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2009年11月5日木曜日

2009年白銀週間(9/22)・終章 ~ 新日本海フェリー編 ~


札幌での目的も果たし、いよいよ今回の旅の最終目的である新日本海フェリー乗船を残すのみとなりました。札樽自動車道を軽快に抜け、青函フェリーの時とは異なり、余裕で小樽港フェリーターミナルに到着しました。
この小樽港フェリーターミナルはレストランや土産ショップ等の施設があるだけでなく、展望風呂も備えています。時間も余ったので、5階に向かい、展望風呂に入ります。フェリーの乗客には割引があるので、チケットの半券を持つようにしてください。



2時間弱ほどして、ようやく乗船することができました。フェリー内に車を駐めるのは九州縦断のときにも経験していたので、比較的落ち着いて行えました。この日の船は「あかしあ号」です。
小樽の街の灯を見ながら、北海道を後にします。



ここで船内の一部を案内しましょう。まず、エントランスロビーです。(用いた写真は時系列的には前後していますが、お許しください。)乗船したときには必ずここを通ります。乗客は4階、5階及び6階となります。私は2等客室なので、主にこの4階にいることになります。ちなみに、1等客室や特等客室は5階、6階にそれぞれあります。



ロビーの階段を上り、5階に上ります。5階には大浴場、レストラン、グリル、プロムナード、カフェ及びオープンデッキといった共有のスペースがあります。上の写真はプロムナードで、テーブルや椅子が設置され、自由に使うことができます。ここでパソコンを使用している人や読書をしている人をよく見かけました。ロビーの階段から船尾側の船体右側の位置にあります。



プロムナードから更に船尾側に進むと、カフェがあり、さらに進むと上の写真のオープンデッキに出ます。



レストランはプロムナードと反対側、つまりロビーの階段から船尾側の船体左側の位置にあります。このレストランからオープンデッキに出ることはできますが、オープンデッキからレストランには入ることはできません。ここで、朝食、昼食、夕食を取ることになります。なお、朝食はバイキング形式、昼食及び夕食はカフェテリア形式となります。また、プロムナード側にはグリルがあり、こちらは予約制のコース料理が用意されているようですが、庶民にはなかなか手を出しにくいですね。



23:30に小樽港を出港すると、すぐ寝てしまい、翌日は日の出前に目が覚めました。そのため、オープンデッキに出て、朝日を撮ることにしました。上の写真の島は大島で北海道松前半島の沖に浮かぶ島です。



フェリーの上では時間をもてあましてしまい、客室で寝ているか、レストランで食べているか、オープンデッキで景色を見ているかでした。しかも、見える景色は絶海の日本海を航行しているので、海しか見えません。(まあ、ここで不審船が現れても困るのですが、)



そうしているうちに、日の入りの時間になりました。やはり、オープンデッキで夕日を撮影します。



暗くなると、景色もろくに見えなくなるので、客室で横になっていましたが、しばらくすると、陸地の灯りが見えてきました。舞鶴港はもうすぐです。
舞鶴港に到着したのが、21:00頃です。実はこの旅の最後の正念場が舞鶴港から西脇の自宅までの行程です。序章でも述べましたが、舞鶴若狭自動車道は途中まで対面2車線の上、カーブが多い道路です。しかも、夜なので、真っ暗です。また、行きとは異なり、途中から国道175号線を進みます。この国道175号線は明石市から舞鶴市を結んでいる一般国道で、関西地区西部の瀬戸内側と日本海側を結んでいるため、トラック街道となっています。道路自体は十分に整備されているので、走りやすいのですが、トラックが多く通るので、注意する必要があります。高速道路を降りた直後から、西脇市中心部手前の黒田庄まで、ずっとトラックの前を走る羽目になりました。



国道175号線を離れたため、トラックからようやく解放され、自宅近くのスーパーまで戻ってきました。このとき、23時頃になっていました。翌日は当然仕事なので、早く帰ってゆっくりと寝ることにしました。
お盆休みの九州縦断の時に比べると、距離は大幅に伸びたもの、それほど疲れは感じませんでした。ちょっとは運転に慣れたのかもしれません。結局、お盆休みとシルバーウイークで鹿児島から西脇経由で小樽まで自動車で走行してしまいました。
おかけで、旅気分は十分満喫することができました。ただし、鉄分が少なすぎるのが少し不満ですが、それは別の機会に補うことにします。

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