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2009年7月13日月曜日
播州織物検査懇話会で山代温泉に行く(復路編)
翌日の日曜日、すっかり山代温泉で本物の温泉を満喫した後、予定通り白川郷を経由して帰ることになりました。やや曇り気味ですが、それでも良い天気なので、幸運でした。
白川郷へ行くために、白山連峰を抜けるスーパー林道を通ることになりました。料金所を通過すると、山間をくねくねと蛇行する道路が続き、よくもまあこんな道路を造ったのと感心しました。
標高が高くなると道路の片側が崖になっており、景色はよいのですが、少々怖い風景になっていきます。
結構な時間を使い、ようやく峠に着きました。峠にはお手洗いがあり、簡単な休憩がとれるようになっていました。ちなみに残雪がまだかなり残っていました。
上の写真のように峠からの景色を撮影する人が結構いました。
バスでまたしばらく乗り、山を下っていくと、白川郷に到着します。白川郷の合掌造りの集落が一望できる場所があり、上の写真はその場所から撮影しました。
さすがに世界遺産に登録されたこともあり、こんな山間部なのに、日本人ばかりでなく、欧米人もしばしば見ることができました。
上の写真は白川郷の合掌造りのうち、最大のものである岐阜県の重要文化財に指定されている明善寺庫裏です。ちょうど屋根を修理しているところでしたが、今回見学することにしました。
まずは高い階層部分から見学することにしましたが、様々な道具が展示されていましたが、今回は播州織物検査懇話会の旅行ですから、(綿とは関係ありませんが、)絹の原料である蚕の繭をアップしておきます。
色々と見学した後、最後に囲炉裏のある部屋を見ることになりました。合掌造りの家屋の囲炉裏には特徴があり、上写真の囲炉裏の上にあるチャコール色をした物体が必ずあるそうで、これは囲炉裏から発生する火の粉を屋根に移るのを防ぐものです。
白川郷の集落の見学も終え、バスに戻ろうとすると、加越能バスの文字が見え、びっくりしました。加越能バスは富山県・高岡市に本社があり、かつては高岡市の路面電車である万葉線を運営していた会社です。どうやら、高岡駅からはるばる路線バスが白川郷まで来ているみたいです。
白川郷を発つと、疲れのため岐阜県美濃市あたりから眠くなり始めました。そこから約3時間程度経過し、日が沈む直前にようやく中国自動車道・滝野社ICが近づきました。
それにしても、行く機会がないと思っていた白川郷へ行け、いつもとは違う旅だったので、有意義な旅行でした。
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