今まで、主に各地の路面電車のある都市の訪問日記を記述したのですが、今回の旅行にとって、それらは経糸であり、特急を乗り継ぐというのが今回の旅の緯糸に当たります。函館から大阪まで乗り継いだ特急その他について述べたいと思います。
(札幌-函館は深夜バスで移動しましたので、除きます。)
まず、函館駅よりスーパー白鳥26号八戸行きに乗車しました。車窓を眺めると、(特に海峡線ですが、)北海道側は山が遠くに見えるだけで、建物が点在するものの、一面真っ白な原野が展開するだけでした。青森側も余り変化がなかったように見えました。
青森からは寝台特急日本海・大阪行きに乗車することになりました。実は寝台特急に乗車するのは初めてで、(寝台急行は何度かありますが。)この乗車と楽しみにしていました。
しかし、出発時刻の19:33になっても、列車は出発しようとしませんでした。青森駅のアナウンスによると、JR東日本の新幹線システム障害による東北新幹線の遅延に伴い、接続するリレー特急(スーパー白鳥)も遅延し、そのリレー特急の出発を待ち、寝台特急日本海が出発するとのことでした。
多少遅れても、寝台特急のことだから、すぐに回復運転するだろうと考え、富山にほぼ定刻通りに着くものと思っていました。しかし、山形付近で強風が吹いていたため、徐行運転を行ったとの事で、回復運転ができず、40分ほど遅れて富山駅に到着しました。ただし、富山駅で待つ必要がなくなったため、私にとってはかえって好都合でした。
富山から高岡までは普通車で向かいました。この北陸地方ではよく見かける寝台特急電車を改造した車両に乗りました。
高岡から福井まではサンダーバード32号大阪行きに乗車しました。移動する間にも天候が晴れたり、曇ったり、急に雨が降ったりとめまぐるしく変化していました。
福井駅から、しらさぎ64号米原行きに乗車し、米原駅に向かいました。この福井駅でしらさぎ64号は6分遅れとなっており、米原駅で接続するひかり430号とは4分しか余裕がなく(定刻で10分の接続時間)、米原駅での乗り換えが厳しいものになると予想されました。
ところが、しらさぎ64号の遅れは4分に縮まった上、小田原駅の人身事故による影響で、ひかり430号東京行きが10分遅れで到着し、余裕で乗り換える事ができました。しかし、この旅行で新幹線の事故の影響を2度も受ける事になるとは思いませんでした。ただし、どちらも私にとってはたまたま都合が良かったのですが。
このひかり430号は豊橋を停車後、新横浜まで降りる事ができなくなるので、少し緊張しながら移動をしました。
豊橋駅からはμチケットを購入し、名鉄の快速特急新鵜沼行きで名鉄名古屋に向かいました。このとき、中部国際空港に向かう家族(7名)と一緒の席になり、賑やかに神宮前まで過ごす事になりました。
名鉄名古屋駅から徒歩で近鉄名古屋駅に向かい、急いで速達型の特急券を購入しました。危うく、売り切れとなるところでしたが、無事に購入でき、特急近鉄難波行きに乗り、2時間強かけ、近鉄難波に到着しました。
近鉄難波駅を降り、乗っていたアーバンライナーNEXTは引き上げ線に入っていきました。
次回、この場所に来るのは引き上げ線の先にある阪神なんば線開通の時になると思います。
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