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2009年9月13日日曜日

お盆休み・九州縦断の旅(本章その5)長崎市内編


一夜明け、早朝に目覚めた私は近くにある出島まで散歩しました。鹿児島、熊本と晴れが続いていましたが、まるでこの日の厳しい旅路を暗示するかのように、長崎は今にも雨が降り出しそうな曇り空でした。



長崎市内での目的、「Tramway Killer号」の第3のターゲット、長崎電気軌道の全併用軌道並走を始めました。今回は鹿児島、熊本の反省をもとに、カーナビには頼らず、長崎市内を回る道路を頭にしっかりたたき込んで、臨むことにしました。
長崎は鹿児島や熊本と異なり、狭い道路に軌道敷があるところが所々あり、鎖国時代に日本の玄関口であった出島の前の道路では軌道敷内を走行しました。なお、ここでは自動車は軌道敷内進入可となっています。



また、トンネルではないですが、トンネルのような場所も走行しました。



しかし、基本的に長崎は道幅の広い道に軌道敷が敷設されているので、走りやすい道路が多いです。



たまに、こういうことも生じます。同じ車線上に大型の路線バス、軌道敷には路面電車に止まられると、前の様子がほとんどわかりません。



ここは長崎の中心部、浜んまちにある観光通電停です。朝早く走っているので、あまり人がいませんが、昼間以降は人でいっぱいになります。



その観光通電停のすぐそばにあるベルナード観光通りは午前10時以前は自動車通行可だったので、通りましたが、商店街を車で通行するのはやはり緊張します。



ベルナード観光通りを出て、中島川沿いの併用軌道では、左前方には駐車している車、右前方には5系統石橋行路面電車、右隣には4系統正覚寺下行路面電車がおり、前方の狭い範囲を右の路面電車に気を配りながら通り抜ける羽目になりました。ふ~、やれやれ。(こんなところに車を駐めるな!!!)
とにかく、長崎電軌の全併用軌道を無事に並走しました。時間も頭に道をたたき込んだこともあり、比較的早く終えることができました。
こうして、長崎を後にしましたが、実はここからがこの旅でもっとも過酷なドライブとなりました。
断章その3に続きます。
(注)
上記の自動車内より撮影した写真はいずれもビデオで録画したものを後日、静止画としてキャプチャーしたものです。

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