涼宮ハルヒの憂鬱の「ミステリックサイン」「孤島症候群(前・後編)」の3話が既に放送され、次に新作の「エンドレスエイト」が放送されるかもしれないというときに、「笹の葉ラプソディ」の話題をするのも遅いとおもいますが、なにぶん転居の影響がありましたので、ご勘弁をお願いします。
さて、富山・高岡に小旅行に行くため、夜行バスに乗っている間の5/22の0:40にサンテレビで「笹の葉ラプソディ」が放送されました。この「笹の葉ラプソディ」は主人公であるキョンが朝比奈みくるとともにある年の七夕から3年前の七夕にタイムトラベルし、「涼宮ハルヒの憂鬱I」で谷口が語った東中・校庭落書き事件を中心に、トラブルが発生したものの無事に元の年の七夕に戻る話であり、今後放送されると思われる新作の重要な伏線が詰まった話でもあります。
3年ぶりの新作について、個人的には満足しました。時間の尺の都合もあり、いくつか原作にあった台詞が抜けていますが、キーとなる台詞は残っているので、問題ないと思います。また、やや絵の雰囲気が変わったような感じを受けましたが、細かな動きも描かれており、十分許容範囲と思います。また、キャストも1期と同じであり、キョンの語りが相変わらず良かったですね。
また、よく見ると、未放映の伏線らしき画面もあったり、また、古泉曰く、機関が注目しているのは(チェスの)クイーン(に相当する存在)であるという場面でチェスのクイーンの駒とキョンがフレーム内に収まっているのも興味深いですね。キョンはクイーン(=女性、涼宮ハルヒ)と解釈したようですが、おそらく、古泉はクイーン=キョンであると言及していると思われます。いずれにしても今後の放送が楽しみです。
新エンディングについても、ユニークなものではなく、正統なものですが、いいと思います。1期のダンス付きのエンディングと同じようなものをしても、面白くはないですからね。
なお、「盲腸線の旅」の著者としては、作中の阪急甲陽線のパンタグラフが異常に大きかったのが少し気になりました。(さらに、詳しくみると、実際の甲陽線のパンタグラフは甲陽園駅側にあると思いますが、作中では夙川駅側にあるのも少し気になりました。)
いよいよ、今週「エンドレスエイト」が放送される、はずです。繰り返される8月後半をどう描くのかが楽しみです。
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