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2009年8月23日日曜日

続・旧鍛冶屋線跡を辿る(ほぼ8/8)・前編


前回の「旧鍛冶屋線跡を辿る」では市原駅跡から南下し、加古川線との合流駅である現在の西脇市駅(旧野村駅)まで向かいましたが、今回は逆に鍛冶屋方面に向かうことにしました。
まず、市原東交差点から北へ向かう遊歩道です。ここから鍛冶屋へ向かいます。



遊歩道を北上して、しばらくすると、羽安駅跡が見えてきます。



遊歩道は県道296号線と交差するところで終わり、鍛冶屋線跡は車道に変わり、北から西へと向かう方角を変えます。
ちなみに、この鍛冶屋線跡を利用した車道の家々をよく見ると、道路側に玄関のない家をたくさん見ます。これは廃線跡を利用した道路に面する家によく見られるものです。(つまり、通常、線路側には玄関は設けないので、鉄道から転換した道路に面する側には玄関がないことが多いわけです。)



上記の車道にはこのような電車(鍛冶屋線は非電化路線でしたが、)の絵が描かれており、鉄道があったことを示しています。この絵が出てくると、まもなく曽我井駅跡になります。



車道の右側にグリーンプラザが見えてくると、その手前が曽我井駅跡です。その場所には曽我井駅の駅名票があります。なお、上記写真と下の2枚の写真は8月23日に撮影したものです。



思い出の曽我井駅という内容の説明が駅名票の近くにあります。



国鉄時代の鍛冶屋線乗車キャンペーンのものが曽我井駅跡には残っていました。これはもう20年以上前のものなので、かなり色あせています。



この曽我井駅跡の近くには贈答品には喜ばれるクワムラ食品株式会社があります。
では、自転車に乗り、鍛冶屋線跡をさらに辿っていきます。後編に続く!!

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