ヘッダーのタイトルイメージ

2009年8月18日火曜日

闘竜灘に行きました。(8/8)

加東市・闘竜灘・その1(2009年8月8日)

正確には西脇市ではなく、南隣の加東市の話題です。丹波市から播磨灘に流れる兵庫県最大である加古川には闘竜灘という名勝があります。この闘竜灘は幕末の詩人梁川星巖の七言絶句によりその激しい水の流れが巨龍の躍動に似ていることから、名付けられました。
上流である西脇市で加古川、杉原川及び野間川が合流し、川幅が最大で約100mまで広がった後に、闘竜灘で突如現れる巨大な岩場により、川幅が一気に約15mまで狭まるため、激しい水の流れになります。
また、日本一早い鮎漁解禁がされる場所でもあり、飛び鮎の名所としても知られています。


加東市・闘竜灘・その1(2009年8月8日)加東市・闘竜灘・その2(2009年8月8日)

闘竜灘上流にある橋からの写真です。右が闘竜灘、左が1872年(明治5年)に開削された堀割水路です。江戸時代までは上流で伐採された松、杉及び檜を筏で下流へと運んでいたものをこの闘竜灘上流側で解体し、1本ずつ滝落としにかけ、下流側で再び筏として組み直していました。その手間を省くため、造られたのが堀割水路であり、これにより組み直すことがなくなり、堀割水路を通り、下流へ直通することができました。


加東市・滝寺荘・鮎定食(2009年8月8日)

闘竜灘のすぐ横にある滝寺荘では鮎づくしの定食があります。内容はご飯、味噌汁、漬け物に加え、鮎の塩焼き、フライ、甘露煮及び南蛮漬けとなっており、最後にリンゴのシャーベットが出てきます。非常に美味しかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿