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2010年8月29日日曜日

第5回へその西脇・織物まつりの織物感謝祭に参加しました。

普段は休日の旅行記という感じの当ブログですが、今回は休日ではありますが、公務に関することです。
西脇市は播州織という先染織物の産地にあります。播州織という名前からは伝統織物というイメージがつきまといがちですが、決してそうではなく、カジュアルシャツやドレスシャツに用いられる、シャンブレー(経糸が色糸、緯糸が晒の白糸)、ストライプ柄やチェック柄等の近代工業による織物です。また、先染織物とは、あらかじめ染色された糸を用いて、製織した織物のことです。それに対し、紡績された糸を製織し、その後に精練漂白、染色(プリントも含む)した織物を後染織物といいます。
2010年8月8日(日)に織物感謝祭の神事が行われるとのことで、それに播州織産地の主要業者の代表のひとりとして、参加することになりました。



織物感謝祭が行われる機殿神社です。普段は静かで小さな神社なのですが、色々と飾りづけられています。
ところで、この織物感謝祭、真夏の8月になぜ行われているのか、少々疑問に思ったので、たまたま駐車場でお会いしたお隣の工場長にお聞きしたところ、5月に行われていたものをへその西脇・織物まつりに合わせ、8月に開催されるようになったとのことです。



機殿神社の場所は上地図のとおりです。



神事には播州織産地の名だたる名士が集まり、それに加え、西脇市、加東市両市長や市議会議長、衆参両議院の議員や兵庫県県庁の官僚も参加していました。
それにしても、私の職責って、ステータス高いのね。( ̄Д ̄;;
神事は染糸奉納、上写真にも写っている織機を使った製織の儀等が行われ、無事に終了しました。



神事が終わった後、機殿神社の上にある童子山公園では「へその西脇・織物まつり」のイベントが行われました。
この祭の後、西脇では謹直に過ごし、堺で羽を伸ばすことにしています。

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