上海虹橋美爵酒店(ホテル)での一泊目が終了し、11/22も前日同様いい天気に恵まれました。
ホテルの外観は上の写真の通りです。とにかく高さがあります。
このホテルは2階から最上階(確か28階ぐらいまであったと思います。)まで吹き抜けとなっており、上の写真のように宿泊した部屋(1220号室)がある12階から2階まで望むことができます。ちなみに、上の写真の2階部分は「汎亜風情餐庁(泛亚风情餐厅)」であり、今回のツアーでの朝食のお世話になった洋式バイキングのレストランです。西洋風のおかず以外に中華系、インド系、日本系、韓国系のおかずも結構あり、汎亜(全アジア)風情の餐庁(レストラン)の名前は伊達ではないようです。
レストランの入口で部屋番号を確認されるのですが、てっきり中国語で「房間号碼(房间号码)?」と聞かれると思っていたので、予想と異なり「Room Number?」と尋ねられ、「えっ!Y,Y,Yo. ちゃう、One-two-two-zero」と思考を中国語から英語に切り替えるのに時間がかかってしまいました。
レストランの味はというと、日本で宿泊したホテルも含め、美味しい部類に入る味でした。特にクロワッサンが良かったですね。さすが、フランス系のホテルです。
朝食も食べたので、近くの上海地下鉄2号線の類山関路駅(类山关路站)に徒歩で向かい、現在の東の終点である張江高科駅(张江高科站)へ向かいます。
さて、長堀鶴見緑地線とほぼ同じ黄緑色のラインカラーの2号線に乗り、張江高科駅(张江高科站)までやってきました。
駅を降りると、目の前には今風の路面電車が待っていました。しかし、張江有軌電車(张江有轨电车)は残念ながら、未だ試運転中で旅客営業を開始していませんでした。
「できれば、乗ってみたい。」そう思いつつも調試中(試運転中)なので、仕方がないかなと思っていると、K本さんが女性と子供が乗るところを見たらしいので、もしかすると乗れるのかと思い、2人とも車両のドアの前に立ち、ダメ元でドア開閉のボタンをポチッと押しました。そうすると、なんとドアが開き、中に入ることができました。内部は富山ライトレールのポートラムや万葉線のアイトラムに似ており、車窓を横に見るシートと車窓を背にするシートが混在する今時の超低床車の座席配置になっていました。
2人で内部にはいると、運転士があわててやってきました。「対不起、対不起(对不起,对不起)。○△※……。<申し訳ございません。(後は何を言ってるのかよくわかりませんでしたが、おそらく営業前なのでご乗車できません。のようなことを言っていたのだと思います。)>」「ああ、やっぱりあかんねやわ~。」と2人ともさっさと外にでました。
乗車を諦め、張江有軌電車をじっくりと観察することにしました。この張江有軌電車は従来の2本のレールと車輪で走る路面電車とは異なり、1本のレールとゴムタイヤで走るトランスロールというゴムタイヤトラムです。真ん中に案内軌条があり、電車の案内車輪により挟まれ、その進む方向を定める役割と架線から得た電気のマイナス側の役割を果たしています。
前面をよく見ると、ナンバープレートがあります。中国では路面電車もどうやら自動車と同じくナンバープレートが必要なようです。
わかりにくいですが、よく見るとゴムタイヤがあることがわかります。
話は逸れますが、堺市の場合、阪堺線というレールが標準軌(1435mm)、集電方式が架空線600Vの路面電車が走っているので、ネットワークを形成する意味でもこちらにすべきものだったのですが、これを検討している間に時間が経過し、現在のような計画中止の状況に陥ったのだと思います。
話は戻り、張江有軌電車を十分に堪能した後、世紀大道駅(世纪大道站)で千日前線とほぼ同じピンク色のラインカラーの6号線を撮影します。地下なのとホームドアの存在により先頭部分しか撮影できませんでした。
後述する観光スポットを巡った後、大世界駅(大世界站)で四つ橋線とほぼ同じ青色のラインカーラーの8号線を撮影し、帰路につきました。やはり、6号線と同様、先頭部分しか撮影できませんでした。
本来は9号線も撮影する予定でしたが、今回は見送りました。現在、上海は上海万博に向け、大阪万博開催前(1960年代後半)の大阪以上の地下鉄の建設ラッシュとなっていますので、またの機会があれば、新規開業路線も含め、撮影したいと思います。
次回は普通に上海観光スポットの話題です。
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