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2014年4月28日月曜日

年末年始旅行(2013~2014年)(16)大阪軌道・阪堺電気軌道編

2013年の大晦日は阪堺電車の前面眺望撮影を行いました。まず、南海本線で羽衣駅に向かい、そこで用事を済ませた後、再び南海本線に乗り、浜寺公園駅で降り、徒歩で阪堺線浜寺駅前に行きました。
こちらにその前面眺望の動画をアップして、今回の記事を記述しようとしましたが、編集する時間がとれないため、元動画からキャプチャーした写真をアップすることにしました。
まずは上図のように、浜寺駅前駅から天王寺駅前駅までのいわゆる天浜運転の上り電車に乗車し、前面眺望を撮影しました。

浜寺駅前駅からはしばらく新設軌道(いわゆる専用軌道)が続きます。南海本線をオーバークロスした後、住宅地の間を阪堺電車は走行し、御陵通の交差点(御陵前交差点)で路面電車専用レーン(センターリザベーション)が設けられた大道筋の併用軌道に入ります。
御陵前交差点を越えると、堺の環濠である土居川の上を通り、堺市の旧市街地に入ります。大道筋は堺市旧市街地を南北に貫く中心的な道路であり、この道は戦後復興の際に幅員50mの道路となりました。(このため、与謝野晶子の生家跡が道路になりました。)
上写真はもう一つの東西を貫く中心的な道路である大小路との交差点付近の写真です。この大小路が明治以前の摂津国と和泉国の境界線でした。ただし、周りの建物がそれほど高くないので、空が広く見えています。
なお、大小路は大道筋に比べると、幅員は狭く、むしろその南側にあるフェニックス大通が幅員が広くなっています。ただし、フェニックス大通は大道筋同様、戦後復興の際に作られた道路です。

堺市の旧市街地を抜けると、再び新設軌道となり、大和川を越え、大阪市内に入ります。大和川橋梁から細井川駅付近までは新設軌道のままですが、住吉大社が近づくと、再び併用軌道上を走るようになります。ただし、堺市内と異なり、狭い道路上の併用軌道となります。
なお、上の写真は住吉大社前の住吉鳥居前駅です。新年三が日の準備のため、恵美須町・天王寺駅前方面(進行方向)の安全島の手前に降車用仮ホーム、浜寺駅前方面(進行と逆方向)の乗車用仮ホーム及び参拝客が軌道敷に入らないようにするための仮柵が既に設置されています。

住吉大社の前を過ぎ、住吉駅までくると、阪堺線と上町線との平面交差箇所となります。前方から我孫子道行きの161形が入れ違いをしようとしているところです。この電車は天王寺駅前行きのため、右方向に曲がる連絡線を経由し、上町線に入ります。

上町線では新設軌道、併用軌道、新設軌道及び併用軌道と交互に通ります。閑静な住宅地を通った後、あべの筋の併用軌道を走行しているのが上の写真です。前方には高さ300mのあべのハルカスが遠くに見えています。その高さは同じく遠方にみえるハルカス手前にある阪神高速14号松原線の高架橋と比較するとわかると思います。

そのあべハルカスがある天王寺駅前駅の様子です。あべの筋の道路の拡幅準備はかなり進んでいるようで、上町線が道路中央に移動すると、片側3車線の広い道路になります。
ただ、大道筋と異なり、幅員40m及び周りに高層の建物があるため、空が広く見えるかはわかりません。


天王寺駅前駅を降り、そのまま大阪市営地下鉄・天王寺駅まで歩き、御堂筋線で動物園前駅、堺筋線で恵美須町駅に進み、でんでんタウンこと日本橋筋商店街は無視し、そのまま阪堺線の恵美須町駅まで徒歩で南下しました。

阪堺線・恵美須町駅でモ701形を待ち続けたため、かなり時間が経過しましたが、前面眺望のための位置取りには成功しました。

ルートとしては上図の恵美須町駅から我孫子道駅へ南下するものです。

再び住吉に戻ってきましたが、正月三が日の屋台設営が着実に進んでいました。
このまま我孫子道まで乗車し、恵美須町~我孫子道間・下りの前面眺望の撮影を終了させました。
この後、弟のどりあん邸に戻り、石津川駅周辺にあるびっくりドンキーで食事をした後、再びどりあん邸に戻り、年越しをしました。
翌日は住吉大社に初詣した後、両親の実家のある徳島に向かいます。

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