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2014年2月8日土曜日

東京が銀世界に覆われています。

今日の東京は朝から降っていました。13年ぶりに大雪警報が発令されたと言うことで昼過ぎに駒込駅に降りると、既に雪が積もっていました。

山手線も白く雪化粧された軌道上をゆっくりと進んでいました。この間も比較的乾いた雪が降り続けていました。

駒込で要件を済ませ、外に出ると、積雪が既に10cm以上となっていました。そのため、主要道路を除くと、道が真っ白となっていました。積雪は年末に訪問した福井と同じぐらいですが、雪の備えをしている福井と異なり、除雪車がなく、雪を融かすスプリンクラーが道路に設置していない東京では除雪する手段がなく、歩くことが福井の時より困難でした。
19時になった頃、鉄道運行状況を見ると、見事に赤と橙で埋められており、首都圏の鉄道が麻痺しつつあることが感じられました。

大塚駅に向かい、都電荒川線の様子を見てみると、雪によるポイント故障により全線で運転を見合わせ、復旧のめども立っていないとのことでした。このため、7000形が大塚駅前電停の早稲田方面ホームで立ち往生していました。しかし、その姿はとても都内の路面電車とは思えませんでした。

大塚駅前電停より少し早稲田より軌道ですが、すっかり真っ白になっており、どこがポイントかわからなくなっていました。札幌市電や函館市電のようにササラ電車がなく、また富山地鉄や万葉線のように除雪車もない状況では致し方ないところでしょう。

仕方がないので、JR山手線の大塚駅に戻りました。強い風雪がプラットホームに吹きすさぶ中、JR東日本の職員の方がホームを除雪し、ホームドアが開閉できるように雪を取り除いていました。
印象的なのは、職員の方が「ここが大塚とはとても思えねえ。」と言ったことです。確かに都内都心部の駅の光景ではないと私も思います。

池袋駅側から大塚駅に進入する山手線外回りのE231系500番台の様子を動画で撮影しましたが、着雪により架線とパンタグラフの間でスパークが多数発生しているのが認められます。また、よく聞くとわかりますが、内回りにはひっきりなしに電車が入ってきており、まだプラットホーム上に電車が停車し、ホームドアを閉めようとしているところにもかかわらず、次の電車の到着案内が始まっています。

上の動画で撮影した山手線外回り電車に乗ることにしたのですが、品川駅での電車故障により大塚駅で20分以上停車することになってしまいました。その間、「抑止」という表示がされていました。内回り電車を10本程度見送った後、出発しましたが、今度は巣鴨駅で10分ほど足止めされました。今度は駒込駅でホームドアが故障し、先行する電車が停車しているとのこと。
JR東日本の情報を乗客に細かく伝えてくれる姿勢には感心しますし、ありがたいことなのですが、雪による不可抗力のトラブルが続くと、さすがに苦笑せざるを得なくなります。しかも、この山手線電車は69分以上遅れているとのこと、つまり、周回遅れになっているということなので、余計にそう感じました。

この天候は9日未明まで続くと言うことなので、明日早朝の首都圏の状況が気になるところです。しかも、明日は東京都知事選挙です。期日前投票をしていないので、積雪の中、投票しなければなりません。とほほ。

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