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2007年7月22日日曜日

宮島へ遊びに行く(番外編)~第12回路面電車まつり(広島電鉄)編

広島駅の急行みよし(2007年6月9日)

さて、わざわざ大阪から三次経由で”急行みよし”に乗って、広島に来る弟と合流するため、獅子岩展望台から広島駅に向かいました。”急行みよし”は2007年7月1日のダイヤ改正により廃止されました。
弟と合流した後、ホテルのチェックインを済まし、翌日の路面電車まつりに備えました。


第12回路面電車まつり入口(2007年6月10日)

浴衣祭りである”とうかさん祭り”と並び、すっかり広島電鉄の”路面電車まつり”は広島の初夏の風物詩となった感があります。今年はたまたま6月10日の路面電車の日に開催されました。この路面電車の日は1995年(平成7年)の広島で開催された第2回路面電車サミットで制定されたもので、路面の路(ろ;6)と電車(てん;10)の語呂合わせから6月10日に決定されました。6月10日近くになると、日本全国で路面電車利用促進のためのキャンペーンやイベントが行われます。この”路面電車まつり”もそのイベントの一つです。
おっさん2人は広島電鉄本社のある千田車庫に到着し、会場にはいることにしました。


グリーンムーバーmaxと被爆電車(2007年6月10日)

おっさん2人は展示されたグリーンムーバーmaxの中でパンフレットを見ながら、休憩していると、会場内でスタンプラリーにより先着1000名に記念品がもらうことができることがわかりました。
『スタンプラリーやってみよか。』
「でも、記念品やからそんなええもんもらわれへんやろ。」
『先着1000名やから、それなりのものなんとちゃうん。』
ともかく、グリーンムーバーmaxと被爆電車の近くにあるスタンプを押すことにしました。


元神戸市電582号(2007年6月10日)

会場を歩き、千田車庫の工場の一角に行列を見つけたので、その最後尾に並ぶことにしました。しかし、いつまで経っても行列が進まないので、おかしいと思い、
『おい、悪いけど奥の方の建物の方、見てくれへんか?』
弟に対し、そう言い、しばらく待つことにしました。その間、撮影したのが、上写真の元神戸市電車両です。
「おーい、お兄さん。そこちゃうわ。こっちこっち。」『やっぱり。』
よく見ると、その行列はつり革製作を待つ人のものでした。


工場内の無蓋貨車(2007年6月10日)

工場の中のスタンプを押すため、順番を待っていると、上写真の無蓋貨車(屋根のない電動貨車)がありました。この無蓋貨車は元大阪市電の1601形です。


第12回路面電車まつり・変電所内(2007年6月10日)

被爆建物である変電所前のスタンプを押した後、変電所内部に入りました。この変電所内部で、電車運行状況表示装置を見、電車の分岐の仕方を職員かボランティアの方がトロリーコンタクターとICカードを用いて懇切丁寧に説明して頂きました。ちなみに、トロリーコンタクターを最初に用いたのは大阪市電とのことです。(やるな~、大阪市交通局。)
最後に、会場入口付近のスタンプを押すために、入口の方向におっさん2人に向かいました。
「しかし、次のスタンプって、最初に押すもんとちゃうん?」
『そうかもしれけど、気づいたのついさっきやからしゃーないやん。』


第12回路面電車まつり・記念パセオカード
(上パセオカードのクレジット:(C)2005TOMYTEC イラスト/みぶなつき)

会場入口付近に近づくと、その物品販売店に上のパセオカード(広島地区のバス共通カード)をおっさん2人が発見。
『…鉄道業界もいよいよ”いわゆるひとつの萌え要素”を入れてきたか。』
「萌えカード買っとこ。」
ということで、おっさん2人は関西では使うことができないパセオカードを1枚ずつ購入しました。さすがに、観賞用・保存用・布教用という同じものを3枚買う”こなた買い”はしませんでした。ちなみに、この鉄道むすめの公式ウェブサイトはこちらで見ることができます。


第12回路面電車まつり・記念フォルダ

無事にスタンプを押し終わり、おっさん2人はゴールの総合受付で記念品を受け取ることができました。その記念品が上のフォルダです。
「結構ええやん。」『良かった、使えるもので。』
「何や、使えんものをもらったことあるように聞こえるけど。」『気のせいやろ。』と、おっさん2人が会話しながら、路面電車まつり会場を後にしました。
次回の旅日記の予定は未定ですが、2006年秋に関西大手私鉄の車庫を訪問しましたので、その話題について始めるつもりです。

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