ようやく、長い船旅も終え、九州に上陸しました。早速、カーナビで桜島にある「さくらじま白浜温泉センター」を目的地とし、案内させました。私の予想とは異なり、どうやら鹿屋経由の国道220号線のルートではないようです。カーナビは県道513号線を勧めてきます。
よせばいいのに、私は今回もカーナビに従って桜島を目指すことにしました。
道を進んでいくとみるみるうちに、人家が少なくなり、明らかに山の方に進んでいます。どうやら、このカーナビ、8/12の第1課「大都市中心部走行教習」の次に、第2課「山道走行教習」を私にさせたいようです。
くねくね曲がった細い山道を登っていき、風力発電塔がいくつもある場所にやってきました。まだまだ、鹿児島湾までたどり着けません。
さらにヘアピンカーブをいくつも曲がり、ただでさえ細い道が工事中で余計に細くなっている道を通り過ぎた後、ようやく鹿児島湾と桜島が見えてきました。
鹿児島湾海岸沿いの国道220号線を南西方向に進み、いよいよ桜島に入ります。桜島の北側を進み。途中、大正時代の噴火で埋没した黒神埋没鳥居の脇を通過し、さくらじま白浜温泉センターに到着しました。
ここでは函館の谷地頭温泉同様、銭湯並みの価格で温泉に入ることができるのが良いです。
折角、桜島に来たので、桜島の4合目にある湯之平展望所に向かいました。桜島の南岳を見るつもりでしたが、あいにくの曇り空ではっきりとは見えませんでした。
湯之平展望所から今度は桜島の南側へ進み、大正時代の大噴火により、溶岩に飲み込まれた烏島埋没跡に向かいました。上の写真のとおり、ごつごつとした岩が辺り一面にあり、いかに大正時代の大噴火が凄まじいものかがうかがい知れます。
その烏島埋没跡の展望台から溶岩道路をみると、ごつごつした溶岩とそこから生えている植物により、日本ではない南国風の特殊な風景となっています。ちなみに、遠くには対岸の鹿児島市中心部が見えています。
ついに、鹿児島市中心部に向かう桜島フェリーの乗り場付近まで来ることができました。この桜島フェリーは鹿児島市船舶部が運営しており、24時間営業です。
桜島フェリーに乗り込み、いよいよ鹿児島市中心部に入ります。
本章その2に続きます。
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