今回はドライブルートのE地点から宿泊地であるJ地点までが対象となります。では、E地点以後について述べます。
E地点以後の国道241号線はかなり曲がりくねった道が続いており、車を運転するのが好きな人にとっては運転しがいのある道でした。
弟子屈町の中心部を通りぬけ、北海道道52号線に入ります。上り勾配のある道を登り終えてしばらくの場所に摩周湖第1展望台があります。
摩周湖は日本一の透明度をもつ湖であり、世界でも第2位の透明度を持っています。(世界一はロシアのバイカル湖)。摩周湖はその水深の深さによる水の青さと湖岸のほとんどが断崖絶壁となっているため、独特な雰囲気をもった湖です。
摩周湖第1展望台以外に摩周湖第3展望台(第2展望台は閉鎖)及び裏摩周展望台がありますが、時間がないので、北海道道52号に沿って、川湯温泉に向かいます。
川湯温泉の途中にはアトサヌプリ(別名、硫黄山)がありますが、今回は通過します。ちなみにアトサヌプリとはアイヌ語で「裸の山」ということで、文字通り草木は生えていませんでした。
川湯温泉の泉質は低張性酸性高温泉(酸性明ばん緑ばん泉)であり、緑ばんこと、硫酸鉄(II)が青緑色をしているため、湯の色が緑色をしています。
川に温泉が流れ込んでいるため、川からは湯気が出ています。また、川湯温泉は強酸性硫化水素を含んでいるため、ほのかに香る硫化水素の匂いがし、また、強酸性(pH1.6~1.9)なので、川の水は酸性に偏っています。
日没までに屈斜路湖に行きたかったので、すぐに出発します。
湖岸を掘ると湯が湧き出すことで有名な屈斜路湖畔の「砂湯」にやって来ました。写真では日本最大の湖中島である中島が見えています。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖であり、世界でも第2位の大きさを持ちます(世界最大はインドネシアのトバ湖)。屈斜路湖のある屈斜路カルデラは九州・阿蘇山のある阿蘇カルデラも大きい、日本最大のものであり、周囲には火山が存在します。
砂湯を離れた後、日没をむかえ、屈斜路湖畔の国道243号線を走り、美幌峠を越え、北海道道122号線を進み、2日目の宿泊地、北見市に到着しました。
北見市ではジンギスカンを食べ、北海道気分を満喫しました。
北見市ではジンギスカンを食べ、北海道気分を満喫しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿