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2012年5月7日月曜日

2012年黄金週間・第6日目(5/3)

いよいよGWの後半です。今回は西脇に来ていた母を徳島に送るついでに、徳島市で開催されているマチアソビvol8に行くことにしました。
このマチアソビは2009年4月に開設されたufotable徳島スタジオがプロデュースするイベントで、2012年現在では年2回のペース(5月、10月)で開催されています。



ということで、西脇市から国道175号線で南下し、三木小野ICより山陽自動車道に入り、神戸淡路鳴門自動車を経て、徳島に入ります。
母を実家にまず送り、徳島県藍場町駐車場に車を駐め、会場のひとつである新町川水際公園へ向かいます。



新町川水際公園にはNPO法人新町川を守る会が運営しているひょうたん島クルーズの乗船場があります。このひょうたん島とは上の地図中央にある北を助任川、南を新町川に囲まれたひょうたん形をした中州であり、この中州には徳島城址、徳島市役所、JR徳島駅があり、徳島市中心部の主要施設があります。
ひょうたん島クルーズでは上の地図の逆滴形の印から出発し、時計回りでひょうたん島を回ります。
また、このマチアソビの期間中はひょうたん島クルーズ「橋の下美術館」として、ひょうたん島に架橋されているいくつかの橋梁の下に様々な作品の大きなイラストが展示されています。このため、ひょうたん島周辺の徳島市街の風景を見るだけではなく、橋の下にあるイラストも鑑賞できるのが特徴です。




マチアソビ開催のため、このひょうたん島「橋の下の美術館」 の船が次々と着岸していましたが、乗船を希望する人が多く、行列が桟橋からあふれ、河岸まで伸びていました。
約1時間後、ようやく乗船することができました。上写真の船に乗り、いよいよ出発します。
♪~波をちゃぷちゃぷ ちゃぷちゃぷかきわけて~♪、船は漂流しないひょうたん島周回を始めます。
この「橋の下美術館」において、イラストが展示されている橋梁はひょうたん島クルーズのめぐった順に春日橋、 佐古大橋、三ツ合橋、前川橋、西の丸橋、助任橋、徳住橋、中洲みなと橋、富田橋の9つです。




これらの橋のうちのひとつである助任橋の下に入ります。河口部にあるため、潮の干満により、水位の高さが変化するため、橋によってはぎりぎりの場合がありますが、助任橋では余裕があるようです。


実際に助任橋ではこのような感じでイラストを見ることができます。



中州みなと橋のFate/Zeroより目から血の涙を流すセイバーをアップしましたが、光の加減でわかりにくくなってしまいました。
きれいな写真は下記のアドレスをご参照ください。
http://gigazine.net/news/20120504-underbridge-museum-machiasobi8/

この「橋の下美術館」は2007年に徳島青年会議所50周年記念事業として始まったもので、アニメイラストとは関係なく、「トクシマ橋の美術館」として始まったもののようです。2010年、2011年および2012年のGWに開催されたマチアソビではこの企画をアニメイラストに展開したもののようですね。

この「橋の下の美術館」は企画としては大変面白いと思います。普段、川や堀から市街地を見ることは滅多にないので、元々水上クルーズは面白いとは思っていました。だからこそ、堺市や広島市での水上クルーズにも乗船したのですが、町並みは高度経済成長中の上海のような町でもなければ、(季節の変化を楽しむことはできますが、)なかなか変化しないものです。これに大きな絵画やイラストを橋の下に設置し、橋の下から見る趣向にすれば、絵画やイラストは変えることができるので、繰り返し乗船する顧客が生まれる可能性があると思います。なお、この水上クルーズは基本無料で、保険料として200円徴収されているだけではありますが。



終点近くになると、進行方向の手前に川面、その背後に徳島市中心地の建物群、そして背景に眉山が見えるようになります。
この眉山は徳島のシンボル的な山で、徳島市内のどこから見ても眉にような形に見えるということで、眉山と名づけられたようです。



さて、30分程度のクルーズが終わり、駅前のCoCo壱番屋で阿波尾鶏のささみカツカレーを食べた後、JR徳島駅に向かいます。




JR徳島駅ではマチアソビのJR四国の記念入場券が販売されていました。アニメと鉄道もので攻められると、オタクな鉄ちゃんには購入を否定することはできません。(前回はそのためにエレキギターまでやることになったのですからね~。)



また、アニメ関係の店舗やゲームセンターのある駅前のポッポ商店街も会場のひとつとなっており、美少女ゲームの衣装や原画展、カードゲーム対戦、 漫画の原画等の展示ブースになっていました。



その中にフィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーがあり、先ほどから何度も登場しているFate/Zeroのセイバーが駆る1/1スケールのセイバー・モータード・キュイラッシェが展示されていました。ちなみに、見るだけではなく、乗ることもできたので、乗ってしまいました。



再び、新町川水際公園付近に戻りました。新町川水際公園の対岸にはしんまちボードウォークがあり、河岸を木板の歩道で整備されています。普段の様子はよくわかりませんが、上の写真の白いテント屋根の下には多くのアニメ関連ショップが開店していました。また、このしんまちボードウォークに接してufotable cafeがあり、お客さんでいっぱいでした。



新町川水際公園のふれあい橋付近にはコスプレ衣装に着替える場所が設置されており、この公園内には10~20人に1人の割合で紫や青といったカラフルな髪の色をした主に制服姿の衣装を着た人が歩いていました。



新町川水際公園を後にし、眉山ロープウェイで眉山に登ります。
過去も含め、マチアソビ期間中には特別バージョンとなっており、声優の方々がアナウンスをされています。今回はFate/Zeroより大塚明夫さん(ライダー役)と浪川大輔さん(ウェイバー・ベルベット役)が役を演じながら案内していました。
これもなかなか良い企画だと思います。このアナウンスを聞くためにロープウェイに乗る顧客が出てくるわけですからね。



眉山山頂に到着しました。眉山山頂には送信施設があるため、塔がたくさんあります。こちらは徳島唯一の民放である四国放送の送信施設を見ています。
ちなみに、前述のように徳島には民放は日本テレビ系列の四国放送しかないため、徳島市内では近畿広域局のTBS系列の毎日放送、テレビ朝日系列の朝日放送、フジテレビ系列の関西テレビ、大阪府域局のテレビ東京系のテレビ大阪および兵庫県域局の独立U局のサンテレビが視聴できます。どうして、徳島は西脇より多く見えるんじゃ。



先ほどの写真とは反対方向にはタジン鍋のような形状が特徴的なパゴダ平和記念塔、その背後にはNHK徳島の送信施設が見えます。



眉山からは徳島市街を一望でき、吉野川、淡路島及び大鳴門橋も見えます。対岸の本州の紀伊山地が見える場合もあります。



眉山ロープウェイの往復乗車券により、サイン入り色紙をもらえるということなので、ライダーのものをいただきました。
この後、日没時間が近づいたこともあり、実家に戻ることにしました。
翌日も弟のどりあんとともに、マチアソビに参加します。

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