6:07発、さくら400号博多行き、7:07着)
  • 熊本駅→博多駅(7:43発、みずほ600号新大阪行き、8:17着)
  • 博多駅→東京駅(8:30発、のぞみ16号東京行き、13:33着)
  • 東京駅→新青森駅(13:56発、はやて131号新青森行き、18:33着)
鹿児島中央駅から新青森駅まで距離にして2000.8km、時間にして12時間26分の旅となります。

なお、当日の最終目的地は函館駅なので、在来線に乗り換えることになります。
  • 新青森駅→函館駅(19:38発、スーパー白鳥33号函館行き、21:41着)
このときの切符を下記に示します。
<鹿児島中央駅から新千歳空港駅までの乗車券>


<九州新幹線の特急券>

<山陽・東海道新幹線の特急券>

<東北新幹線の特急券>

 <スーパー白鳥の特急券>

このスーパー白鳥33号と5/1と5/3の在来線を含めると、
  • 指宿駅→鹿児島中央駅(45.7km)
  • 鹿児島中央駅→新青森駅(2000.8km)
  • 新青森駅→函館駅(164.3km)
  • 函館駅→新千歳空港駅(277.3km)
合計2488.1kmとなり、直線で大阪府堺市から中国西安、香港、グアム島ぐらいまでの距離になります。


では、前置きを終わり、本題に入ります。

鹿児島市内は前日(5/1)は夏日(最高気温26℃)であり、初夏の様相をみせていました。その鹿児島中央駅前のホテルを日出(5:28)前の午前5時頃に出発し、鹿児島中央駅に向かいます。



鹿児島中央駅で日が昇るのを見ながら、簡単な朝食をとり、11番ホームに停車中の800系新幹線・さくら400号に乗車することにします。



800系新幹線の内部です。鹿児島中央駅から新八代駅までは山間というよりは山を突き抜けて敷設されているため、人家のあまりない山々を通っています。



さくら400号を熊本駅で下車し、しばらく熊本駅を歩いた後、12番ホームにN700系新幹線・みずほ600号が入線したので、乗車します。



みずほのN700系新幹線はのぞみのN700系とは異なり、2+2列シートであり、デッキと客室との壁が木目調になっているなど、落ち着いて感じになっています。



ちなみに、 熊本駅の新幹線コンコースと熊本市電がある白川口(東口)とは在来線の地下にある東西連絡通路(おてもやん通り)でつながっています。



白川口側の東西連絡通路の出口です。確かに在来線の地下を通っていることが解ります。



みずほ600号で新大阪まで行くことができますが、九州新幹線と山陽新幹線との結節点である博多駅で乗り換えます。みずほ600号は14番線に到着し、階段により12番線に移動し、N700系新幹線ののぞみ16号東京行きに乗り換えます。



5/2ののぞみ16号の車内の様子です。博多駅を出た頃はそれほど席は埋まっていませんが、出発地付近の新神戸駅、新大阪駅及び京都駅を過ぎるとさすがにいっぱいになっていました。



さすがに、5時間座ったままだと尻が痛くなってきますが、無事東京に定刻通り到着しました。途中、浜松駅を通過したとき、掛川駅で不審者侵入のため、列車が4分~45分遅れる可能性がるという表示が出たときには、多少心配しましたが、その影響はなかったようです。17番ホームから階段を下り、連絡改札口を通り、東北・上越新幹線ホームへと向かいます。



次のはやて131号に乗るために22番、23番ホームに登りました。意外に人が多くいました。



23番ホームに待機していたE2系新幹線はやて131号・E3系新幹線こまち131号に乗り込みます。



 はやて131号には多くの人々が乗車していました。この中には被災地に向かう人もいるのかもしれません。



ちょうどお昼時となっていたので、東京駅で牛肉弁当を購入し、食べることにしました。



東北新幹線を北上し、仙台駅付近に差し掛かると、さすがに地震によるものとおもわれる屋根のブルーシートがたくさん見られるようになりました。やはり、今回の地震による被害は大きかったことを実感させられます。
さらに、仙台駅を過ぎ、最後まで復旧が遅れていた路線に差しかかると、所々で新幹線が減速するようになりました。まだ、完全復旧には時間がかかるものと思われます。
岩手県内に入ると、山や里には満開の桜によるものと推測される桜色が目立つようになりました。そうしているうちに盛岡駅に到着し、秋田へ向かうこまち131号と新青森へ向かうはやて131号が連結解放するため、しばらく停車しました。プラットフォームに降りると、肌寒さに驚きました。まだ、桜が咲いているくらいなので当然なのでしょうが。



更に北上し、新青森駅に到着した頃には日没(18:39)寸前であり、空が暗くなってきました。この新青森駅から北方へ伸びる線路は北海道新幹線として新函館方面に延伸される予定です。



この新青森駅は立派なものですが、その周辺の開発はまだこれからと行った状況です。



夕食時となっていたので、1時間の待ち時間を利用し、海鮮丼を食べることにしました。



あとは次の目的地である函館へ向かうため、スーパー白鳥33号に乗ります。



 2時間後、すっかり暗くなった函館駅に到着しました。冷たい強風が吹き、肌寒いどころではなく、晩冬のような寒い夜でした。(5/2の函館の最高気温/最低気温は11℃/5℃でした。)

結局、新幹線を鹿児島中央から新青森まで走破するのに、日出から日没までの時間が必要となりました。また、日本列島が南北に長いことをその気温と桜で痛感した一日でした。
明日(5/3)は函館観光を半日行い、新千歳空港から大阪へ戻ります。さてさてどうなることやら。

追伸、新幹線走破の様子は動画で編集する予定です。

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