ほぼ、1ヶ月遅れとなりましたが、2009年のシルバーウイークの話題です。2009年は通常の年と異なり、9月にもシルバーウイークと呼ばれる大型連休があります。これは敬老の日と秋分の日の間に国民の休日が発生することにより生じたものです。シルバーウイークは5月の大型連休であるゴールデンウイークに対して、また、敬老の日を含んでいることに対して、名付けられたらしいですが、個人的には毎年必ずある5月の大型連休とは異なり、必ずしも毎年現れないこの希少価値の高い9月の大型連休については、プラチナウイークとした方が良いのではないかとも思います。とりあえず世間での通りがよいシルバーウイーク(タイトルでは黄金週間に対し、白銀週間としました。)と呼んでおきます。
ところで、2009年のゴールデンウイークは転勤の準備のため、ろくに出かけることもなかったため、シルバーウイークこそは遠出しようと思い、お盆休みの鹿児島~西脇間のドライブ直後に、西脇~北海道・小樽間のドライブを企画しました。今回は、お盆休みの反省もふまえ、北海道からの帰りにカーフェリーを利用することにしました。今回の主目的は「Tramway Killer号」による併用軌道並走とし、途中で、鶴ヶ城(福島県)、中尊寺(岩手県)、有珠山及び昭和新山(北海道)に立ち寄ることにしました。
さて、ルートとしては、次の通りとなります。
自宅(兵庫県西脇市)
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福井市内(福井県福井市)
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高岡市内(富山県高岡市)
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富山市内(富山県富山市)
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魚津市内・1泊(富山県魚津市)
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鶴ヶ城(福島県会津若松市)
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一関市内・1泊(岩手県一関市)
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中尊寺(岩手県西磐井郡平泉町)
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青森港フェリーターミナル(青森県青森市)
↓ 青函フェリー
函館港(北海道函館市)
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函館市内・1泊(北海道函館市)
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有珠山・昭和新山(北海道有珠郡壮瞥町)
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札幌市内(北海道札幌市)
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小樽港フェリーターミナル(北海道小樽市)
↓ 新日本海フェリー
舞鶴港フェリーターミナル(京都府舞鶴市)
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自宅(兵庫県西脇市)
さて、自宅を出発し、滝野社ICより中国自動車道に乗り、社PAで福井までのルートを考えました。名神高速道路を通り、近江地方経由で行くか、舞鶴若狭自動車道を通り、若狭地方経由で行くか検討しました。
高速道路情報によると、名神高速道路は中国豊中ICから約30kmの渋滞とのことなので、躊躇いもなく、舞鶴若狭自動車道を通り、若狭地方経由で行くことにしました。
舞鶴若狭自動車道は途中より対面2車線となり、カーブが多い道路でした。帰りはこの道を夜走行しないといけないと考えると、やや憂鬱気分でしたが、とにかく先に進みました。
舞鶴若狭自動車道は小浜西ICで終わっており、ここから北陸自動車道・敦賀ICまでは国道27号線を走行しました。そうしていると、三方湖の文字が見えたので、三方湖に立ち寄ることにしました。
本来であれば、三方五湖レインボーラインに乗り、三方五湖(三方湖をはじめとする5つの湖の総称)や若狭湾の風景を楽しむのが筋なのでしょうが、この日のうちに福井市、高岡市、富山市の4路面電車の併用軌道を並走する目的があるため、上の写真にあるように三方青年の家から三方湖を眺めるだけにしました。三方五湖は複雑な地形となっており、湖面や山が景色に重なり合い、眺めはきっといいでしょう。ちなみに、後日ウィキペディアで調べたところ、三方五湖は海とつながっており、その複雑な地形から海水と淡水の比率がそれぞれの湖で異なっているため、異なる青色に見えるということです。三方五湖レインボーラインにはまた行きたいと考えています。
再び、国道27号線に戻り、右手に見える山々に「あの山々の向こうに琵琶湖があるんだなあ。」と思いながら、敦賀経由で福井を目指します。
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